[219] アスタ=サクラメント |
- 蛍 - 2008年04月16日 (水) 00時51分
アスタ=サクラメントは決して不幸せな人間ではない。
裕福な国の貴族の家に生まれ、権力者の父、優しい母、聡明な兄に愛されて育ったアスタはむしろ、幸運で幸福な人間であるといえた。 しかし、多くの者に愛され、その庇護の下で生き続けてきたという軌跡は、同時に彼女が自分の意思で生きた事の無い無力な人間であるという事の証明でもあった。 彼女はそのことを、比較的早いうちから自覚していた。 自分の立場が、兄を世の表舞台から追いやった事実の上に成り立っているという事も。
自分の内に眠る異形の力に目覚めた時、彼女は確信した。 この力は、自分の人生にある歪みを正す為に生まれたものであることを。 自分や兄の立場をあるべき場所に戻し、また、自らの力で人生を切り開く為の標となるものであることを。 しかし皮肉にも、この力が、自分の力で生きたことの無い彼女の、精神力・判断力の欠如を次々に浮き彫りにしていく。
力を持つ事が強さではない。 力を持つ者はその力に全ての責任を持たなくてはならない事を、彼女は少しずつ学んでいくのであった。 かけがえの無い仲間と共に。
1: 名前
アスタ=サクラメント
2: 年齢
17歳
3: 性別
女性
4: 種族
人間
5: 外見
身長:165cm 体重:48kg
外見:金みがかった茶髪に紅茶色の瞳。眼が大きく、ファニーフェイス気味の美人。巨乳。手が大きい。
服装:カッターシャツにネクタイ。チェック柄のスカート。グラブ。ブーツ。腰に長剣。
6: 性格
明るく人の良い性格。 あまり物事を深く考える性格ではないが思い切りが良く、さっぱりした気質の持ち主。 見かけによらず好戦的な面もあり、剣術が得意な事もあっていざという時の威勢の良さはその辺の男子顔負けである。
とはいえ育ちは良い方で、見知らぬ人間でも困っていれば手を差し伸べようとし、万人に対して親切。
イメージカラーは白。
7: 過去
母親の腹にいた頃に故郷のメトロポリスで、秘密裏に魔法学の禁術実験が行われておりその影響で特殊な能力を持って生まれてきた。 その実験期間中は街内で死産が異常多発を起こしており、この年にまともに生まれてきたのは彼女のみという秘密がある。
裕福な貴族の家の生まれで、両親に溢れんばかりの愛情を受けて育った少女。 現在はアカデミーの生徒として学生生活を送っている。 勉強はあまり得意では無いが、持ち前の元気とパワーを活かし体育では常に主役である。
無法の国「パンデモニウム」の手によって拉致を受けた兄を追い、剣を片手に旅に出る。 その道中、ガイズという少年と運命的な出会いを果たし、さらに兄を救出することに成功するものの、この事件をきっかけを彼女達は世界を取り巻く大きな運命の渦に巻き込まれる事になる。
兄であるシアンとは腹違いの異母兄妹であり、アスタ自身は本妻、兄のシアンは妾腹の息子である。 アスタ自身は兄を尊敬し慕っているが、一方で自分と違い、父親に顧みられない兄に対する罪悪感やその優秀さに対する劣等感など複雑な感情を抱いてもいる。 彼女が兄を救出に向かった時、純粋に兄を助けたいという気持ちも確かにあったと同時に、自分の力で兄を救う事で自分と兄が真っ当で対等な存在であるという証明を立てたいという思いも微かに抱いていた。 そんな兄に対する負の感情に初めて気付かせてくれたのがガイズであった。
常に遠くから柔らかい愛情で包み込んでくれていた兄とは違い、常に真正面から対等にぶつかってくるガイズにアスタは反発しつつも少しずつその内に潜む彼なりの優しさに気付いていく。
8: 職業
学生 剣士
9: 口調
明るい サバサバしている
「ちょっと………子供に対してそんな風に頭ごなしに怒鳴る事無いじゃない、イイ大人が。」
「ねぇシアン、どうしよう……私…どうしたらいいのかな…?」
「私もシアンの力になれるって事が分かれば、そうすればきっとシアンと私は本当の兄妹になれるような…そんな気がしてたの…。」
「あ、あたしは別にガイズの事好きだなんてそんなことあたし全然っ……!!」
「ありがと…あんたのおかげでちょっと涼しくなったわ。」
