「7〜8割の人は保険金が下がる」って説明だったわけで。それで実際にどれだけ下がってるか/それとも嘘だったのかを統計取りましょう・・・という話にならないのが今のマスコミ。どう選んだのか不明な40人(統計データとしてはあきれるほど少ない)に電話取材したら23人が保険金上がってた、とか保険金上がった人ばかりを追跡調査して不満の声だけを拾ったりとか。
わりと各種メディアから情報を集めてるつもりなのですが、「事前の試算では7〜8割の人が下がる」以外にまともなデータが出てこないんですよね。「実際にどれだけの人が下がったのか実績データ」とか、「政府の試算はおかしい、こういう試算をすれば現状とよく一致するではないか」みたいな話が全然出てこない。
マスコミとの付き合いも長いですが、こういう時はたいていきちんとしたデータを出してもセンセーショナルにならないからやらない、という時ですね。おそらくきちんとしたデータを出せば、まあ6割以上の人は保険金が下がっているのでしょう。それほど大きい額じゃないでしょうけれどね。「後期医療制度問題」が社会の道具にされちゃってますよね、これ。
あ、ちなみにうちの近所のバス会社、60才以上だと月1000円だかで乗り放題パスが買えるとかやってるみたいです。生活の保障と考えると花屋は厳しいかもですが、床屋は出来そうですよね。