強迫性障害の案内板の掲示板1号
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管理人Ari 2014年04月10日 (木) 19時34分 No.2017
かめさん
はじめまして。
私も昔、初めて病名を知ったときは、少しホッとしました。
そして、本で自分とまるで同じではありませんが、似た症状を見つけた時も。
ここで自分の体験を書くと、他の読者さんが似ていると思うかもしれません。自分だけではないと思うかもしれません。
かめ 2014年04月12日 (土) 03時07分 No.2021
管理人さん、返信ありがとうございます。
私の体験(継続中)です。
ドアの鍵を何回も確認する。閉める方向に強くひねり壊すこともある。
窓(サッシ)の鍵を何回も確認する。
「鍵の構造がこうなっているから閉まっている状態だ」と自分に言い聞かせ納得する。
職場で自分が最後の退社になった時、鍵、電気、コンセントなど全て確認するのに30分位かかる。
パソコンに入力した文字をミスがないか一文字ずつ何回も見る。
郵便物の住所を何回も確認する。
トイレの水が止まるまで見ている。トイレのレバーが止まるの方向にあることを確認する。
電話の受話器がちゃんと置かれているか手で本体に押し付けて確認する。
冷蔵庫のドアを何度も押して閉まっているのを確認する。
水道の蛇口やレバーを閉まる方向に回し(押し)続ける。壊したこともあります。
頭の中に図形が浮かびルールに従い完成させるまで次の行動ができない。
テレビの四角い画面にその図形を重ねて図形を完成させる。
ドラマの途中でも、これを行い完成するまでドラマが見れない。
確認をある数字の回数だけやると落ち着く。現在は8。
何かする時、右と左の回数を合わせる。
以前、息を吸う順序もあった。
周りから自分は必要な存在だと思われたい。
そのため何か失敗すると些細なことでも2,3日自分を責める。
もし自分の確認ミスによりそれが後で大きな影響を与えてしまう事を
考えると異常なくらいに確認をする。
通勤途中に、いつもの同じビルの2階の窓風景を見る。そこを見ないと一日が悪いことが起きると考える。
通勤途中に、いつもすれ違う人物の顔を見る。その人を見ないと一日が悪いことが起きると考える。
手を何度も洗うなどの潔癖症はありません。
発症?したのは自分の記憶では小学校低学年位だったと思います。
只、毎日こんなに確認してるのに自分では苦しいとか思ったことはないんです。
「なぜ確認するのか」と考えたのですが以前に
受話器が外れたままになっていて通話中になってしまったとか、
トイレのレバーが引っかかっていて水が出続けていたとか、
過去に確認しなかった為に何かが起こってしまった部分について
異常に確認をするようになったみたいです。
これは他人が確認しなかったものも含めてです。
わからないのは図形が浮かぶ事や、右と左の回数を合わせる、
自分の数字がある、部分です。
かめ 2014年04月13日 (日) 02時00分 No.2022
その他、思い出した点があったので書きました。
本を見ていて気になる部分(内容ではなく絵の色や位置)があると
ページを戻して何回も見直す。
しばらくページが進んでも気になりだすと、
また戻して見直し全ての絵(情報?)を覚えようとします。
これは録画した映像を観ている時も同じで巻き戻して確認します。
頭の中で「あの部分は何色だった?」とか「文字のスペルは?」、「人の数は?」とか
自分に自分で質問するかたちになって気になりだします。
毎回ではなく何かがきっかけで、こうなります。
あと、恥ずかしいのですが
鼻の穴がいつも綺麗にしてないと気になり
血が出るほど鼻掃除してしまいます。
もしかしたらこれも
「手を何度も洗う」などと同じ潔癖症なのかも知れません。
管理人Ari 2014年04月20日 (日) 10時12分 No.2024
かめさん
こんにちは。
体験を読ませていただきました。
通勤しているとのことで、お仕事をしている社会人の世代の人ですね。
>もし自分の確認ミスによりそれが後で大きな影響を与えてしまう事を
考えると異常なくらいに確認をする。
これは、OCDの確認タイプの人によくある強迫観念で、
戸締りや文字などの確認は強迫行為になります。
でも、
>テレビの四角い画面にその図形を重ねて図形を完成させる。
視覚的なものが、気になる点は、OCDとしてはちょっと少数派です。
>発症?したのは自分の記憶では小学校低学年位だったと思います。
>只、毎日こんなに確認してるのに自分では苦しいとか思ったことはないんです。
体験の全体を読むと、これは無理ないと思います。
子どもの頃からの癖の延長のような感じがあるのではないでしょうか?
