過去ログ19より。 |
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ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
016:乱 こはく 2004年03月08日 (月) 23時29分 端正な手紙の結び「元気で」の「気で」心持ち右に乱れぬ
この手紙は縦書きなんでしょうね。 「心持ち」の微妙さがいいと思いました。 完了の助動詞「ぬ」の使い方はこれでいいのかな。 私もいつも迷うところなんですけど。(^_^;)
001:空 落合和男 2004年03月08日 (月) 23時38分 中空(なかぞら)ゆ死後硬直の翅ひろげ累累と降るぼた雪の群れ
雪は雲、あるいは大気の死骸なのか、と初めて思いました。 作者は北国の方でしょうか。ぼた雪だから違うのかな。 どちらにしても妙に実感があります。 「死後硬直の翅」という強い表現が目立つので、 そこに「累々と」と重ねるとややしつこいかも。どうでしょうね。
063:雷 やまね 2004年03月08日 (月) 23時57分 一人ではなんでもなかった雷があなたといるといちいち怖い
足立さんのお宅でも書かせていただきましたが、 「いちいち怖い」の「いちいち」が無性に好きです。(笑) 私はこの歌、雷を怖がるのは作中主体だと読みたいですね。 恋人と一緒にいるとつい出てしまう気の緩みとか甘えとか。
006:土 みうらしんじ 2004年03月09日 (火) 00時32分 わたくしの胸に土足であがりこみ靴を脱ぎ忘れただけと言う
みうらさんもスタート。 「靴を脱ぎ忘れただけと言う」チャラッとした態度が面白い。 実際にそう言ったわけではないかも知れませんが、 おそらくは恋の相手に憤慨しながらも翻弄されている感じが伝わって来る歌だと思いました。
010:チーズ 飛永京 2004年03月09日 (火) 02時10分 お后のマルチーズ様お毛並みはモッツァレルラの糸のようにせよ
「チーズ」というお題を二重に詠み込んだ歌。 一つはマルチーズの中に混ぜて、 もう一つはモッツァレルラの中に隠して。 ところでこれ、誰が誰に命令してるんでしょうね。(^^)
021:胃 萱野芙蓉 2004年03月09日 (火) 08時12分 顔色のわろうおはする頼朝公胃ぐすり召されわれをも召され
典雅な歌を作られる萱野さん。 「胃ぐすり」と「われ」が並列になっているところが可笑しい。 それともこれは序詞的ご寵愛自慢なのかしら。
009:圏外 夏瀬佐知子 2004年03月09日 (火) 11時10分 流される砂に書かれる文字のごと留守録(るすろく)を聞く圏外だから
第四句までは非常に美しい歌。 結句の「圏外だから」は「圏外にいるから」ということか。 夏瀬さんのことだから結句でわざと外したのかも知れませんが。
003:運 門哉彗遥 2004年03月09日 (火) 12時20分 指先にまで運ばれた心音に気づくだろうか手袋越しに
手袋をしたまま手を繋いでいるんですね。 指先に届くほどの鼓動。そこが触れ合っている場所だからこそ。 さりげない言葉選びが巧いと思いました。初々しい恋の歌。
007:数学 唐津いづみ 2004年03月09日 (火) 12時32分 数学者の生き様いとしき肩甲骨のあたりひなたみたいに
短歌というよりは一行詩のような歌を作られる唐津さん。 読んでいて驚かされます。 たとえばこの歌なら「ひなたみたいに」という部分。 かなり唐突にも見えますが、非常に新鮮でもある。楽しみです。(^^)
003:運 和良珠子 2004年03月09日 (火) 15時50分 誘拐だろ してやったりの顔だから仔猫咥えて運ぶクロネコ
某宅配業者のトレードマークですね。(笑) 当たり前のように親子だと思ってたんですけど、あれは誘拐でしたか。 「してやったりの顔だから」の説得力。それを見つけた作者の目と心。
042:映画 春畑 茜 2004年03月09日 (火) 16時17分 モノクロの映画に雨は降り出して路上の小さき靴を濡らせり
しずかに美しい歌。 この「雨」は本物の雨でしょうか。 それとも古いフィルムに降る線でしょうか。
028:着 桂木未輝 2004年03月09日 (火) 16時41分 ピピピピピ着信アリリダイヤルセヨサモナクバオマエハヒトリ
片仮名書きの表記と共に、 「サモナクバオマエハヒトリ」という下の句が怖かったです。 携帯世代の強迫観念、みたいな感じ。
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No.57 2004年03月10日 (水) 01時29分 |
もっつぁれっるら〜 |
飛永京 [ Home ] [ Mail ] |
ぽっぽさん、連日、更新されてますね。 精力的な読み書き、ありがとうございます。
モッツァレルラのルを小さく表記できないのが 唯一の残念かと思いきや、、、 誰の科白かが解らない造りになってたのねぇ。 そっかぁ。。あららぁ・・です。
わたしも観戦記を始めました。 今年は「四半規管」から場を移しましたので、 お手数ですがリンクの変更をお願いします。
