一方の「イソップ」、もうこの時期はまんがまつりがズタズタ状態、1982年春の「アラジンと魔法のランプ」以来の公開で、同年夏には史上初の公開無し、そしてこの後翌1984年春になっても公開しない状態でした。
そんな中の作品、内容は1968年公開の「アンデルセン物語」(藤田淑子主演)と同じ「話の中にイソップ寓話を挿入」ってな話でした。でも主人公イソップが中世ヨーロッパ風の少年、あれ見た人は「あれがイソップ」と間違われてしまいます。
主演は高見知佳。同時はバラドルとして活躍、再び歌もヒットさせてました。しかし前年惜しくもなくなってしまいました。
主題歌は牧伸二、海外作品「幽霊城のドボチョン一家」に出演したのでアニメは経験済みですが、テーマは唯一、かつて50年前は金子アナ(今の小田切アナ)・桂三枝・いとしこいし・玉置宏・土居まさる・はんじけんじ(→ジェリー藤尾)らと並ぶ日曜昼の顔でしたが、当時はもう過去の人に。
同時上映は「ほよよ!世界一周大レース」・「ダイナマン」・「ロボ丸」と比較的シンプル、この時期はブローアップものはもう過去になり、新作がメイン、そして「ダイナマン」と「ロボ丸」は後にテレビエピソードとして放送するという異色でした。
しかし先述の通り、まんがまつり事態が途切れ途切れの公開、ピンチに追い込まれてましたが、間もなく始まる「キン肉マン」が救世主となり、そして内容も長編オリジナル作品メインからテレビ新作へと変貌する事に。
以上、これからも色々な情報を楽しみにしております。