オバQマンさん、今年はほんとなじみ深い先生方の急逝が
多い印象です。
古谷先生の代表作はやっぱし「ダメおやじ」になるんですかね?
世代的にほかの古谷漫画も見る機会に恵まれてたもんで
いろいろ覚えてるんですが、妙に記憶にあるのが
たしか「母恋い千鳥」という漫画。
これ、ダメおやじとおなじ残酷イジメ漫画なんですが
親戚の家に預けられた孤独な少女が継母とそこの娘に
メチャクチャにいじめられる漫画で、覚えてるのは
彼女に手を差し伸べてくれるハンサムな同級生がいて、
それを知った継母の娘が二人の仲を裂くために
あの男の子に嫌われるように、彼の前で尻出して屁をしな!
そうすりゃ、あんたの母親に合わせてやってもいいんだよ?
クックックククク…」
で、本当に彼氏の前で少女は「ごめんなさ〜い!」と言って
プ〜ッ♪と屁をして「君はそんな人だったのか!
見損なったよ!」と嫌われて、最後、母親がいると
言われてる大雨の公園で(無論、母親が来るなんて継母のウソ)
少女はいつまでも待ち続ける…という話の漫画でした。
この後、どういう続きになったのか覚えてません。
知らない間に終わってた漫画なので。
あと覚えてるのは「5年バカ組」。
1972年から小学5年生で連載開始したギャグマンガですが
ダメ先生が暴力生徒にギタギタにされるという内容で
ダメおやじ学年雑誌版、というべきでしょうか。
ただ、学年誌で残酷ギャグも出来ず中途半端な
仕上がりになってしまってて、たった3回で
「今回をもって終了させていただきます」と突然の終了。
理由はわかりませんが、週刊連載抱えてる古谷先生にすれば
手一杯だったから自ら退いた可能性もありますが。
ダメおやじは映画版は恐妻コメディですからね。
あんな恰幅のいい栄養行き届いたダメおやじはいない。
古谷先生のご冥福をお祈りいたします。