題詠マラソン2004観戦記 http://kyo.jugem.cc/ 題詠マラソン2003観戦記 http://kyo2003.jugem.cc/ です。
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No.59 2004年03月10日 (水) 01時47分 |
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・・・ってのろのろ書いてたら |
飛永京 [ Home ] [ Mail ] |
早々とありがとうございます。
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No.60 2004年03月10日 (水) 01時50分 |
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あ。>京さん |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
今そちらにお伺いして来たところです。 すれ違いだったみたいですね。(笑)
>モッツァレルラのル あー、 そういうときキーボード入力は不便ですね〜
>誰のセリフか いろいろ想像できて楽しいですけどね。(^^)
2003の方もリンクしておきます。 ご連絡、どうもありがとうございました。
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No.61 2004年03月10日 (水) 02時03分 |
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ありがとうございます |
門哉彗遥 [ Home ] [ Mail ] |
ご無沙汰しています。 今年も僕の歌を取り上げて下さって、ありがとうございます。
僕も今回は、少しは他の方の歌の感想などを 書いてみようかなと思い、 飛永さんの記事を見て、BLOGを作ってしまいました。
ああ、でも継続する自信はないです。 もしリタイアしてしまったらごめんなさい。 (先に謝っておきます(笑))
「門哉のなんぼのもんや」 http://hull.jugem.cc/
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No.64 2004年03月10日 (水) 16時44分 |
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いらっしゃいませ〜>門哉さん |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
手袋の歌、大好きです。 ごく普通の情景の、 ごく普通の言葉で作られた歌なんですけど、 でもそこがいいんですよ。丁寧に作られていて。(^^)
「門哉のなんぼのもんや」早速拝見して来ました。 最初に取り上げていただいて光栄です。(恥) それから、TRACKBACK? 京さんの記事と繋がるんですね。あれは便利だなあ。
こちらからもリンクを張らせて頂きますね。 今後ともどうかよろしくお願い致します。m(__)m
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No.65 2004年03月10日 (水) 18時40分 |
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こんばんは! |
キャサリン [ Home ] [ Mail ] |
ぽっぽさん、すごいですー! ナンタルチア、なんたることでおますか? いつ、寝てるんですか? すごすぎですよー。また、直ぐ来ますー
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No.67 2004年03月10日 (水) 22時13分 |
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いらっしゃいませ♪>キャサリンさん |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
100首完走お疲れさまでした。 いい走りっぷりでしたね〜(*^_^*)
#大丈夫です。 得意技は昼寝ですから。(笑)
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No.68 2004年03月10日 (水) 22時26分 |
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どうも、ありがとう! |
キャサリン [ Home ] [ Mail ] |
ぽっぽさん〜、みなさん、すごいですねー! 駆け足で、見せて戴くつもりでしたが、すごすぎ= 全部まわれなかった〜。もうダメ。 また、朝寝してから明日イヤ今日の楽しみにしま〜す。 いいこと、教えていただきました。 ありがとうございました。 ぽっぽさんも、おきばりやすー(^.^)/~~~~~
