炎のアルペンローゼはうちの地元では放送されていなかったので、今回はじめて内容を知りました。光の伝説やドテラマンを含め、この頃のタツノコ作品って当時放送されているのを見た記憶がありません。光の伝説はチャンネルがテレ朝、ドテラマンは日テレだったとのことで、どちらの系列局も当時は地元になかったのでまだわかるんですけど、フジテレビ系の局はあったんでやっぱり放送されなかったんだと思います。その代わり、ルパンV世や天才バカボンといった古いアニメの再放送が流れていました。海のものとも山のものとも付かない新作よりもおなじみの作品の方が視聴率も取れてスポンサーも付いたのかもしれません。
同様にイタダキマンやOKAWARI-BOY スターザンSはよく覚えているけど、その後番組だというよろしくメカドックは有名な作品なのに見た記憶がない。僕にとって、いわゆるタツノコらしい作品はスターザンSや聖書アニメシリーズあたりが最後で、その後はいきなり天空戦記シュラトあたりまで時系列が飛んじゃうんです。その間のエアポケットの作品ってことなんですね。
作品そのものもタツノコらしからぬ?少女漫画の絵柄で、いかにも試行錯誤期に入っている感じがします。似た時期にナックもOH!ファミリーやアタッカーYOU!などの少女漫画をアニメ化をやっていますし、そういうトレンドがあったのかな?11人いる!とか地球へ…。とか、炎トリッパーとかの一連の高橋留美子作品のアニメ化もこの頃でしょうか。あっ、その前にペルシャやクリィミーマミのブームがあったのか。記憶がぐちゃぐちゃだ…。
そして、確かにこの終わらせ方はないですよね。むかし負けるな!魔剣道Zというゲームがあったんですが、発売が遅れに遅れて(開発中にデベロッパーが潰れたらしい)、それでもやっと発売されたんですけど、買ってやってみると雑誌に出ていたのとは似ても似つかない、砂を噛むような出来のゲームで。
それでも意地でクリアすると、スタッフロールの後に「MMZ DIRECTOR AMAZING」と題されたゲーム中のイベント画面をつないだスライドショーが始まったんですよ。中には本編では使われなかったキャラクター同士の合体攻撃とかもあって、いやが上にもスタッフの無念さが伝わってきました。タイトルもDIRECTORの頭文字のDに長体がかかってAMAZINGの前にもかかるようになっていて、MMZ DIRECTOR DAMAGINGと読ませようとしているようにも思えたし。そんなことを思い出したりしました。話題がすっかりアニメから外れてしまって申し訳ない…。