グルビスVSナダル。
セットカウント3−1でナダルの勝ち。
まず、グルビスは昨晩前エントリーでも言ったとおり、
ポテンシャルは激高い。
ランキング1位になれるかもしれんくらいの素質はある。
ただ、現在フェデラーとともに両横綱として君臨してる
ナダルとの差は歴然としたものがあった。
まだ19歳の彼にとって、その差が無くなることもある
のかもしれんけど、もしかしたら、それこそが埋まること
のない素質の差なのかもしれない。
一昨晩は完全に安定性という点で勝負が決まった。
1stは、グルビスのサーブ、ストロークがことごとく入り
ナダルが為す術なくセットを落とす。
でも、グルビスは安心したのか2ndからは少しずつストロ
ークにミスが出だす。
ナダルはその隙を逃さす、全くイージーミスをしないでポイ
ントを重ねる。
どんどん、グルビスの旗色は悪くなり2ブレークダウンに
なったところでグルビスはセットを捨てる。
そして、勝負の3セット目。
グルビスも最初から集中している。
でも、1stほどの完璧なプレーはできず、一方ナダルは益々
ミスのないテニスに磨きをかけ相手にプレッシャーをかける。
グルビスはいっぱいおっぱいでサービスキープし、ナダルは
余裕でサービスキープする。
タイブレに入るが、セット中の展開そのままで、ナダルが圧倒
的にポイント取得率が高い。
ナダルがセットを奪取。
勝負をかけたセットを取られたグルビス。
あとは意気消沈し、あっさりラストセットを落とす。
グルビスの方が、サーブ・フォア・バックとも強力な
武器を持っており、動きもなかなか早い。
ただ、1stセットのように1セットくらいは勢いで取れ
ることもあるだろうけど、3セットは続かない。
結局は実力どおりの結果が出たってとこかな。
でもおれは、あれだけミスのないテニスができるナダルを
讃えるべきな気がする。
1試合通して、異常なくらいほんまにミスがない。
これほど、浮き沈みのないテニスができる選手は俺が見た
世界トッププロの中ではいないんじゃないかな。
集中力って常人は30分しか持たへんって言われてるよね。
高い集中力をキープできるかどうかって、素質の部分が大きい
んやろうな。
素質ってか性格ってかね。
まぁその上で、ナダルは球の威力自体もすごいと。
だからこそ、苦手な芝でも勝てるくらい他との差があると。
グルビスもクレーで当たってたら、余裕でストレート負け
やろうしね。
でも(逆接ばかりですみませn)、グルビスは久しぶりに
わくわくさせてくれる選手なのは間違いない。
今後も常に上の方まで上がってきてほしいね。
ちなみに、明日に新掲示板を開設しようと思ってます。
異論があれば今日中にどうぞ。