「令和」初紹介作品は「新・ど根性ガエル」ですね。
私は元祖版を拝見しており、その後日本テレビの夕方で幾度となく再放送されてました。あの「ど根性ガエル」が再登場と知って驚きました。また声優も、ひろし役の野沢雅子、ぴょん吉役の千々松幸子、梅さん役の原田一夫、町田先生役の永井一郎が不変で、あとはすべて変更、特にゴリライモとモグラが青空球児・好児とは!!
放送されたのは月曜19:00。これは「ジョー2」だけでなく、「元祖天才バカボン」→「ルパン三世」(第2作)と、リバイバル作品が続いてました。
でも元祖版に慣れた私にとっては、あまり見る事も無かったでした。当時はあの「100人に聞きました」がやってましたからな。
結果は7ヶ月で終わりましたが、あの時期の日本テレビからすればがんばった方です。なにしろ当時のNTVは「スタ千」終了直後で人気急上昇のフジテレビ(今じゃ大違い)の影響をモロに喰らい、三波伸介司会の「日曜8時ドパンチ大放送」と「ダントツ笑撃隊」、高見知佳主演の「コメットさん」モドキ番組「おてんば宇宙人」と、3か月も持たない番組が連発、おまけに「新アトム」も「アラレちゃん」のために年内終了と、メタメタ状態ですから。
(伸介なんか同時期に「お笑いオンステージ」が1982年3月終了が発表され、3本も持ち番組がなくなり、やがて1年後にはあの世行だよな)
でもこの後のNTV月19:00は、「ゲームセンターあらし」が半年、そして「一平」がとうとう3ヶ月!! 「100人」のためにこの有様ですよ。
そんな作品ゆえ思い出もあまりないですが、唯一なのが、当時NTVで放送された正月特番「番組対抗かくし芸」に「新・ど根性ガエル」が出た事です。どんなかくし芸かは知りませんでしたが、アニメが出るのは珍しく、1980年には「ルパン」声優が水中演奏、そして1981年には「新アトム」「新鉄人」「ジョー2」がアニメでかくし芸を披露しました(手間暇かけたな)。この後1983には「一平」と「ウルトラ婆さん」が打ち切られてしまい出なかったです。