過去ログ6より。 |
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001:空 植松大雄/SERENO(No.61) 2004年03月01日 (月) 22時56分 屋上に本物見せに連れて行く海も空も知らない地球儀
一昨日、隣町のカインズホームで肌色の地球儀を見たんです。青いのしか見たことなかったんで、しばらく眺めましたけど、さすがにとうちゃんに「買ってちょうだい」とは言えませんでした。「空を見せてあげたいの」と言ったら買ってもらえたかしらん。
004:ぬくもり 津和 歌子 2004年03月01日 (月) 23時15分 「ぬくもり」の意味がわからず辞書をひくあなたをずっと抱きしめている
あー、こういう人いますね。あたしも一人知ってます。別宅に匿ってます。(笑) 抱きしめている人はつらいでしょうか。それとも微妙に満足でしょうか。
001:空 五十嵐きよみ 2004年03月02日 (火) 00時11分
(1)イカロスの空 イカロスという名をつけた飼い鳥を空に放てばすべてはけむり
今年は100首連作になさるというきよみママ。あたしは連作が苦手なので、じっくり拝見して少しでも技を盗みたいです。結句の「すべてはけむり」のあっさりした断言が冷たくて気持ちいい。
015:蜜柑 田中昌仁 2004年03月02日 (火) 00時58分 姉さんが身を乗り出して弟に蜜柑を投げたのここの踏切
結句の「踏切」で景色がガラッと変わってしまう歌。 姉弟がいたのは電車の中だったのか、電車の外だったのか。
004:ぬくもり 宮川大介 2004年03月02日 (火) 07時48分 (どくぜつがばかでせつなくはてしなく)ぬくもりのある恋人だった
あー、この歌好き。(笑) 昔の恋人の悪口っていくらでも言えますよね。でもやっぱりいい人だったと思いたいじゃないですか。思い出は操作可能。でも、操作できないぬくもりもある。
002:安心 本田瑞穂 2004年03月02日 (火) 08時31分 秋の日のひなたのなかですこし会うすこし安心したよねむたい
瑞穂さん、こんにちは。 結句の「ねむたい」に撃たれました。
029:太鼓 現川尋香(川内次代) 2004年03月02日 (火) 09時24分 「あなたとは最後だから」と断られ龍神太鼓は悲しく響く
これ、「鳴神」でしょうか?(違うかな) もう少しちゃんと状況が分かると良かったかも。
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No.8 2004年03月05日 (金) 10時29分 |
こちらでは初めまして |
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梨の実歌会でお世話になったRayです (今年から短歌用の名前に変わりました)。
マラソンの感想に横レスです。
>>015:蜜柑 田中昌仁 2004年03月02日 (火) 00時58分 >姉さんが身を乗り出して弟に蜜柑を投げたのここの踏切 > >結句の「踏切」で景色がガラッと変わってしまう歌。 >姉弟がいたのは電車の中だったのか、電車の外だったのか。
この歌は、芥川龍之介の『蜜柑』という短編を 下敷きにしているのではないかと思いました (タイトルうろ覚えですが)。
「汽車に乗っていたら、 作者と向かいの座席に座っていた少女(というか女学生?)が 蜜柑を剥いて窓から投げた。 窓の外には弟らしい少年たち(?)がいて……」 というような話だったと思います。
そうだとすると(私の想像が正しいとすると) 姉=電車(汽車)の中、弟=外 ということになると思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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No.10 2004年03月05日 (金) 15時01分 |
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