オレオレ詐欺でクイズをします（笑）。

阪神電鉄さんは以前は自営している会社にも子供にも熱心ではありませんでした。そのため、年中金欠でした。特に子供の虎太郎には教育費も渋り靴磨きをさせて金儲けをさせていました。
ある日、担任の星野先生に呼び出されます。「虎太郎君は貴方の宝です。きちんとした教育を授ければ必ず素晴らしい人間に育ちます。その為にはあなたも仕事を熱心にやり教育費をかけて虎太郎君を育てましょう。」
電鉄さんは星野先生の意見を素直に聞き入れて熱心に仕事をし、虎太郎君の育成に力を入れました。
その結果、虎太郎君は成績も良くなり、一流校に合格、一流企業に入り大きなお金を稼ぐようになります。また、電鉄さんも年は取りましたが真面目に仕事に取り組み事業も順調になってきました。貯金も多少はできました。今の不動産を担保にして融資を募り貯金と合わせた資金で虎太郎君と新たな会社を設立しようとしていた矢先、事件が起きました。
詐欺師Ｍがやってきたのです。
「あ、阪神さんですか？今ある資金を元手に投資をしませんか？必ず儲かります。なあに損はしませんよ。私には沢山の知恵があります。なに？お金がない。心配いりません。貴方には素晴らしい土地とコツコツ貯めた資金があるじゃありませんか？私にお任せ下さい。私は必ず貴方を儲けさせます。代わりにいくばくかの手数料をいただければ結構ですよ。」
電鉄さんはもともとお人好しのうっかり者。すっかり詐欺師Ｍに騙されてしまいました（笑）。最初はＭの言うとおり購入した株は上がりましたが、すぐに株価は下落。資金はあぶくのように消えてしまいました。しかし詐欺師Ｍは手数料を要求してきます。払えないと分かった途端、Ｍは土地の権利書を電鉄さんから奪い、株式会社オリライブに売り払いました。
電鉄さんは文無しになり、虎太郎君は借金のためオリライブに無償で奉仕を強いられています。そして後で、オリライブの社長が電鉄さんの会社を乗っ取りたく詐欺師Ｍを使って電鉄さんを騙していたということを虎太郎君は後で知ったのです。

さて、一番悪いのは？
１．騙された電鉄さん
２．土地を持ち、資金を貯めていた電鉄さん親子
３．親子を立ち直らせ詐欺に遭うきっかけを作った星野先生
４．詐欺師Ｍ
５．詐欺師Ｍに頼んで乗っ取りを謀ったオリドラ社長

比喩がいくらでもできる。ネタに困らない話題かも〜（涙）。

2005年10月13日 (木) 01時29分