そうすると、症状としての違和感・苦痛がそれほどないこともあります。
私のように29歳になって急に発症したタイプだと、
症状は、自分とは別なものが後になってくっついた感じで、
違和感や苦痛が大きいです。
大人になってから水虫にかかったような感じで、取りたくてたまらかなったです。
>血が出るほど鼻掃除してしまいます。
もしかしたらこれも
>「手を何度も洗う」などと同じ潔癖症なのかも知れません。
潔癖というのは、正確な症状名ではなく、
きれいにしておきたいという性格が高じたものの俗称です。
たとえば、髪の毛いじりや、かさぶたはがしが止められなくなってしまう人のように、
癖が高じて、止まらなくなってしまうという精神症状はあります。
かめ 2014年04月21日 (月) 02時01分 No.2026
管理人さん、こんにちわ。
>子どもの頃からの癖の延長のような感じがあるのではないでしょうか?
そうすると、症状としての違和感・苦痛がそれほどないこともあります。
なるほど!
確かに子供のころ、これは自分の癖、性格なんだと
自分に言い聞かせてました。
親からも「変な癖だね」と言われていた記憶があります。
大人になってからも人より少し神経質なのかなと思っていました。
強迫性障害・・・
人によっていろいろな症状があるのですね。
自分なりに少し勉強してみようと思います。
さくらさんへ 2014年04月12日 (土) 00時01分 No.2020
こんにちは。
曝露療法に取り組まれているのですね。^^
ネット越しでは、詳しい状況が分からないので、基本的には治療者に、直接聞いてほしい質問です。ここでは、一般論を答えますが、さくらさんの状況に当てはまるかどうかは責任が持てないないという前提で読んでください。
>少しは楽になりますが恐れの対象がうつるときがあります。それはその都度やなければなりませんか?
曝露で、少しは楽になったということは、その間にある程度SUDが減って慣れてきたのだろうと思います。
ただ、この期間は、禁断症状のようなものが出て、他のものが気になることがあります。でも、それでも曝露反応妨害を構わずに続けていくと、数週間で、そのような衝動は気にならなくなってくるはずです。
それでも、強迫症状が他のものに移っただけで、根本的な解決をしていないようなら、暴露反応妨害法のどこかが間違っているか、不十分な可能性が考えられます。下手な行動療法をしていると、単に強迫の対象が置き換わっただけということがあります。
管理人Ari 2014年03月13日 (木) 22時03分 No.2011
まりてぃんさんへ
こんばんは。
>こんな病気など持っていなければ、もっと時間を有効に使えてもっと色んなことが出来るのに!