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No.72 2004年03月11日 (木) 03時00分 |
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はじめまして |
如月佳 [ Home ] [ Mail ] |
わたしの歌をとりあげてくださって、ありがとうございました。 書き込みが遅くなったら、どんどん下の方になってましたので、こんなところで失礼します。
マラソン初参加で、周りの状況に圧倒されつつ、投稿しています。 はじめての声援を、うれしく拝見しました。
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No.73 2004年03月11日 (木) 05時44分 |
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おはようございます〜 |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
>キャサリンさん 昨日はいろんなところでお姿を拝見しました。(笑) 感想サイト、ずいぶん増えて来ましたね〜
>如月桂さん 初めまして、勝手なことばかり言っていてすみません。 如月さんの作品、 「ノートパソコンのぬくもり」も発想が面白いなと思っていました。 次は16の乱かな?楽しいにしています。(^^)
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No.74 2004年03月11日 (木) 06時34分 |
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ぽっぽさんの選歌から私の気になった作品 |
河村壽仁 [ Home ] [ Mail ] |
010:チーズ 飛永京 2004年03月09日 (火) 02時10分 お后のマルチーズ様お毛並みはモッツァレルラの糸のようにせよ
>「チーズ」というお題を二重に詠み込んだ歌。 >一つはマルチーズの中に混ぜて、 >もう一つはモッツァレルラの中に隠して。 >ところでこれ、誰が誰に命令してるんでしょうね。(^^)
面白いなと思いました。チョット違いますが、小野茂樹さんの 「あの夏」の一首のおしまいの「をせよ」を思わず思い出しま した。いろいろな場面が想像されて、楽しいです(^^)
003:運 和良珠子 2004年03月09日 (火) 15時50分 誘拐だろ してやったりの顔だから仔猫咥えて運ぶクロネコ
>某宅配業者のトレードマークですね。(笑) >当たり前のように親子だと思ってたんですけど、あれは誘拐でしたか。 >「してやったりの顔だから」の説得力。それを見つけた作者の目と心。 「してやったりの顔だから」のところが本当にいいですね(^^)。 初句の突き放した感じも独特ですね。 意外な「発見」の歌で、面白いなと私も思いました。
042:映画 春畑 茜 2004年03月09日 (火) 16時17分 モノクロの映画に雨は降り出して路上の小さき靴を濡らせり
>しずかに美しい歌。 >この「雨」は本物の雨でしょうか。 >それとも古いフィルムに降る線でしょうか。
春畑さんの作品には、心に残る作品が多いという印象が あります(^^)。この作品も美しいですね。映画のなかの 雨ではないでしょうか?
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No.89 2004年03月11日 (木) 20時57分 |
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おはようございます〜>河村さん |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
さすがに昨夜は寝倒れました。(苦笑)
010:チーズ 飛永京 2004年03月09日 (火) 02時10分 お后のマルチーズ様お毛並みはモッツァレルラの糸のようにせよ
>面白いなと思いました。チョット違いますが、小野茂樹さんの >「あの夏」の一首のおしまいの「をせよ」を思わず思い出しま >した。いろいろな場面が想像されて、楽しいです(^^)
あの夏の数かぎりなくそしてまたたつたひとつの表情をせよ 小野茂樹
…いい歌ですねえ。
003:運 和良珠子 2004年03月09日 (火) 15時50分 誘拐だろ してやったりの顔だから仔猫咥えて運ぶクロネコ
>「してやったりの顔だから」のところが本当にいいですね(^^)。 >初句の突き放した感じも独特ですね。 >意外な「発見」の歌で、面白いなと私も思いました。
ああ、そうですね。<突き放した感じの初句 当たり前のことから当たり前ではないことを発見するのが、 短歌の面白さなのかも。
042:映画 春畑 茜 2004年03月09日 (火) 16時17分 モノクロの映画に雨は降り出して路上の小さき靴を濡らせり
>春畑さんの作品には、心に残る作品が多いという印象が >あります(^^)。この作品も美しいですね。映画のなかの >雨ではないでしょうか?
