児玉新一郎さん EXページお楽しみいただけたようで
何よりです。バックナンバー調べるために足掛け四年、
何度となく国会図書館に通いつめました甲斐があります。
やはり5話までの人間ドラマはコロコロ読者層たる
小学生にはシブすぎたんでしょうね。生き別れの兄弟だの
出生・生い立ちの秘密など。担当記者から
「もっとバカバカしいくらいド迫力の野球漫画にしましょうよ」と
注文受けたんですかね?でなければ6話以降のあの
急展開は考えづらくて。同じ題の作品なのに
「大都会闘いの日々」と「大都会PARTV」くらいノリが違う。
にしても簡単に魔球が生まれては簡単に打たれるというあたり、
「侍ジャイアンツ」テイストですよね。加えて
最終回のあの超展開は、それまでの野球の常識だセオリーだのを
木端微塵に砕いてくれる禁じ手打法まで飛び出して。
もし初期のノリのまま連載が続いていたら
クロパンの結末は全く違うものになっていたんでしょうね。
そういう骨太の人間ドラマ版クロパンも見たかった気がします。