宝塚野鳥の会

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  カワセミの本をみて

投稿者:R.Doi

「にっぽんのカワセミ」 2021年4月出版 カンゼン社 監修 矢野亮
 観察記録を中心に参考になったことを記す。
1.カワセミはツバメと同様、2回続けて繁殖することもある。雛が巣立つと親はすぐ次の繁殖準備。
2.餌をもらうのに行儀のよい雛たち。土の穴の入り口に近い雛が親から餌をもらうとお尻を入口のほうに向け排泄してから一番奥へ回り以下順番に餌をもらう。親は雛が小さい頃は小さな魚類、大きくなるに従い大きな魚を与える。
3.幼鳥は全体に黒っぽく足も黒い。巣立ちびなは親より体重が重い(単に膨れて見えるのではない)
4.ペリット:消化できなかった魚の骨、鱗、エビの殻は丸めて吐き出す。
5.1960年頃都会からいなくなったが1970年代都会へUターン(小魚の復活)
 水は必ずしも清くなくても環境整えば定住。
6.天敵は青大将のほかブルーギル、ブラックバスの放流(えさの小魚を駆逐するから)
7.頬の後ろの白い髭状のものは肩羽
8.カワセミは漢字で翡翠とも書くが中国では翡は雄、翠は雌。また翡は古語で紅色、翠は青い色。
9.古事記ではそにどり(カワセミ)として青の枕言葉として使われている。
10.繁殖期以外はオスとメスでも10m以内に止まることはない。

写真は番号関係なし、保存写真より。

[2440]2021年07月12日 (月) 09時31分



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