オバQマンさん、鉄人は太陽の使者世代なので初代は
のちに東映ビデオから出たソフトで拝見しました。
黎明期のアニメなんでクオリティ云々は度外視。出来た、と
言うだけで歴史的価値の作品だと思っています。
横山光輝氏のインタビュー記事で、あまりの不出来さ故に
「放送が終わったらフィルムを全部処分しろ!」と
激怒した旨の記事があり驚いたのですが
(後年「よくは覚えていないけど、そのくらいの
気持ちはあった」と若干柔らかい表現に変化)
1963年当時、素人同然のスタッフを新聞広告でかき集めて
電通のごり押しで作られたと言われる初代アニメ版。
今の眼で見ると稚拙極まりないのは仕方ない事ですが
返って当時のアニメのノウハウの蓄積加減が解って
いろいろ発見があり楽しかったりします。
ああ、当時の爆発の表現ってこうだったんだ、とか。
ロボットの足音の表現も、こんな感じで処理してたんだ
とか。作画も回を重ねるごとにスタッフが成長して
上達していってるのが解るのも楽しいです。
件の白石冬美は私も見てました。予告編のヤツですよね?
ダウンタウンがツッコミまくってましたが。
(この番組で一番印象的なのが、松ちゃんが
「マジンガーZってホンマにあった話やからね」と
かましたボケ。あれは笑いました。)