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[158] 最後の戦い 「2章 実力」
大志 - 2005年10月16日 (日) 23時22分


「対人戦は久々だな・・・」
シュンが呟く。

「よし、だったら俺達に任せと・・」
言いかけた瞬間、横に光が現れた。光の中から、アルタイルが
現れた。

「うぉっ!?アルタイル、あんた何でここが分かった?」

「ふぅ・・・。君達の気配を近くで感じてね。他の者達は、
 近くの村に集まってるよ」

「団長・・後は頼みます」
ハウトが珍しく人を頼った。

「分かってる。」
アルタイルは印を作ると、そこから人の背丈の何倍もある闇の
球体を作り出した。

「闇黒凝縮弾!」

闇のオーラで当たってない手下どもを倒し、球体そのもので
ボスをなぎ倒した。

「す・・・ 凄い・・・!市民の妹が同じ技使ってたけど・・・
 比べ物にならない・・・」

アルタイルは、手をパンパンと払うと、こっちだよ、と村へと
誘導した。

「あんなに強い人が味方なんて、心強いな」
シュンが言う。

「あれでも、『四翼』って言う傭兵団の団長だし。さ、俺達も
 行こう」

(『四翼』だって・・・?)
シュンは、何かを思い出したようにハッとした。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あ、ハウトに闇天さん。2人とも合流できたのね」
カペラが言った。

「で、そちらの方は・・・?」

「あぁ、こいつは俺の親友のシュンだ。」
シュンが頭を下げる。

「一応戦闘はできるから、安心してくれ。」

ある廃屋を借りているのだが、そこに12人も入ると辛い。

「お、ノラン。お前もこっちに来ていたのか」

「あぁ・・・。怪我は治ってないが、私だけ休んでいるわけにも
 いかないよ」

すると、アルタイルが紙を取り出した。

「これを見てくれ」

皆が大きな机の周りに集まる。窮屈だが・・・。

「私が1週間の間でつかんだ情報の結果だ。この地図は、教団
 の本城への道だ。この人数と実力なら、落とせない事は
 無い」

アルタイルがいつもと違って大胆な事を言うので、驚いた。

「まぁ、アンタは俺達の頭脳だからな。俺もあんたの言う事に
 賛成するぜ。」

「俺も、こいつと同意見だ。まだ、貴方達の事は良く知らないが
 こいつを信用するよ。」

「無論、私もだ。」

アルタイルが頷く。

「本城は、運の良い事に隣町の帝都から30分位で行ける。
 皆の用意が万全なら、明朝にでもここを発って、攻め落とそう
 と思うのだが・・・。」

反対意見は出なかった。アルタイルは、早速準備するよう促した

「そうだ・・・。大天使、ちょっと話がある。」

「何だ?」

「君のそばに居たあの女の子・・・。どうやら、ノラン達の
 軍が反乱する際、捕らえられたらしい」

小声で話していたが、思わず大声を出しそうになった。

「・・・本城にいるのか?あいつは・・・」

「多分、ね。本城に眠ってる神竜の力を本格的に呼び覚ますには
 彼女ほどの強い魔力を持ってないと・・・」

大天使は溜息をついた。

「あいつ、生まれつきそんな魔力持ってるから・・・」

「とにかく、明日全てが決まる。未来の未来・・・なんか変だが
 私達が守らねばならない」

大天使は真面目な顔で頷いた。

「私達がやらなければいけないんだ・・・」

そう呟くと、廃屋の外に出て行った。
その言葉に、違和感を覚えたのだった・・・。
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                         続く



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