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眼瞼の痙攣 |
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日記拝見しています。 眼瞼のけいれんでお困りのようですね。本来は、神経内科の領域です。一部脳外科的な治療が適応である場合もありますので、コメントしておきます。
このような症状を示す疾患には、いくつか候補がありますが、けいれんの状態を診察しないと、何とも言えない部分があります。 1、疲労が蓄積しているときに起こる筋肉の攣縮 2、片側顔面痙攣 3、メイジ症候群(ただしこれは両側におこる)
1は長く続く事は無く、しばらくしたら直るはずです。 2は、頭蓋内で顔面神経が脳から出た直ぐのところで、小さな血管が当たり、心拍により刺激され、眼瞼のけいれんが起こるものです。眼瞼周囲から痙攣が始まる事が多く、次第に口角、広頚筋(首の周りの筋肉)に広がることがあります。緊張したときに起こりやすいのが特徴です。頭部MRIで血管が当たっているのを見つける事が出来るようになっています。これが脳外科手術の対症になりますが、ボツリヌストキシンを使う治療法もあります。ボツリヌストキシンは、食中毒の原因となるボツリヌス菌が分泌する毒素ですが、これが筋肉の収縮が出来んくする働きがあります。 3は、症状からすると違うでしょう。
で、12月16日は東京に行く用事があって、クリスマスコンサート聞きに行きたかったんですが、あいにくコンサートの時間にその用事の本番で、聞けないんですね。残念です。
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By mackey
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(1513)/2006年12月08日 (金) 20時30分 |
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