こんにちは、質問箱のほうのテキスト読みました。
まだ正式なテキストとしてのアップは、こらからだと思いますが、ちょっと色々思い出してしまったので
少し書かせてください。
自分の勤務していた病棟は血液疾患の患者さんも入院されていました。
成人前後の青年達が多く、大学を休学したり、恋人と離れて入院したり、またまだ、お子さんが小さい若夫婦の方もいるような、その病気にならなけらば、輝かしい夏を青春を、穏やかな時間を家族と過ごせていた人たちでした。
神様は、優秀で温和な人間を手元におきたいのか・・・彼らは皆、頭の良い子や穏やかな人ばかりでした。
彼、彼女達と新しい漫画や音楽・・・休学中の大学への気持。恋の事。検温や巡回のたびにいろんな事を話したことをテキストを読んで思い出しました。
ずっと受け持ちだった姉御肌の患者さん。
家族ぐるみで、色々と関わらせていただきました。
苦しい治療も頑張って乗り越えたのに・・・悲しくて悔しい事に、天国へ旅立たれてしまった。
49日の法要に招いていただいて、「コレを持っていてほしい」家族から彼女の写真を形見としていただきました。
彼女はウエディングドレスで微笑んでいました。
ご家族の話だと写真を撮ったの誰も知らなかったそうです。きっといつか着てみたいって、思っていたんだねとお母さんは静かに話されていました。
白いドレスの彼女は綺麗でした。
ご家族から託されたお金もどっしりと重みがあったでしょうね。
お金事体の重さでなく、ご家族の気持や、その後輩さんの笑顔の重さ。
その重さを受け止めるのは覚悟のいることで・・たじろぎながらもそっとその重さを包み込むしか私たちにはできないのかもしれませんねぇ。