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[Name] オバQマン [Title]
[912]

久し振りです。しばらく「OVA」ぐらいしか取り上げてないと思われましたが、知らぬ間にタツノコアニメを3本も取り上げてました。

その中の1本「炎のアルペンローゼ」。当時私は見てませんでしたが、時々見て「タツノコでも少女アニメをやるのか」と驚きました。それも正統派の少女アニメ。タツノコのイメージを大きく変えた作品でした。

あの枠、フジテレビ土曜18:30は「タイムボカンシリーズ」以来タツノコが仕切っておりますが、「ウラシマン」以降の作品、泥流は日曜18:00、そう、あの「サザエさん」の前座役(「てんとう虫」や「ミラクル大作戦」もやってた)、更にさかのぼれば「グズラ」「ドカチン」「紅三四郎」です。

こんな伝統アニメであり、しかも当時の各局はニュースだらけ、こんな中「アルペンローゼ」は「ハキダメにツル」とばかりに唯一のアニメ。しかしわずか半年、それも度々中断(ナイターか?あの枠がローカルセールスになったので中継が伸びたのだ)。

確かにあの枠は長きに渡って男性路線が続き、少女路線は珍しかったかもしれません。しかしもっと大切なのは、1年前に起きた「グリコ森永事件」で、「グズラ」以来のお得意様だった森永製菓が一時的に降板してしまった事です。1作前の「メカドック」はプラモでなんとかなりましたが、少女作ではキビシイかもしれないでしょう。

あの後タツノコは「あかぬけ一番」「光の伝説」と少女路線を続け、その後は「タイムボカンシリーズ」よもう一度とばかり「ドテラマン」を放送しましたが、いずれも愚作だらけ。おまけに「アルペンローゼ」終了後にフジから発注を打ち切られ、「あかぬけ」はテレ朝、「光」は朝日放送、「ドテラマン」はNTVと、「ゴーダム」や「決断」以来関わってなかった局で放送する様に。この時期はタツノコにとって一番辛い時期だったかもしれないでしょう。

「アルペンローゼ」が終わった後は「鬼太郎」第3作が始まって、久々のヒット、そしてその後は、今や成長談も作られた「おそ松くん」が始まり(あれから30年)、以後ぴえろ路線へ。今度はタツノコに代わってぴえろが売れる状態になります。そういえばぴえろ創始者の布川ゆうじはタツノコ出身者ですな。

2018/05/17/(Thu) 00:11:44


[Name] 管理人mvunit [Title] 冬の時代とは
[913]

オバQマンさん、お久しぶりです。

確かに当時の世相を考えると
グリコ森永事件はちょうどこの時期でしたね。
実際森永は株が急落し、店舗から商品が撤去され
わたしも当時工場直売と垂れ幕つけたワゴンセールで
森永菓子詰め合わせを買った記憶があります。

アルペンローゼは確かにラストこそ凄まじいもので
竜頭蛇尾の最たるもののような結果に終わりましたが
以降の短命三作品は決して愚作、という訳では無かったと思います。
あかぬけ一番!は当時のラブコメギャグアニメとしては
かなり面白く、よく出来てた部類で、
亜月裕の原作を上手く調理していて好感が持てました。
(原作はやや場外乱闘の多いマンガ構成だったのを
 アニメは交通整理していて見やすく工夫。キャラデザインが
 当時のタツノコタッチに多少変わったのは仕方ありませんが)

これの最終回はアルペンに比べるとまあまとまっていました。
正月特番や春の特番で結構放送がトバされて、
結果22話と話数が短くなってしまっては
いるのですが、面白いアニメだったと思います。
(井上和彦と玄田哲章のかけあいが面白い。また
 雪華の父親の悪役レスラー・ブラックベアマスクの
 声が内海賢二で、ブラキンよろしく怪演を
 見せてくれていました。)

光の伝説は最初から19回という話数で契約していた、と
聞いたことがありますが、真相は定かではありません。
当時のTV雑誌(小学館テレパル)では
「新体操をアニメで描くとなると膨大なセル枚数が要求されるが、
 本作はその難題を高い技術でクリアした意欲作」
と紹介されていました。本作品については実は第一話以降
見ていないので評価のしようも無いのですが。

ドテラマンはキャラクターデザインの件で訴訟があったとか
いろいろ封印作品系の本で報じられて以降
「だから封印アニメなんだ」みたいな定説が
出来てしまいましたが、当時は普通に
「ああ、ボカンシリーズが日テレでやってらあ」
みたいな認識以上特にありませんでした。

でもよくよく考えてみたら、タツノコって
1985〜1987こそ短命を連作してましたが
その後はと言うと「赤い光弾ジリオン」
「宇宙の騎士テッカマンブレード」
「天空戦記シュラト」
「みなしごハッチ(平成版)」
「キャッ党忍伝てやんでぇ」と
まあまあウケた作品も輩出してる訳で
これを境に凋落していった、という訳でも無いんですよね。

思うに「タツノコ冬の時代」という言葉は
アニメ雑誌やアニメマニアの人々が
くくりやすいようにつけた定義だったのかなぁとも
思います。短命が4作続いたのでくくっちゃえ、と。
「11月の傑作選」みたいなノリで。

むしろ本当に厳しいなぁというのはこの時代より
1996〜97の頃だったのでは?と思います。
この時期タツノコアニメで放送されてたのは
「ドッカン!ロボ天どん」と「シンデレラ物語」だけで、
ロボ天どんはこちらではオンエアすらされず、
シンデレラは当時、朝5時半の枠でひっそりと
放送されていました。誰が見てるんだ?と心配になるほど。
ロボ天どんは笹川ひろしさんの本「ブタもおだてりゃ木にのぼる」
によると、久しぶりにパーティーかなにかで出会った
タツノコプロの社長が「そろそろ戻ってきて助けてほしい」
と言われ、見る影もないほど寂れたタツノコの現状を見て
引き受けた仕事だった、と記述がありましたね。

