[143] 幽霊紳士クローバーナイト |
- ベル - 2007年10月07日 (日) 19時51分
1: 名前
クローバーナイト (本名:ジュヌヴェール=サーティ)
2: 年齢
享年62
3: 性別
男
4: 種族
アンデッド
5: 外見
死後十年が経過し、完全に骨だけの姿になっている。
服装
黒いタキシードに身を包み、靴は黒の革靴、白いシルクの靴下に手袋、黒いシルクハットを常に着用。 左手には、先端に金メッキの施された大きな丸い飾りがついた、黒塗りの頑丈なステッキを持つ。
身長:184cm 体重:12kg(骨だけのため軽い)
6: 性格
物腰穏やかで、非常に丁寧な性格をしている。 どんな相手にも礼節を忘れない。 酒、特にカクテルに関して目が無い。
7: 過去
とある高名なネクロマンサー一家の屋敷で執事をしていた普通の人間。 その穏やかな物腰や、丁寧な性格が気に入られて三十歳から執事としての勤めを果たしていた。
ある日、彼は主人の一人娘と共に街へ出掛けた。 そこで彼ら二人を襲ったのは、暴走した荷馬車。 娘を庇い、彼は重傷を負ってしまう。 手当ての甲斐も無く、彼の命は風前の灯。 最後に主人が、何か思い残したことは無いか、あれば何でも叶えてやろう、と彼に告げる。
「旦那様もご存知の通り……私はお酒が大好きでございました……まだまだ……この広い世界には、私の知らない酒が……あることでしょう……。それを味わいつくすことの出来なかったことが……私の生涯で唯一つの……心残りで……ございます……」
彼は最後の力を振り絞りこう答えると、静かに息を引き取る。
それから十年。 彼はネクロマンサーの術により再びこの世に戻ってきた。 ただし、生身の肉体ではない、骨となってしまっていたが。 彼を呼び戻したのは、命を奪う原因になったあの事故で、彼が庇った一人娘。
「待たせて、ごめんね」
せめてもの恩返しとして、娘は彼を呼び戻しただけでなく。 酒を飲むことのできる身体に作り替える術を学び、それを彼に施してくれたのだ。
再び酒を飲むことのできる身体になった彼は、初めて長い長い暇を出され、各地を放浪する酒飲み道中を開始したのだった。 自分が一番大好きだった、酒の名前を借り自らの名前として。
8: 職業
ジェントルマン
9: 口調
どんな相手にも丁寧な口調を崩さない。 ジェントルマンだから。 でも酔っ払ったらただのオールドマン、らしい。
「失礼致しましたお嬢様。私の姿を見て驚かれるのも無理は無いかと存じます」 「いいえ、私はただの酒好きの老人でございます。それ以上でもそれ以下でもございません」 「クローバーナイト……私が世界で最も愛するお酒でございます。貴方も一杯、如何でしょうか?」 「カラスは私の友でございます。心優しく、私のような姿の者でも接してくれます」 「申し訳ございません。争いが避けられない、そうなるのでございましたら私も容赦は致しません」
「カクテルといっても油断はできませんぞ。度数の高いものも沢山あるのですじゃ」 「そんなにぐいぐい飲む物ではありませんぞ。静かにゆっくり、語り合いながら飲む御供、カクテルとはそういうものですじゃ」 「ハッハ……まだお嬢さんには早いでしょうなぁ。あと十年もすれば、この味がわかる日が来るでしょうて……」
10: 一人称、二人称
一人称:私(わたくし) 二人称:貴方(男性)貴女(女性)お坊ちゃま(少年)お嬢様(少女)(名前)様
酔っ払ったら
一人称:わし 二人称:あなた(男性女性)坊ちゃん(少年)お嬢さん(少女)(名前)殿
11: 好きなもの
お酒。
12: 嫌いなもの
大切な人間に危害を加える存在。
13: 好きな人
自分が仕える一家の人間。
14: パートナー
烏。
15: 属性
無。
16: 苦手な属性
無。
17: 戦闘スタイル
ステッキを用いた華麗な近接戦闘、酒を用いた中距離戦闘をこなす。 趣味で学んでいた突剣技術が近接戦闘の役に立っている。 酒を用いた攻撃は魔術ではなく、彼自身が持つ酒への愛と、酒を飲めるアンデッドという特殊な体が引き起こした【現象】である。 基本的に攻撃は回避を第一に考えているが、何かあってはと仕えていた主人が彼の身体に術を施しているため、物理的な攻撃、魔術的な攻撃どちらにもそれなりの防御力を持ち、再生能力も備えている。
18: 精神力
動揺することが無い。 執事の基本である。
19: 戦闘熟練度
★★★☆☆
20: 技や魔法
[技]
[突剣技術]
【ウェイブショット】
津波のように一度後方へ引いた後、前方へ一気に踏み込み多数の敵を叩き伏せ切り伏せる切り込み技。
