祝!「アルプスの少女ハイジ」アニメ生誕50周年!!
私は原作小説を読んだ事はありましたが、まさかアニメになろうとは。「ハイジ」といえば、当時は麻丘めぐみのヒット曲に「アルプスの少女」ってのがあり、そのイメージが強かったです。
いざ見ると、アルプスののどかな風景を舞台に、ハイジを始め、おじいさんやペーター、そして子ヤギたちの絵は素晴らしかったです。その後後半になると、ハイジは町へ行きますが、そこではクララやロッテンマイヤーなどの新キャラも登場、そして後年に懐かしのアニメ回顧番組で(次作「フランダースの犬」の悲惨なラストと共に)幾度となく見せられるあのシーン、つまり「クララが立って歩く」という感動場面でした。
あの頃の私にとっては、当時のアニメは直前放送の「マジンガーシリーズ」(Z→グレート)が強い中、こういった名作で感動するのは久々でした。
当時「ハイジ」人気はスゴく、有名なのはラスト3カ月に裏の「ヤマト」の人気がなかったという事、しかし私にとっては、ラスト近くに放送された「FNS歌謡祭」で、OPテーマ「おしえて」が特別賞を受賞した事が印象あります。「FNS歌謡祭」はこの年から始まり、それも現在の歌謡ショーではなく、「レコ大」や「歌謡大賞」と同じ音楽祭でした。当時の音楽祭でアニソンが受賞するのは珍しく、「オバQ」や「ムーミン」ぐらいでしょう。
またこの他にも、話が終わって次回予告に行く途中、提供のカルピス(この枠はカルピス枠だったな)のCM「おやすみなさいシリーズ」が「ハイジ」の時期に放送されてました。父と子が話をしていると、やがてアニメの世界が入るというもので、季節ごとに代わってましたが、冬の時の「雪ウサギ」が一番印象ありました。最初の3ヶ月に使用され、ラスト1ヶ月にも12月と言うこともあって再登場、うれしかったです。あのアニメはアニメーターとして著名な鈴木伸一(小池さんのモデル)だったそうです。
(この時期の日曜には印象あるCMがあった。夏場にはNTV21時の「子連れ狼」に使用された、日清紡の「3人の少女が縄跳びしながら系列会社を紹介」が懐かしい。いずれもYouTubeで投稿してくれないかなァ)
あれから50年、この間ハイジたちは色々な番組やCMに登場、特に「家庭教師のトライ」が最大のヒットでしょう。これからも「ハイジ」は忘れられない作品となります。