投稿者:R. Doi
オオルリは背景や光線の具合で色が少し異なって見える。明る過ぎるとブルーの斑が大きくなりあまりきれいに見えない。これはオオルリの羽に色素があるわけではなく構造色の仕組みにより光の反射の仕方でブルーに見えるものであり、いわゆるCDやタマムシが構造色のため傾けると光のさしかたで色が変わるのと同じである。 4月に一羽のオオルリが場所を変えて止まるのを撮る機会があった。それぞれブルー系の中でも濃淡があるように見える。ところが話が少し複雑になるが同じ構造色と言ってもオオルリやカワセミの色はブルー系の範囲で変化しCDやタマムシのように赤や緑にみえるわけではない。なぜだろう?
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