今回は「ミクロイドS」ですね。これは私も時々見ました。
当時は直前に「人造人間キカイダー」→「キカイダー01」、その前には「仮面ライダーV3」と、子供路線の真っ只中、そして何よりかにより、裏が超々強敵国民的番組「8時だヨ!全員集合」でした!! 私を始め、当時の子供はみんな「全員集合」見るか、こっちを見るか大変でした!!
(もひとつおまけにプロレスか巨人戦もあったな)
この「ミクロイド」、前が「デビルマン」、次が「キューティーハニー」とインパクト充分の作品に対し、どうも地味だったです。中盤からはミクロイドと美土路一家の他、学の学校関連者も加わり、少しは良くなりました。
最終回は見ておらず(やはり「全員集合」相手じゃ)、今回の紹介で分かりました。「ギドロンは水が苦手」(「ガリバーの宇宙旅行」じゃんか)や「ギドロンは100名」というこじつけ理由で日本支部を全滅するも、ギドロン自体は滅んでない結果。これは「デビルマン」の「デーモンは滅んでない」、「ハニー」の「滅んだのはジル率いる日本支部だけ」と同じで、「これからも戦いは続く」という事でしょう。
でもこの後の「ハニー」の登場で、当時の子供は「ハニー」の色気さに「ギョ!!」となりますから。
この他、「ミクロイド」はセイコー(当時・服部時計店)の提供で、新聞などでは「セイコープレイハウス」という枠名があり、ロート製薬・武田薬品・不二家・松下電器などの様に番組オープニングもありました。でもロートらと比べるとあまり知られてません。YouTubeにも無いんです。
(「デビルマン」や「ハニー」も同じか)
当時のセイコーはTBSの夜7時前の時報CMを担当、25秒宣伝をやって、「セイコーが7時をお知らせします」「ピッピッピー」とやったのを覚えてます。またこの頃のセイコーは「RAH! RAH! SEIKO」をキャッチフレーズに、若者をターゲットにしたCMをやってました。「ミクロイド」でもやってましたよ。