……は10年くらい前にCSで見直した(かなり内容覚えてました)うえに最近になって原作も古本で一気読みしました。子供向けでも何かしら“重い”6〜70年代や同じ時代のリアルロボット物に比べると、80年代のファミリー向けアニメは肩が凝らなくていいですね。
で、すみませんが一つだけ。読ませていただいた記事だと殺人レース編がクライマックスのように読めてしまいましたが、アニメも最終エピソードは原作と同じ、アメフトとラグビーを混ぜ合わせたような謎のスポーツ(原作では「恐怖のデスマッチ」と呼ばれた)編です。
殺人レースのほうは要するにトライアスロンのことです。当時はまだ外国の聞き慣れないスポーツを日本式に呼び替えていて、スポーツ番組でもそう呼ばれていた記憶があります。
この殺人レース編でジョー・コッカーが再登場、続いて最後のエピソードとあいなるわけです……が、オリジナルエピソードの挿入を除けばジョー・コッカーの扱いが原作とアニメの決定的な違いなんじゃないかと。
最後に、個人的には「ウラシマン」と「ジリオン」はもうちょっと評価されてもいいと思ってるんですが、まあそのあとのタツノコ本家はちょっと……というのは同意です。