新型コロナウイルス・ウクライナ侵攻・宮城福島大地震、そして東映アニメーション不正アクセス事件と、やたらと事件連発の今日この頃に、祝!「ながぐつ三銃士」生誕50年!!
私にとって「長猫」物は3作目の「80日間世界一周」が好きで、無印や「三銃士」はあまり拝見してません。それでも動画などでチビチビ拝見すると、お馴染みのペロ・ネズミ・殺し屋を初め、今回のキャラであるアニーやジミーらが、贋金団を相手にしてのアクションが多かったです。
前作「アリババと40匹の盗賊」ではキーパーソン女性キャラが無かった分、アニーの美貌は際立っており、声が鮎原こずえやエンジェル姫の小鳩くるみ、この時期では珍しいおとなしめです。またジミーは初期作「西遊記」、そしてこの時期では「サザエさん」で三河屋の三平さんを演じた小宮山清、お馴染みの声色でした。後年「ダイアポロン」や「ゴーダム」で頭脳キャラを演じた後、「キャンディキャンディ」でイライザの兄ニールを演じ、イライザほどではないが珍しいいじめキャラでした(その分イライザのワルは光ってた)。
東映グループの大川博が逝去された後の作品であり、アニメとしてもいよいよ質が落ちたり、テレビっ子にとって長丁場の劇場アニメも飽きられる有様、これが直後の「登石新社長による希望者退職」になる結果とは。厳しい時代でした。
同時上映はこれです。
*仮面ライダー対ショッカー
*スペクトルマン
*ムーミン(第2作)
*さるとびエッちゃん
「長編アニメ」を初め、「ライダー」「スペクトルマン」「カルピスまんが劇場」「魔女」とローテーションは変わってない(こんなのも珍しい)ですが、ウエイトは「ライダー」に変わっており、初のライダー新作へ、また「ムーミン」の新作が「まんがまつり」に登場(でもこれのおかげでDVD化出来ないだよな)、そして「エッちゃん」。この「エッちゃん」は私が再三述べている、スポコンパロディわんさかの第1話でした。当時これを見てた客はどう思ったか!?