祝!「天才バカボン」放送50年!! なのだ!!
当時床屋の「マガジン」で「バカボン」を読んでファンになった私は、「バカボン」がテレビになると喜んで拝見しました。しかし、当初は原作通りのキョーレツギャグが多かったですが、提供・大塚製薬の意向でギャグが薄められていったのは残念でした。
私が気に入った「バカボン」話を。
*第1回B「赤ちゃんはホンモノがいいのだ」
前に述べた様に、後半、ハジメが生まれそうになる時、医者のカウントダウンが転じて病院内で花火をブッ放すのがキョーレツだった。
*第10回A「バカは日本製がいいのだ」
ママの女学生時代の親友・ノンが来たが、バラバラにするのに興味を持ったバカボン親子がノンのあらゆる物をバラバラにしてしまう。ライターは暴発し、ペットのメリーやドレスや車までバラバラ、車は直ったものの途中で再びバラバラ、これには、ノンに「バカは日本製がいいのだ!!」と反論したパパも責任を感じるが、ママに許されたのはよかった(さすがママ)。
*第13回B「ふしぎなおかしなチャペルなのだ」
原作の「ハリとカモイがシキイなのだ」をアニメ化したが、作った教会がトイレから出入り、さかさまの部屋、どんでん返しなどとメチャクチャ。
*第16回B「スキーがなくてもヤッホーなのだ」
スキー用具を持たずにスキー場に行って、スキーヤーにバカにされるが、手違いでスキーヤーの道具を使って大暴れ、スキーヤーが罪をきされる悲惨振り。後に第37回B「パパはゴルフでカッコいいのだ」でリメイクされる。
*第20回「運動会はパパにまかせろ」・「バカボンの学芸会なのだ」
前半、バカボンがガキ大将に「びりになったら逆立ちしろ」と賭けられ、パパとトレーニングするが、BGMに前番組「巨人の星」の「ゆけゆけ飛雄馬」が流れるお遊びが傑作。後半は「ウイリアムテルと人食い人種」を原作にしながら、バカボンの学芸会を中心にするも、パパが「傷だらけの人生」を歌うのがスゴ!
*第40回「バカボン一家がサヨウナラ」
お馴染みの最終回なので言わない。でも珍しくリアルタイムで拝見した。
ところで気になる事が。第9回Aの「カネのなる木はいかがかね」、確かリアルタイムや直後では「バカとお金は使いよう」となってたはずだが。
(もしホントなら、なぜ改題したのだろ)