映画の中で実際に降っている雨でいいんですね。 実は上の方からスタッフが水を撒いてたりして、 とか考えちゃったら歌の良さが消えちゃうよな。(^_^;)
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No.93 2004年03月12日 (金) 07時01分 |
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はじめまして |
唐津いづみ [ Home ] [ Mail ] |
水須ぽっぽさま^^
はじめまして唐津いづみと申します このたびはわたしのつたない言葉をピックして下さいまして 本当にありがとうございますっ お礼に伺うのが遅れて申し訳ありませんでした 皆様の素敵な歌を連日目にしていて 素人がこんな大きな舞台にでてもよかったのだろうか・・・と あわてていたのですが・・・ 水須さんのお言葉「Wellcome」と聞こえました^^
技量が足りなくお見苦しい言葉の羅列になりがちですが 「自分にうそはつかない」ことを心がけてがんばります
これからの長丁場おからだおいといくださいますよう お祈り申しあげます・・・
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No.157 2004年03月18日 (木) 23時44分 |
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いらっしゃいませ。>唐津さん |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
勝手なことを言っていてすみません。
>自分にうそはつかない そうですね。うそをついても多分バレますし。(笑) 大事なことだと思います。私もそうありたいです。
これからも楽しみに拝見しています。 どうかよろしくお願い致します。
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No.158 2004年03月19日 (金) 07時21分 |
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過去ログ25より。 |
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ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
020:遊 車前子 2004年03月13日 (土) 15時25分 「濡れた靴、預かってます」とふ貼り紙の雨に濡れてる遊閑地の隅
見えない靴と見える貼り紙。その両方が濡れている歌。 「とふ」は新仮名なら「とう」。この文体に旧仮名は合わないような。
015:蜜柑 足立尚彦 2004年03月13日 (土) 17時42分 蜜柑とふ漢字は秘密めいてゐて仮名で書かれていよいよひみつ
そういえばそうかも、と思ってしまった歌。<蜜柑は秘密めいている 結句の「いよいよひみつ」が可愛いけど謎。
013:彩 小川良秀 2004年03月13日 (土) 17時45分 七宝のひとつやさしき彩(いろ)の珊瑚なり妻となるきみの指に荘(かざ)らん
「七宝のひとつ」までを初句と読みました。 薄紅色の珊瑚でしょうか。光る石より謙虚でロマンがありますね。 結句の「荘(かざ)らん」ですが、こういう使い方は初めて見ました。 おごそか、という意を含んでいるのでしょうか。
013:彩 ヨシノタマキ 2004年03月13日 (土) 17時52分 ゆきのいろくものいろとかあのひとのといきのいろの無彩のふかさ
「彩」というお題で「無彩」、 しかもその深さを詠んでいて印象に残りました。 第二句の「とか」が気になりました。字数合わせのようでもったいない。
015:蜜柑 ベティ 2004年03月13日 (土) 18時25分 蜜柑色のどぎつく映える口紅で笑うあの娘は病棟の中
「からたち色」といえば清楚なのに、 「蜜柑色」だとどぎつくなるんですねえ、口紅って。明度の違いか。 結句で景色がガラッと変わる歌。
004:ぬくもり 小林真紀子 2004年03月13日 (土) 18時38分 ぬくもりはうれしいような やわらかにおしっこもらしてしまいたくなる
むー、と思いつつも下の句の感覚に。 うれしい「ような」とか「やわらかに」とか、 いろいろと緩い点はありそうですが共感してしまいそうになります。 「春草に膝から座るスカートのそのふくらみがわたしの名前」も下の句、 特に結句のなにげない跳躍がすごい。
011:犬 ハル 2004年03月13日 (土) 22時28分 坂道で犬に引かれる老人の背にふりつもる春のまなざし
結句、省略的表現ではなく、 春自体が老人(の背中)を見守っていると私は読みました。 「ふりつもる」はどうかなあ。詩的といえば詩的な言い方ですが。
082:軟 麻生智矩 2004年03月13日 (土) 22時35分 うららかな夢は柔軟仕上げ剤 君のシャツにも香る花かな
下の句の詩情に。 上の句との繋がりを考えるとちょっと混乱しますけど。
021:胃 津和 歌子 2004年03月13日 (土) 23時38分 傷多き胃を持ちながらきみはなお闘うことを拒んでおりぬ
これも繋がりがよく分からなかった歌。 傷多き胃を持つからこそ闘うことを拒むのではないか。 なぜ逆接になるのか、ちょっと疑問。
015:蜜柑 渡部光一郎 2004年03月14日 (日) 00時13分 定年後宗教へ入れあげし父、蜜柑のアゲハを念入りに踏む
「蜜柑のアゲハ」が分かりませんでした。 蜜柑を並べて作ったアゲハの形? 蜜柑の木から羽化したアゲハ?どちらにしても省略がきついと思う。
