今回は「ポールのミラクル大作戦」。
前に述べた通り、開始当初は「ガ・キーン」を見ていたために途中から見始めましたが、やはり最初の第1シリーズ(と言っておこう)、つまりベルトサタンに拉致されたニーナを救出する話は大変でした。後年再放送で見た時、ニーナの親や親友にまでポールは嫌われてしまい、ポールは辛かったです。不思議な世界ではパックンやドッペがいるとはいえ、ポールは孤独な戦士にも匹敵します。
しかしニーナが救出(第17話とは意外に早かった)からは、「ニーナのためにベルトサタンがよみがえった」という裏設定があるとはいえ、結構面白い内容になりました。今回紹介された「トッカメール警部の冒険の巻」ってのも最後が「夢」とされたのはがっかりでしたが、それより良かったのが、第22話「メカタウンの最後の巻」です。ポールの親友で工場の息子コパーが、ポールらと共にメカタウンにいき、パーツの大切さを知りながらも、結果は警部と同じ「夢」のオチ。ちとがっかりな結末でした。
最終回もリアルタイムで拝見せず、再放送で拝見、ベルトサタンを見事撃破し、キノッピーが改心しながらもキノコに戻るという結末、そして同じ頃、ポールの町の天候が大不順になりながらも、それがベルトサタンの仕業というのを知らない。ハッピーエンドになりながらもやや悲しい終わり方でした。
CX日曜18:00アニメはしばらく2年放送が続いて、1年放送は「ハクション大魔王」以来。そして2年以上放送となると今の「ちびまる子ちゃん」までない状態です。