久々のアニメテーマは「けろっこデメタン」ですね。
あれは私でも見てません。「ハッチ」「モック」と続くタツノコファンタジー路線第3弾ですが、当時は主にNET(テレ朝)で「新・明色お笑いゲーム合戦」(「底ぬけ脱線」の毎日放送版。司会は大野しげひさ)を主に見てました。
(末期になると海外アニメ「いじわるじいさん大追跡」も見た)
その後何度かテレ東で再放送、特に、前に述べた様に「ドンドラキュラ」が突然打ち切られたあとに、いきなり放送されたのは知ってます。
内容も当然の事ながら知っておらず、最近のYouTube(タツノコがチャンネル出している)で初期の作品を見ましたが、ギヤ太一味がこれでもかこれでもかとばかりにデメタンをいじめるのが、見ていてつらいです。「ハッチ」「モック」でもいじめはありましたが、こんなんじゃないです。
しかし最後になると、ギヤ太の背後に「ナマズ入道」が居た事が判明、最後は皆で協力して退治、そしてあんだけあくどかったギヤ太も、優しい父になるという結末、「序盤の悪どさはなんだったのか」になりつつも、めでたしめでたしになりました。
(直属部下のザリが死ぬとは意外、でもイボ吉やキャールみたいな愛嬌が無かったしな)
あんましヒットせず、また「東宝チャンピオンまつり」でも「ハッチ」「モック」みたいな劇場作がない、恵まれない作品でした。でも後年、同じタツノコ作「ヤットデタマン」の「ワタルが亀に大変身の巻」で、ミレンジョ(アクダマのボス)がラナタン、コケマツ(ヤセ男アクダマ)がデメタンになるギャグになった事もありました。
来年1月には生誕50年(1日前の元旦には「バビル2世」が50年)、しかしあまり祝えないかも。