強迫性障害の案内板の掲示板1号
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管理人Ari 2014年01月05日 (日) 11時30分 No.2000
雨男さんヘ 加筆
本年も、よろしくお願いします。
心理カウンセリング・精神療法といっても、幅広く、治療者によっても様々です。日本では、まだきちんとした養成プログラムがないので、治療者個人が研修などでどれだけ勉強しているかに寄ります。
雨男さんの受けたカウンセリングの評価はできませんが、一般論だけ紹介します。
まず読み書きの症状が、強迫症状なのか、元々の性格(その人の特性)に影響されるものかで、心理療法が異なるので、症状のアセスメントが必要です。
もし強迫症状ならば、強迫観念があって、それによる不安や精神的な苦痛を打ち消すために、過剰な確認を強迫行為として行っているはずです。そのため、主な目標としては、確認をできるだけ省くことで、不安などの嫌な感情が生じると思うので、それを打ち消さずに、あえて受け入れ、それに慣れていくようないわゆる曝露反応妨害が、治療の中心となります。ただ、その曝露反応妨害の具体的な内容も、治療者によって大きく異なります。
また、認知行動療法や曝露反応妨害については、当サイトの強迫性障害のページをお読みください。
漢字かひらがなのどちらを使うことが適切かの判断は、強迫症状を抱えていると、自分にはわかりにくいのではないでしょうか?症状がOCDによるものなら、治療がうまく行くと、そのような適正な判断は、その何か月後かに、結果として戻ってくるものです。ただ、それはあくまで結果であって、治療の初期には、その判断
に確信が持てないことも症状の一つとして受け入れます。
医療機関での治療は、カウンセリングだけでなく、医師による治療と総合して判断すべきものですが、当事者としは、症状の改善を求めて治療を受けているのでしょう。疑問な点は、主治医にお聞きしてはいかがでしょうか?