005:名前 森川菜月 2004年03月14日 (日) 00時14分 その花の名前は声にせずに言うわれも声なき花のふりして
大人の恋の歌かな、と思いました。根拠は下の句。
056:磨 春畑 茜 2004年03月14日 (日) 00時34分 歯刷子に名付けて磨くたのしさや昨日きみひこ今日はかずひこ
歯ブラシはみんな男の子なんですね。(笑) 明るいエロティズム。
030:捨て台詞 斉藤そよ 2004年03月14日 (日) 00時57分 なげやりな捨て台詞的あきらめはたまにふつうに押し寄せてくる
第四句の「たまにふつうに」に一票。 この人は作為のない巧さなのか、 それとも作為を作為と感じさせない巧さなのか。
039:モザイク 深森未青 2004年03月14日 (日) 01時33分 永劫に傷あれよとてモザイクの目地をもてるか聖母子のイコン
ピエタ、でしょうか。<聖母子のイコン 目地から薄い血がにじみ出て来るような。
027天国 亀田佳子 2004年03月14日 (日) 09時30分 天国は良き所らし一人とてこの世に戻る人のなければ
皮肉、なんでしょうか。 死んだ人全てが天国に行くとは限らないという噂ですが。
015:蜜柑 中村悦子 2004年03月14日 (日) 11時24分 平凡な家庭を象徴するような蜜柑はわたしの生活にない
蜜柑が平凡な家庭の象徴かどうか、はともかく、 そうじゃない蜜柑もあるんだろうなあと思ってしまった歌。(違う?)
089 歩 吉田小夜子 2004年03月14日 (日) 13時30分 手元には歩を持ちたると碁敵に告げれば太き笑いを漏らす
「太き笑い」の「太き」がいいなあと。 浜田道子さんの花梨の歌でも「太き実」がいいと思ったし。 「太き」に弱いのかしら。<自分
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No.128 2004年03月15日 (月) 19時36分 |
こんばんは。 |
津和 歌子 [ Home ] [ Mail ] |
ぽっぽさん、こんばんは。お世話になっております。
>これも繋がりがよく分からなかった歌。 >傷多き胃を持つからこそ闘うことを拒むのではないか。 >なぜ逆接になるのか、ちょっと疑問。
何かもう、目からウロコが!という感じでした。 私事なのですが、今の店長がものすごく穏やかでひ弱な方なのです。 部下としては、万引き犯とか、無茶なこと言う上司とか、無責任なことを言うスタッフとかともっと闘ってほしいのですが、もう言われたら言われっぱなしで、わたしは「ここまで言われてなんで言い返さないのよ!」とイライラする毎日・・・。なるほど、傷ついているから闘えないんですね。 明日から、店長に対する見方が少し変わりそうです。どうもありがとうございました。これからもよろしくおねがいします。
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No.130 2004年03月15日 (月) 22時32分 |
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いらっしゃいませ。>津和さん |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
勝手なことばかり書いてしまってすみません。
>店長さん なるほど、そういう背景がおありでしたか。 私は歌を読んだだけなのでそこまでは分かりませんでした。 ただ、そんなに傷があるなら闘うのは無理じゃないのかな? と単純に思っただけでして。(^_^;)
でも、 津和さんがイライラするお気持ちもよく分かります。(笑) こちらこそこの後もどうかよろしくお願い致します。
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No.131 2004年03月15日 (月) 22時52分 |
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はじめまして |
ハル [ Home ] [ Mail ] |
ぽっぽさん、こんにちは。「めくもり」と「犬」のお題の歌を鑑賞していただいたハルです。私のようなマラソン初参加の短歌初心者にとっては、鑑賞していただくことが、とても励みになります。ありがとうございます。 「ふりつもる」の表現は「背を包んでる」という言い方でも良かったかな、と今になって思います。春の光がふりつもる、とその春の光が老人を温かく見守っている、と二重の意味を出したかったのですが、なかなか難しいですね。 ぽっぽさんの読みを見て、老人を見守っているということだけに焦点を合わせれば、良かったかな、と思いました。 何はともあれ、鑑賞していただいて、とても勉強になりました。 鑑賞掲示板のリンクもとても便利です。 いろいろなところを回って、勉強になります。 これからも、続けていってくださいね。 では。
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No.132 2004年03月15日 (月) 22時54分 |
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ありがとうございます。 |
中村悦子 [ Home ] [ Mail ] |
こんばんわ。ぽっぽさん。歌を取り上げていただいてありがとうございます。
>015:蜜柑 中村悦子 2004年03月14日 (日) 11時24分 >平凡な家庭を象徴するような蜜柑はわたしの生活にない >蜜柑が平凡な家庭の象徴かどうか、はともかく、 >そうじゃない蜜柑もあるんだろうなあと思ってしまった歌。(違う?)
