[59]試練の駆け落ち魔法事件5(王都へ・・・・。) - 投稿者:仮面ライダー音夢
チヒロ「モンスターがいるだろうから、王都から歩いていくのは危険だ。馬車をレンタルしたほうがいいよ。」
レイコ「町の治安部隊が動いてくれればいいのに・・・・。」
チヒロ「ここ数年、犯罪が増えているから、治安部隊もそこまでは手が回らないんだよ・・・・・・。」
王都までの道のりは歩いてでも行ける距離なのだが、最近は治安の悪化とここ数年の異常気象が影響しているのか、町の外には凶暴なモンスターがうろつくようになった。(モンスターと言っても、姿形が変わっているだけで、後は野生の動物とほぼ同じ。)
レイコ達は馬車をレンタルしようとしたが、、馬車はすでに全部貸し出されていて、明日でないとレンタルできない状態だった。 エツコたちを危険な目にあわせられないので、結局もう一晩チヒロの家に泊まるはめになり、チヒロはまたまたため息をついた。
翌日、レイコたちは馬車をレンタルして王都に向かった。 馬車は費用が少しかかる反面、徒歩の約三倍の速さで王都に着く。それにモンスターや通り魔におそわれる心配もほとんど無いのだ。
レイコたちは午前中に王都に着くことができた。王都はナハタウンとは比べ物にならないほど街の面積が広く、にぎやかだった。だからといって治安がどこの町よりも悪いというわけでない。王都の強力な騎士団が治安活動やモンスター退治、そしてテロ対策を担当しているから、大きな混乱が起こる心配がほとんど無いのだ。
4人は城下町の少し歩いてから、中央にそびえ立っている大きな城に向かった。
エツコ「たぶん父は今、お城の中にいると思うの。城の関係者の身内は身分証明書を見せるだけで面会ができるわ。」
レイコ「身分証明書は持っているのね??」
エツコ「ええ。私は父と話をするから、レイコ達はここで待ってて。」
10分後・・・・・・・エツコが戻ってきた。 レイコ「エツコずいぶん早かったのね。お父様とは会えたの??」
エツコ「ううん。父は王様の命令で別の地域の治安部隊の代理をしているの。父が戻るのは今日の夕方から夜になるらしいわ。」
レイコ「今日は宿屋に泊まったほうがよさそうですわね。宿代は四人とも私が出しますわね・・・・。」
チヒロ「4人って・・・・・僕も!!」
チヒロはあせったが、結局、断れなかった・・・。エツコたちのことが少しは気になるからだ。
レイコは困ったような表情をしたが、内心では喜んでいた。
レイコ(お兄様と二人っきりで寝れるチャンスができたんですもの。)
午後6時王都の兵士がエツコの所にやってきて、エツコに父親からの置き手紙を渡した。
エツコ「お父さん、帰ってきてたんだ・・・。」
エツコは手紙を見た。
『シマくんの事、よく分かった。今日の夜中11時に王都の南門入り口で二人だけで話し合いたい。夜が明けたら改めてシマくんも交えて3人で話そう。』
エツコはその手紙をヒロヤたちにも見せた。
ヒロヤ「じゃあエツコのお父さんは少なくとも、僕たちの付き合いには反対してないんだね??」
エツコ「うん。少なくとも話しあいがこじれることはないと思う。」
ヒロヤ「分かったよ。僕はエツコを信じて待つよ。」
エツコ「レイコもクサカさんもいろいろとありがとう。このお礼は必ずするからね。」
レイコ「水臭いですわ!!私たちは親友じゃないの。」
そして、数時間後、エツコは待ち合わせ場所に向かった。それが悲劇の始まりだということも知らずに・・・・・・・!!
(
2004年12月31日 (金) 16時21分 )
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- RES -
[67]こんなことに・・・・・。 - 投稿者:仮面ライダー音夢
ツクールアドバンスの作成データが消えてしまったので、とてもノベルを最後まで書ききれなくなり、打ち切ることにしました・・・・・・。
本当に申し訳ありませんでした・・・。
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2005年03月20日 (日) 18時47分 )
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