【ターゲットロック&ショット】
その場に静止して標的をしっかりと捕らえた後、高速の突きを繰り出す。
【ターゲットロック&フェイント】
その場に静止して標的をしっかりと捕らえた後、その標的とは全く別の本当の標的に高速の突きを繰り出す。
【ペネトレイト】
ステッキの先端から衝撃波が発生し、標的を貫通する。 威力は低いものの、かなり離れた場所まで届く。
[酒]
※酒を用いた技で起こった現象は、数十秒もすると何事もなかったかのように戻る。 また、被害を被る対象は彼自身が指定することができる。 対象外は、現象自体を見ることはできるがそれに干渉をすることはできない。
【アンバー・ドリーム】
美しい琥珀色の色をしたカクテル。 これを振りまくことで、一滴一滴が巨大な宝石の塊に変化、広範囲の敵を薙ぎ払う。
【ウィズリー・ガーデン】
鮮やかな緑色をしたカクテル。 これを振りまくことで、周囲の植物が一気に生長。 足止め、攻撃を同時に行う。
【エンジェル・フェイス】
美しい黄金色のカクテル。 これを振りまくことで天使が舞い降り、不浄なる存在を浄化し始める。 彼自身も不浄なる存在のはずだが、この技の場合は例外で影響はない。
【クロス・ボウ】 深い紅色のカクテル。 これを振りまくことで、一滴一滴が石弓の矢に変化、広範囲の敵に襲い掛かる。
【サファイアン・クール】
美しいサファイア色のカクテル。 これを振りまいた場所は突如凍りつく。
【ブラッディ・メリー】
血のように赤い色をしたカクテル。 これを振りまくいた場所に突如火炎が立ち昇る。
【ブルー・ラグーン】
爽やかな水色をしたカクテル。 これを振りまくと、広範囲に津波が引き起こされる。
【ハリケーン】
鮮やかな黄色をしたカクテル。 これを振りまくと、突如風が吹き荒れる。
【ブラック・ウオッチ】
暗い琥珀色をしたカクテル。 これを振りまいた場所には突如暗黒が現れる。 暗黒の中に居ると体力を徐々に消耗させられる。
21: 特殊能力・特殊技能
特殊能力
【不死の身体】
あらゆる死に関する術を無効化する。 幾ら身体を破壊されようとも、一日もすれば完全に再生する。 ただし浄化系統の攻撃には滅法弱く、再生も行えない。
【カクテルコントロール】
酒を操り特殊な効果を引き出せる。
特殊技能
【カラスとの友情】
カラスを使役し、品物の買出しなどを行える。 他にもカラスは彼のお願いなら大抵聞いてくれる。
【バーテンダー】
あらゆる酒を知りつくし、作成することができる。 愚痴の御供(?)
【執事】
炊事洗濯、何でもできる。 他人の身の回りの世話もお手の物。 でもあんまりご老体に負担の掛かることはできない。
22: 必殺技
[突剣技術]
【デッドリーホロウ】
静止した後標的を正確に捉え、高速の突きを繰り出す。 その突きが標的を捉えた場合、更に乱れ撃つ。
[酒]
【クローバー・ナイト】
透明色に近い白色のカクテル。 これを味方に振りまくことで、ちょっとした幸運が訪れるという。 その幸運を活用するのは、貴方次第。
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:C 魔力:C 腕力:C 知力:A 素早さ:A 命中:A
24: 武器やアイテム
[武器]
【ステッキ】
金メッキの施された丸い飾りが先端についただけのシンプルなステッキ。 材質もただの木材のはずなのだが、魔術によりその辺の金属より堅い強度を持っている。 殴られると相当痛い。 先端が細いため突剣のように扱うこともできる。
[アイテム]
【アルコールハート】
七色に輝く不思議な鉱石。 骨だけの身体になった彼がお酒を飲める仕掛け。 人間でいう心臓の部分にこの鉱石が納められている。 飲み干した酒は全てこの鉱石が吸収し、味の情報を彼に伝達する。 ゆえに彼は酒の味を楽しむことができるのだ。 おまけにちゃんと酔える。
25: その他
【こんな姿だから……】
当然ながら人間の生活場所に入ることはできない。 常に人目につかない場所で彼は過ごしている。 そんな彼が満足した飲酒ライフを送る事ができるのはカラスのおかげ。 カラスに金銭と買出しメモを預け、購入してきてもらうのだ。 この方法を教えてくれたのは仕えていたネクロマンサー一家だったりする。
【お酒は強い?弱い?】
お酒好きなのだが人並みだったりする。 あまり強い酒を飲ませるとべろんべろん。
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