1日遅れましたが、祝!「きかんしゃやえもん D51の大冒険」生誕50周年!!
この作品は地上波でチビチビ拝見、原作は知ってた(弟の教科書に載ってた)ものの、当時はあまり印象がありませんでした。
その後20年ぐらい前に、「ア太郎」(第1作)録画したさに東映Chと契約、そこで「完全復刻!東映まんがまつり」という企画があり、ようやく全話拝見しました。
売りの一つである「実写挿入」は面白いですが、話としては、最初図体だけでのろまなやえもんが、他の電車たちからバカにされてしまい、かつてやえもんの運転手が父だったという正少年、そしてネズミ一家やブルドッグのキングといった仲間に庇われるのがつらかったです。
でも後半、火の粉を吐き出した失態から解体のピンチに追い込まれるも、ギャングトリオ(アメリカ風だね)を退治して皆に感謝されるというのは良かったです。
後年CGアニメで「やえもん」が公開(声はチーチー)、私もYouTubeで拝見し、主題歌にかつて挿入歌だった「頑張りの歌」が懐かしいです。
同時上映は、
*飛び出す立体映画イナズマン
*仮面ライダーX
*マジンガーZ対ドクターヘル
*キューティーハニー
*ミラクル少女リミットちゃん
変身ブームが下火になっても相変わらず特撮は人気あります。中でも「イナズマン」は「赤影」「キカイダー」に続く立体映画ですが、オイルショックによる物価高騰(現在もこうだね)で立体映像装置が高騰、これを以てしばらく中断します。
一方「魔女」が2本上映、「リミットちゃん」は初期作です(でも冒頭の挨拶は変更版)が、「ハニー」は名作中の名作「赤い真珠は永遠にの巻」です。真珠欲しさに人間に殺された妹人魚チルルの仇討ちとばかり、人魚マララがパンサークローにわが身を売ってシーパンサーに改造、人間に復讐する一方で、ハニーは人間全てが悪ではないと言い聞かせるも、最後はとうとうシーパンサーがハニーに抹殺されて海の藻屑と、「空中元素固定装置を狙うパンサークロー」と「父・如月博士の仇討ちのハニー」となる通常とは異なる異色回でした。