その通りですね。その気持ちを治療の動機に役立ててください。
>頭の中で思考する時に言葉が途中で止まってしまいまた最初から言い直したり、
元々、その瞬間瞬間の思考は不完全なものです。途中で止まってしまったり、ミスがあるのが当り前なのですが、それを気にしだすと、よけい気になるという悪循環にはまります。
>よく、ショック療法?が良いといいますよね。
ショック療法ではなく、認知行動療法です。
>だけど私の場合は、どうしたらいいのですか。
思考や強迫性障害の認知行動療法にくわしい専門家を見つけて、相談することだろうと思います。
どんな専門家でも、くわしく診断(アセスメント)しないとわからないためです。
>思考は避けて通れません。
その通り。
一般論ですが、思考を一緒くたにせず、いくつかの種類に分けて、コントロールできる部分と、無視できる部分とを区別して、探していきます。そして、変えられる部分を変えていくのが認知行動療法です。
参考になるかわかりませんし、ちょっと古い記述ですが、思考強迫について、次のページに書いてあります。ご参考まで。
http://kyou89.fc2web.com/cope/co06sikou.htm
管理人Ari 2014年02月21日 (金) 20時12分 No.2008
りんママさんへ
確認の強迫症状で、お悩みなのですね。
>主治医は話は聞いてもらえますが短時間でなかなか思いを伝えられません
現在の精神関係の医療機関では、ほとんどが薬だけの診療で、医師が一人一人の患者さんに長い時間を割けない状況です。
そのため、薬以外の治療となると、精神療法、もしくはカウンセリングとして、認知行動療法を受けることが、まず考えられます。
>そういう場所があれば教えてください
どこにお住まいの方かわかりませんが、強迫性障害の専門療法ができそうな医療機関のリストは、当サイトのリストのページに掲載されています。HOMEマークをクリックして、ご覧くださいください。
ちなみに、確認というのは、強迫観念ではなく、強迫行為です。また、精神療法やカウンセリングを行うのは、福祉士ではなく、主に精神科医か心理士です。ご参考まで。
管理人Ari 2014年02月17日 (月) 20時18分 No.2006
桃さんへ
はじめまして。
Yahoo!知恵袋読みました。
できれば、質問は、知恵袋のURLを紹介するだけではなく、この掲示板に直に書いていただいた方がよかったと思います。
既に解決済になっていますし、知恵袋は後でメッセージの削除が難しいのではと思うので、返信はここに書きます。
お母様に話したのですね。
結果はどうあれ、一歩前進されたのではと思います。
そして、掲示板では断定はできないのですが、知恵袋に書かれていた症状の内容は、強迫性障害と診断される可能性がありえるものです。
そして、一般には独力で、克服するのは難しい人が多いです。そのため、精神科などの専門医を受診するというのは、妥当な選択です。
ただ、そこからが難しいのです。
全国に精神科・心療内科の医療機関は多々あれど、強迫症状にくわしい医師・心理士は、それほど多くありません。そのため、せっかく受診したのに、改善が難しい人が多いのです。
桃さんがどこに住んでいるのかもわかりませんが、ぜひ親御さんと相談して、なるべく強迫症状にくわしい専門家に出会えるといいと思います。
当サイトの強迫性障害のページにもいろいろな情報が掲載されているので、よろしければ参考ください。
管理人Ari 2014年01月05日 (日) 11時30分 No.2000
雨男さんヘ 加筆
本年も、よろしくお願いします。
心理カウンセリング・精神療法といっても、幅広く、治療者によっても様々です。日本では、まだきちんとした養成プログラムがないので、治療者個人が研修などでどれだけ勉強しているかに寄ります。
雨男さんの受けたカウンセリングの評価はできませんが、一般論だけ紹介します。
まず読み書きの症状が、強迫症状なのか、元々の性格(その人の特性)に影響されるものかで、心理療法が異なるので、症状のアセスメントが必要です。
もし強迫症状ならば、強迫観念があって、それによる不安や精神的な苦痛を打ち消すために、過剰な確認を強迫行為として行っているはずです。そのため、主な目標としては、確認をできるだけ省くことで、不安などの嫌な感情が生じると思うので、それを打ち消さずに、あえて受け入れ、それに慣れていくようないわゆる曝露反応妨害が、治療の中心となります。ただ、その曝露反応妨害の具体的な内容も、治療者によって大きく異なります。
また、認知行動療法や曝露反応妨害については、当サイトの強迫性障害のページをお読みください。
漢字かひらがなのどちらを使うことが適切かの判断は、強迫症状を抱えていると、自分にはわかりにくいのではないでしょうか?症状がOCDによるものなら、治療がうまく行くと、そのような適正な判断は、その何か月後かに、結果として戻ってくるものです。ただ、それはあくまで結果であって、治療の初期には、その判断
に確信が持てないことも症状の一つとして受け入れます。
医療機関での治療は、カウンセリングだけでなく、医師による治療と総合して判断すべきものですが、当事者としは、症状の改善を求めて治療を受けているのでしょう。疑問な点は、主治医にお聞きしてはいかがでしょうか?