《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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10月21日 『尽忠の精霊に告ぐる詞』  ―  生長の家宇治別格本山 精霊招魂神社落慶 (3844)
日時:2016年10月21日 (金) 01時27分
名前:童子

    『精霊招魂を請き奉る詞』


            斉主 神の子  谷口雅春


 掛巻くも畏き宇宙を治しめす大神  時には天照大御神と顕れまし、住吉大神と顕れましては宇宙を浄めたまひ  仏道に垂述ましましては阿弥陀如来、観世音菩薩となって世の諸々の魂を救ひ給ひ更に基督教に垂述したまひては  イエスキリストとも化して姿を顕はし給ふ生長の家大神の御前に神の子

 谷口雅春畏み畏みて白す


 今日を生く日の足る日と定めて  大東亜戦争の起るや直ちに忠勇義烈の精神を奮い起して国を護る楯となりし愛国尽忠の人たちの魂を爰に御舎をつくりて精霊招魂神社と名づけ  ここに祀り撈ひ奉らんとす

 庶幾くは  それら国を護る楯となりて幽界に旅立ちし人たちの精霊を  この御舎に招ぎたまひ鎮めたまひ  この御祭りを契機として生前の功を賞め給ひ若し過ちあらば赦したまひて  一段高き霊位に昇らしめ給ひ霊位に応じて霊知神通を得さしめ給ひ  今後益々日の本の国の柱となり神柱となりて霊界より皇国を護りたまひ  吾々現実界の人々の導きとなり  顕幽手をたづさへて世界平和と人類の進歩発展とに貢献し得る妙智力を与へたまへと  畏み希ひ奉る





    『尽忠の精霊に告ぐる詞』
 


 昭和38年10月21日を招魂の浄き日と斉ひ定めて  爰に生長の家家族たち志をひとつにして  此処  宝蔵神社の浄域に浄き御舎を築きたてまつりて  過ぐる大東亜戦争に国を護る楯となり国を支ふる柱となり  忠誠義烈尚霊界に逝き給ひし後々までも国を護る精神を棄て給ふことなく  まことに靖国の天使とも称ふべき精霊を  この御舎に招ぎまつり  聖経を読誦し真理の聖詞を献げたてまつりて其の精霊を弔ひ奉らんとす


 惟ふに  大東亜戦争は  外見  日本国敗戦の形をとりて終結したりとはいへ  あの戦争目的たる大東亜民族の解放は実現したるなり、戦争目的を達したる戦争はまことに勝利といふほかはなきなり

 今や人類進化の一週期の終りにのぞみすべての人類は  その皮膚の色彩の相異にかかはることなき平等の尊厳を恢復し平等の取扱ひを受け  その国土は独立し  万民平等の自由が確保せらるべき理想実現の時期が近づきたりしが  この理想実現のためには  何れの国の民族かが尊き犠牲となつて  有色民族に“神の子”の実相を自覚せしめその独立精神を喚起せしめる天使たる役割を演ずる必要ありしなり

 汝たち日本国民はこの人類進化の一周期に方り選ばれて南方諸民族にすべての人類は平等に神の子なりとの理想を自覚せしめる役割を神より与へられて大東亜戦争の緒戦に於て連戦連勝南方に殺到して南方諸民族のホープとなり有色民族も“神の子”なれば決して白色民族の奴隷たる状態に安んずべきに非ずとの精神を自覚せしめよくこの任務を果して今や南方アジア諸民族は勿論  アフリカの諸民族の殆んど全部をしてその独立と自由とを恢復せしめたり

 まことにこれ汝たちの戦死も決して犬死にてはあらざりしなり  貴下たちはよく大東亜民族を解放し  更に進んではすべての人類解放の尊き天使としての任務を果したるなり

 今後世界は更に地上人類最後の進化の一大時期を迎へんとして霊界人間ともに大変動を起さんとする契機をのぞみつつあり  庶幾くは吾らが読誦する『甘露の法雨』の真理を傾聴し給ひ  人間神の子  一切罪も業も病も死もなき真理を充分に体得し給ひ  更に大神のみ護りと導きとを受け給ひ  霊知神通を愈々増したまひ  天かける国かけりて  祖国の護りとなり給ふと共に人類全体の平和と幸福とに貢献し給はんことを  謹みて茲に願ふものなり  さらばこの尽忠報国の諸霊たちよ  庶幾くば吾らが今読誦する聖経の真理を受け給へと白す。    



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