テレビで、今回初めて投票する高校生が、 「北朝鮮のミサイル(攻撃)の状況があるから、憲法9条改正が必要」 の発言をしていました。
昨日の選挙応援演説をメモしてみました。 学生、青年労働者のみなさん。是非、考えてみてください。
今度の選挙の、一番の課題は、やっぱり平和です。 トランプ大統領が、武力報復するから、安保法制に基づいて日本に協力しろといわれた時、安倍総理は断ることができると思いますか?
今だって、もうすでにグアム島からB−1という戦略爆撃機が、ほとんど毎日、飛び立っています。これが飛び立ったら、太平洋上は日本の航空自衛隊が護衛しているのですよ。日本海においては、韓国が護衛して、38度線の周辺に対して圧力を加えているのです。
もし、ミサイルが飛んできて、戦争になったらどうしますか、皆さん? 安倍さんは、このようにやっているのだから。 彼は、対話は必要ない、圧力だと言いました。圧力加えて、圧力加えて、圧力加えて、最後どうなるのですか? 最後に平和になるのですか?戦争になるんですか?
世界の指導者が国連で演説して、二人だけですよ、外交で、交渉で問題を解決すべきと言わなかったのは。
最近のトランプ大統領は「今は、嵐の前の静けさだ。解決する方法はたった一つだけある。」と言っている。だから、本当に、軍事力の行使ということを、トランプ大統領はやりかねない。
中国の総書記だった胡耀邦さんが、「20世紀中に日中間に戦争は絶対に起きない。21世紀の、ごく初めも大丈夫だ。」とおっしゃった。 それはどういう意味なのか。「戦争を知っている人間が、政治のリーダーであるうちは、戦争は起きない。戦争を知らない人間が責任者になった時が、あぶないのだ。」ということなんですよ。
今の安倍さんをみてください。 戦争をゲ―ム感覚でみている。 本当にこんなことを、許していいのでしょうか?
だから、何としてもやはり、民主主義もそうですが、平和が大事だと思う。 そのためにも、ずっと私たちは、がんばってきたじゃないですか。今、それが危うくなっている。平和というのは、私たちが生きていくうえで、一番大事な基本的な環境ですよ。 これを、しっかり守る。それが、今度の何よりも大事な闘いです。
小池さんなら、どうなります?あの人は憲法9条改悪に賛成し、安保法制・集団的自衛権の行使を認めて米軍と一緒に行動するということを、踏み絵にした人ですよ。 だから、トランプ大統領から言われたら、彼女も賛成するのじゃないですか?
そうやって、賛成する力が、議会のなかで多数を占める。いわば、大政翼賛会です。戦前の大政翼賛会は、1940年にできた。あれで、戦争する体制が、一元化したのです。国会から文句が出なくなった。民主主義が死んじゃったんです。 そういう時は、戦争が起きます。
本当に、皆さん、大事なのは何か?やっぱり、平和的に交渉するという努力もしなければいけないんじゃないですか? 今、安倍さんがやっている外交なんか、中国がんばれ、アメリカがんばれと言っているだけの話ですよ。
こういう政治を、やっぱり変えなくちゃだめです。 それが、今回の選挙です。 憲法を守り、憲法を生かし、市民が主役の政治をつくり上げていくんだという思いです。
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