その後、タツノコは2005年にタカラに買収され、
2014年には日本テレビに株を譲渡され子会社化。
紆余曲折はあったものの、今なお製作会社として
存続を続けているのは嬉しい限りです。


2018/05/18/(Fri) 18:14:25


[Name] オバQマン [Title]
[914]

タツノコといえば、最近アニメシアターXの無料日に、あなたが取り上げた「ゴーダム」第8話「強敵!モスンダーの巻」が放送。私も取り上げを呼んで興味があるので拝見しました。

モスンダー撃破まではこの時期のロボット(やガッチャマン)と同じでしたが、ドロンジャーのマグダー将軍が豪の知人・戸川一郎の父親である戸川博士を、ゴーダム司令官と間違えて拉致してしまい、結局間違いと知ると一郎と共に飛行機事故に見せかけて抹殺!歩道橋の上でのラジオで知らされた時、豪の「俺の友達を返せェ!!」ってのが辛かったです。これより前に放送した「ゴーダム」第1話で、ゴーダムで戦おうと決意した際、ゴエモンの「お母さんに叱られるよ」(だったか)の一言に対し、豪が「ばかたれ!これは絶対にヒミツだ!!」との一言が「さすが」と思ってたのに、これが後々でこんな結果になろうとは…。「ゴーダム」ってのは子供が戦う反面、こんな場面もあったんですな。

これが放送された時は、TBSは1年前まで「ゴーダム」の枠で放送していた古豪「アップダウンクイズ」、フジは正統派ロボアニメ「グレンダイザー」ですが、「グレン」はこんな場面はほとんどなかった(せいぜいベガコマンダー程度)し、安心してみてました。この他NTVじゃ人気上昇中の「びっくり日本新記録」ですし(ただしこの頃はスタジオ収録と野外ロケ。競技も3・4種あって全然違う内容)、こんな状態じゃ「ゴーダム」は半年で夕方となるのもな。おまけにこの後は「リトル・ルル」でこれも半年、終わると同時にテレ朝では日曜19時台にアニメがまったくやらなくなりました。

2018/05/20/(Sun) 20:28:53


[Name] 管理人mvunit [Title] ゴーダム
[915]

オバQマンさん、どうもゴーダムという作品は全体的にフラついてる
というか、放送局や時間帯変更の余波もあるんでしょうが、
前半のハードタツノコを彷彿とさせる展開を見てると、
後半のタイムボカン的な展開のバトルとかは、なんか
しっくり来ないというか。
ストーリー全体で見れば「地底魔人対ゴーダム・人類」という
図式はカッチリしてるんですけど。
エンターティナーの側面から見るとグレンには敵わなかった
ですね。ゴーダムチェンジ形態も終盤のゴーダムタイガーは
商品化されなかった?玩具見たこと無いです。
タツノコの玩具って、どういう訳かそれまでの作品のは
メジャーなとこから出てなかった印象があるんですよね。
(あくまで当時の子供の頃の印象、ですが。)
エーダイグリップとかタツノコランドとか中嶋製作所とか。

ゴーダムはタカラというメジャーどころから発売されたので
結構商品も多岐に渡ってたと思うのですが、
なんでマグネモ?と当時思いました。初期の本編中ゴーダムは
分離しなかったし。24話以降玩具に合わせるかのように
バンバン分離合体しましたが、違和感だけ残りました。

テレ朝の日曜の19時台はクイズ番組の印象ですね。
「象印ゲーム ヒントでピント」とかの。
アニメの印象ってあんまりありません。

2018/05/22/(Tue) 19:38:29


[Name] オバQマン [Title]
[917]

再び「アルペンローゼ」の世界に戻ります。「アルペンローゼ」が度々中断した理由が分かりました。

新聞の縮刷版で調べると、思ってた通りプロ野球中継でした。当時のフジは「国鉄」時代から友好関係にあるヤクルト戦を中心に、中日戦や横浜大洋戦を中継してました。しかし土曜日は「タイムボカンシリーズ」(「タイムボカン」〜「イッパツマン」)がある関係上、18:30からは始めず、1983年より「ウラシマン」が移動すると、7月のオールスター戦だけ18:30から始めてました。しかし「メカドック」からローカルセールス化された事で公式戦も土曜日は18:30から開始する様になったのです。ただですら少女アニメで面食らったところに、プロ野球中継で度々休止になった事で、なおさら人気が低下したのかも。

この後「鬼太郎」に代わってからは野球の影響もあまり受けない状態になりました。その一方で1988年(「おそ松くん」の頃)になると、今度は日本テレビが名作アニメ「三井不動産アニメワールド」を設置しながら、こちらもローカルセールス化したためにプロ野球中継を拡大、しかもよっぽどの事がない限り中止しない東京ドームですから、なおさら休止が増える事になります。

2018/05/26/(Sat) 17:12:42


[Name] 管理人mvunit [Title] ローカル枠
[918]

オバQマンさん、当時はナイター中継は20%確実のドル箱でした
からね。
ましてや地方なら「少女アニメ?そんなもん数字取れるんか?」と
地方のスポンサーが敬遠して、提供が付かなかった地域も
あるでしょうから。夏季の土曜夜はナイターを中継、という
のは昭和のTVの風物詩。10月からの放送だったらこんな
事にはなっていなかったのかも…。

2018/05/28/(Mon) 18:33:14




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