「え?別にいいじゃないよ〜、ここで着替えても。私は気にしないけど……。」
戦闘開始
「さっさと終わらせるわよ。」
etc…
勝利
「どう?あたし、強いのよ。」
「本気、出し損ねちゃった。」
etc…
敗北
「うそ……。」
10: 一人称、二人称
一人称「あたし」
二人称「君」「あなた」
11: 好きなもの
モンブラン どんな勝負でも勝つこと
12: 嫌いなもの
理数系科目 トマト
13: 好きな人
ガイズ:冒険の中で出会い、惹かれ合う。
14: パートナー
ガイズ=アンゲルス:自分に対してガサツでぶっきらぼうに接する数少ない人間の一人。最初は反発していたが、後に恋人に。
シアン=サクラメント:愛し、尊敬する兄だが、生まれつき自分が彼から多くのものを奪っている事に罪悪感を感じている。いつか追いつきたい相手。
15: 属性
無
16: 苦手な属性
無
17: 戦闘スタイル
所有武器:剣
剣術に関しては天賦の才があり、体格にしては大きめの剣を片手で使いこなす。 また、彼女には生まれつき特殊な能力が備わっており(21項参照)凄まじい破壊力を発揮する事が出来る。
18: 精神力
未熟だが活力にあふれている
19: 戦闘熟練度
★★★☆☆
20: 技や魔法
「治癒功」:気の力によって味方一人の体力を回復する。
「解毒功」:気の力によって味方一人の毒状態を回復する。
「魔神剣」:剣を振りつつ、気の弾を放つ。
「虎牙破斬」:切り上げと切り下ろしの連続攻撃。
「裂空斬」:剣を振り回しつつ、空中回転を行う。
「剛・魔神剣」:魔神剣の強力バージョン。
「魔神連牙斬」:前方の敵を数回切りつけ、とどめに魔神剣を放つ。
「天空雷覇」:上方へ斬り上げながら飛び上がり、空中から敵へ向かって衝撃波を放つ。
「鋭招来」:神経を集中させ、攻撃の命中率を上昇させる。
「剛招来」:神経を集中させ、攻撃力を上昇させる。
「神速斬」:素早い動きで敵に攻め込み、切り下ろしを喰らわせる。
「修羅神速斬」:神速斬からさらに敵の反対側へ回り込み、切り上げ、連続突きを喰らわせる。
「疾風八方殺」:空間移動を繰り返しながら敵を何度も斬りつけ、トドメに敵の死角から勢いよく斬りかかる。
etc…
21: 特殊能力・特殊技能
アスタの持った剣はアスタの精神に呼応して、「魔剣レーヴァテイン」「聖剣クラウソラス」に変化する。
「魔剣レーヴァテイン」:この世のあらゆるものを断ち切る能力を持つ。それは物質のみに限らず、影や光といった形の無いもの、因縁や絆のような抽象的なものですらである。 それゆえに、使い道を誤れば取り返しの付かない惨事を引き起こしてしまう危険で恐ろしい能力である。
また、レーヴァテインはアスタの心の成長にしたがって聖剣「クラウソラス」に進化する。
「聖剣クラウソラス」:能力を覚醒した直後は自分の能力を自分で完全に制御できず、使いこなせていなかったが、旅を続ける事で成長した彼女は自分が本当に心の底から断ち切るべきと看做したものしか切り裂く事が出来なくなった。 これは能力の退化であると同時に、進化でもある。
22: 必殺技
「天王飛翼刃」:上空から敵に飛び掛り、残像を見せながら敵の周囲を飛び上がって無数回斬りつけると、トドメに相手の頭上から特大の波動を撃ち込む。
秘奥義
「斬王滅葬斬」:魔剣レーヴァテインを発動させたアスタが空間の裂け目を生み出し、敵を封じ込める。
台詞「あたしを怒らせないで!!!全てを葬る天魔の剣よ!!解き放て!!斬王滅葬斬!!!!!!!!!」
「銀皇七星剣」:聖剣クラウソラスの魔力のこもった刃で7回素早く敵を斬りつけ、トドメに切り上げと共に衝撃波を放ち、敵の命を絶つ。
台詞「許さない!!!天よ地よ、神よ魔よ。あたしに未来を切り開く力を!!!銀皇七星剣!!!!!!!」
etc…
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級] 体力:B 魔力:C 腕力:B 知力:C 素早さ:A 命中:A
24: 武器やアイテム
「バスタードソード」:特に何の変哲も無い銅製の剣。
25: その他
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