強烈に懐かしい。
そして面白かったのでコメント
します。
ダメ親父は再放送で初めて観ま
したが、アニメでもやっていた
のかとびっくりしたのを覚えて
います。
1982年頃の夕方のことでした。
しかも床屋にあった昔のサンデ
ーの話とは正反対の残酷非道ぶり!
つまり、雑誌の方が解説の通り
マイルドになった話だったわけ
です。
たしかに牧場でダメ親父がのん
びりしているだけの毒にも薬に
もならない内容でした。
ところがアニメでは「ケバラバケ
バラバテレビデ…」と呪文みたい
なコーラスと回転する親父の過
激な映像で、あれは怖かったで
すよ笑
私が記憶しているアニメの話では、
オニババが結婚前は優しい女性だ
ったという過去を思い出した親父
がリベンジをしかけて彼女を狼狽
させ、後少しで親父の勝利という
ところでタコ坊やユキ子が過去の
ことは過去のことだ!みたいな感
じでオニババの肩を持って逆転敗
けになるってモノです。
とにかく、あの犬が出なければ観
るに耐えられんなって恐れていま
したが、もっと驚いたのがこれま
た解説通り、前記の原作の残酷さ
を知った時でした。
古本屋さんで初期の(?)単行本
をめくると、オニババが猫の死体
を親父にぶち投げる…あれはキツ
過ぎました。いかにあの時代でも
テレビでは放送できないでしょう。
この作品は妖怪人間ベムなどより
うんと怖かったです。
ベムは色んな意味で笑えるのです
が、家庭内暴力なのでダメ親父の
方がリアリティがあるというか…。
こちらの解説を読んで最も関心を
抱いていることは、大会社の社長
になった時に、猫の死体を投げつ
けていたオニババや子どもたちが
どんな風に態度を改めていくのか
です。
単純にお父さんが偉くなった!
金持ちになれるから!
で態度を改めたのなら、
それはそれで何というろくでも
ない家族だろうと腹も立ってき
ますが、実際はどうだったんで
しょうか?
そんなところです。