思ってもみない感想で、うれしいです。私の生活のなかには、ほんとに蜜柑というものがなくて、蜜柑というものを想像したとき、家庭の象徴のような気がし、深く考えずに詠んだような気がします。”平凡な家庭の象徴ではない蜜柑”は私以外の他の方々がたくさん歌われているのだろう、と思いながら、ログを読んでいます。 津和さんのお歌は、逆接じゃなくて、ある状態を続けている”〜しながら”なのかと思いました。文法用語がうまく浮かびませんが。 ヨシノタマキさんの、いいですね。失礼を顧みず申せば、本歌取り?のお歌より、ご自身の感性のみで勝負されている、このお歌のような歌のほうが、いいなあ、と思っております。すみません。 それでは失礼いたします。
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No.133 2004年03月15日 (月) 23時02分 |
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こんばんは。 |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
いらっしゃいませ。 今日はお客様が多くて嬉しいです。
>ハルさん こちらでは初めまして。 ひなつさんのお宅でお姿を拝見していました。(^^)
>ふりつもる うんうん、 歌には直接出て来ないですが、 私にも春の優しい光が見えました。 それって素晴らしいことだと思います。 私の読みは単なる私だけの読みに過ぎませんので、 どうかあまりお気になさらず。ごめんなさいね。
>中村さん あ、そうか。 やっぱり上の句は全て素直に蜜柑の修辞だったんですね。(^^ゞ そう言われれば蜜柑って家庭的な果物かも知れないなあ。 (この「家庭的」という言い方にも問題がありそうですが)
>ながら ああ、分かります。「ながら族」の「ながら」ですね。 <継続状態を示す ただこの津和さんの歌の場合は、 後ろに「なお」が来ていますし、 「きみ」を非難しているような感じがしたので、 私は逆接と読んだのかも知れません。
>ヨシノタマキさん どんな歌を詠まれる方だったかな? と思ってちょっと会場に行ってみました。(笑) なかなか面白い、凝った歌が多いですね。 この「彩」の歌は真っ直ぐな方なのかも。
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No.134 2004年03月15日 (月) 23時26分 |
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ぽっぽさん、中村さんありがとうございました |
ヨシノタマキ [ Home ] [ Mail ] |
ヨシノタマキです。 ぽっぽさま。丁寧に読んでいただき、ありがとうございました。 「とか」は、ですねえ。そのたもろもろの無彩色のものという程度の意味 で、くもとゆきだけじゃ足りないかと思っただけで他意はなかった?で す。そのもろもろのなかで最後に「あなたの〜」へともっていきたかったよ うですねえ。緩みといえば緩み、動く言葉といえば、たしかに・・・。再考 の余地ありですね。百首終わったらあらためて考えてみます。
中村さん、ほかのわたしの歌も覚えていてくださったのですね、感激。 ひさしぶりに詠みはじめると迷いも多く、いっそのこといろいろやって みよ、いい機会だし、という不埒な所存で臨んでおります。 で、こうした方向性に対するコメントはたいへんありがたいです。 今後ともよろしくおねがいいたします。
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No.137 2004年03月17日 (水) 01時25分 |
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いらっしゃいませ。>ヨシノタマキさん |
ぽっぽ [ Home ] [ Mail ] |
>とか うるさいこと言っちゃってごめんなさい。 ここはこれでいいような気もするんですけど…。 うーん、むずかしいところだな〜(^_^;)
こちらこそ、 この後もどうかよろしくお願い致します。
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No.140 2004年03月17日 (水) 16時49分 |
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