9月になりました。祝!「新オバケのQ太郎」生誕50年!!
当時小学2年だった私は、学習雑誌で「オバQ」がテレビ化と知り、それより前に見ていた元祖「オバQ」がまた見られるとワクワクしました。そして放送後は毎週欠かさず拝見、不二家(元祖も提供)やプリマハム(新参入)のオバQCMも拝見しました。また放送日は水曜日、直前の「奇想天外歌合戦」と合わせて拝見です。後に「アストロガンガー」に代わり、こっちも拝見しました。
(「奇想天外」というのは、2チーム対抗の歌合戦だが、歌う時に変な仕掛けを着けるというもの。司会は漫才の敏江・玲児で、レギュラー審査員は最近亡くなった富永一朗だった)
やがて番組が終わっても、NYVでは何度か再放送、そのたびに楽しく拝見しましたが、やがて権利なんかで放送されなくなりました(元祖も)。寂しいです。
ここで、私が気に入った「新オバQ」の話を。
*第23回A「Qちゃんオニになるの巻」
節分、大原家で豆まきをするのだが、やがてオバQが豆を食べまくり、今度は神成家の豆を食べようとする。そこでドロンパが「Q太郎は外!」とばかりウメボシを投げつけ、そうとは知らぬオバQが食べた途端の顔が傑作!!
*第34回A「オバケの劇団の巻」
正太たちが演劇をやるので、オバQも入れてほしいとするが、正太たちに「オバケがやったら怪談だ!!」とからかわれて大ムクレ(こん時階段からオバQが落ちるオヤジギャグ)。そこでオバケたちで「人魚姫」の劇をするのだが、例によってシッチャカメッチャカな劇に!しまいにはオバQがウルトラマンになって「ウルトラQだ!!」って、よその特撮宣伝していいか!!
*第37回B「ごはんをいっぱい食べようの巻」
大原家の近所の少年は大の食事嫌い。そこで母親がオバQに食事家庭教師を依頼するのだが、なかなかうまくいかない。しまいにはオバQがテレビ番組の出演者になったり(化けられないのに)、おもちゃ箱やランドセルから現れて「ごはんを食べて頭の良い子になりましょう!」というも、少年は「食べ過ぎるとQちゃんみたいに頭が悪くなるじゃないか!!」とお返し!!
*第48回「ぼくらのゴーストタウンの巻」
初の一本立て。オバQとO次郎が偶然から地下都市を発見!! 早速皆と共に行って楽しむが、その地下都市にクマゾウ一家というワル一味が根城にしていた!! 原作とはいえ地下都市はいいけど、それが戦争の本土決戦にそなえたというのが恐ろしい。
*最終回「ネプチャ国の大冒険」
詳細は前に記載したから言わない。最後はオバQ・O次郎・大原一家が揃い、その下に「おわり」と書かれただけで、ギャグアニメらしく最終回的な雰囲気は皆無だった。