私が勤務していた当時は、アニメ制作部門はなく、16mmやビデオの実写制作で働いていました。

会社自体は、93年頃までは確実に存続していたと思いますが、その後どうなったのかわかりません。そもそも、こちらのサイトを見つけたのも、ネットで会社名を検索している中で見つけました。

ネタ的な話ですが、実は時報映画社は、ガンプラの最初のTVCM（1作目の映画が上映された頃）を制作したそうです。先輩社員から、あの時の撮影は大変だったよと聞かされた覚えがあります。CMとしては、ガンダムの世界観をうまく表現してたかは微妙な出来でしたが。

あと、なぜか「サンダーマスク」のネガ原盤が、事務所に山積みになっていました。フィルム缶も錆だらけで良い状態ではなかったと記憶しています。当時、70年代の特撮ドラマのソフト化がぼちぼちはじまっていたので、一度社長にソフト化したらどうですかと提案しました。しかし、これあんまり面白くないからなぁ、の一言で却下。

アニメのフィルムもそうですが、大量のフィルムはどこに行ってしまったのでしょうね。。

2015/01/30/(Fri) 10:58:55

ネットで調べてみた所、こんなブログがヒットしました。
http://yamatotakada.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%82%B4%E3%83%B3
ここの第3回(http://yamatotakada.blog.so-net.ne.jp/2014-05-23-2)によると、会社自体は現役みたいですね
(ただ、時報映画社と日本動画のどちらに連絡したのかは分かりません。内容からして前者だと推測しました)。
会長さん曰く「1990年代初頭にポジフィルムは全て処分した」「ネガも行方知れず」らしいです、残念。
しかし、第4回で奈良県のコレクターの方が「ガンとゴンを持ってる」と仰っているそうです。
早く続きが来ると良いのですが(笑)。

2015/02/14/(Sat) 04:22:20

vaipunaさん　　 Gluonさん
長らく放置状態にありすみません。

時報映画社になぜサンダーマスクのネガ原版があったのか
所以が解らないのですが、版権管理業務みたいなことも
副業でやってたんですかね？
１９８６年前後にサンダーマスクは当時のひろみプロの
代表的な立場でもあった平田昭吾さんのところに
申し出があったと本で読んだ事がありますが、
平田さんが固辞したため実現しなかったとか。
当時フィルムは実制作担当のエキスプロが
地方にアトラクやフィルム上映会をやってたとも
聞いてるので、複数本焼かれてたんですかね。
面白くない、というより、予算や時間の関係上
どうしてもチープな画になってしまうのが目について
「面白くない」の評価になってしまったのかな、と。
演出も正直、他の番組で同様の特撮モノに慣れてる人は
本多先生だけで、田中・岡崎両氏（２６本中２０本が彼らの手による）の演出は今見ても「？」な個所が多くて。この手の作品に慣れていなかったんでしょうね。

フィルムはほっとけば劣化するし、保存状態がわるいと
もう溶けちゃったりひっついちゃったりして使い物に
ならなくなっちゃいますしね…。それが倒産した会社の
ものともなると…。大蔵映画なんか、置き場所が無いからって理由で今まで作った映画のフィルムを撮影所壊した跡地に重機で埋めちゃったらしいし（ひどい…）。取るに足らないＢ級Ｃ級の作品でも映像は文化の一部なんだから、なんとか補完できるシステムが欲しいですよね。

2015/05/03/(Sun) 01:05:43

先日、仕事の都合で、時報映画社のあった浜松町に行く機会がありました。私が勤務していた時から30年近くたっているので、事務所があった界隈の風景もだいぶ変わっていました。近くにあった小学校はなくなってマンションにかわっていました。ただ、驚いた事に、事務所があったビルはまだ健在でした。

しかし、事務所にあったネガ原盤やアニメのフィルムはどこに消えててしまったのでしょうね。下記の方が書かれているようにもう処分されてしまったのかと思うと残念です。映像も時代を映す文化という視点でみるとやりきれないですね。

2017/12/29/(Fri) 22:12:49

vaipunaさん、どうも初めまして。時報映画社の作品について研究を行っている者です。
現在、時報映画社さんの作品が界隈で賑わっております。もしよろしければ勤務されていた当時の事をお聞かせ願えると幸いです。

以下が連絡先のメールアドレスとなります。☆を@にお変え下さい。
starchild_poron☆yahoo.co.jp

2018/01/23/(Tue) 22:07:44