《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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『谷口雅春先生を学ぶ』誌6月号の上野志保子さんの御文章が素晴らしい! (9553)
日時:2018年06月20日 (水) 17時04分
名前:破邪顕正


『谷口雅春先生を学ぶ』誌が届くと、今、真っ先に繙くのが、上野志保子さんの「尊師にお仕えして」の連載です。

私達が知らなかった尊師の最晩年のご様子が活写されていて、尊師を思慕する情が沸々と湧いてまいります。

多くの方に、この上野志保子さんの御文章だけでも読んでほしい、今はそんな思いでいっぱいです。

大阪大学大学院人間科学研究科教授の柏木哲夫先生がこんな話をしています。

先生は、過去20年間ホスピスという場で、約2500名くらいのがんの末期の患者さんに立ち会ってこられた先生です。

その先生が、「人は生きてきたように死んでいく」と、次のようにいわれるのです。

《しっかり生きてきた人は、しっかり亡くなっていかれますし、ちょっと変な表現ですが、べたべた生きてきた人は、べたべたと亡くなります。

そして、周りの人に感謝をしながら生きてきた人は、私たち医者やナースに感謝をしながら亡くなっていかれますし、不平不満を言いながら生きてきた人は、我々に不平不満を言いながら亡くなっていかれます。

最後の一ヶ月というのは、それまでの人生の凝縮です。

ですからそういう意味で、人は、生きてきたように死んでいくのです。…

私自身は、たくさんの患者さんを看取らせていただいて、その患者さんとの関わりの中から考える良き生とは次のようなものです。…

良き生というのは、「感謝」と「ユーモア」という感じがするんです。…

上智大学の哲学の教授で、アルフォンス・デーケンというドイツ人の先生が、ユーモアの研究をしておられ…ユーモアの定義というのを発表しておられます。…

それは、「ユーモアとは、愛と思いやりの現実的な表現である」というのです。

ここでいうのは、駄洒落がうまいとかではなくて、その人の一言で、ぱっと周りが明るくなり、雰囲気がなごむといった、そういう感覚をユーモアというわけですね。

私は、そういう意味で、ホスピスで、患者さんとの関わりの中で、愛と思いやりというのを少しでも患者さんに提供したい。》

これを紹介したのは他でもありません。

尊師は、まさしく、ここに言われるユーモア≠ノ溢れておられたと思うからです。

表題の6月号には、尊師のお風呂に入られた際のご様子や風呂上がりでのことが紹介されています。

《先生は湯船にゆっくりとお身体を伸ばされながら、お元気なお声で「天国だ!!極楽だ!!」「天国だ!!極楽だ!!」「生きていて良かった!!」「生きていて良かった!!」。

湯舟にお入りになっておられる間、何度も何度も仰っておられました。

先生のお姿に唯々感動!!でした。

御入浴を終えられ、清々しいお姿でベッドにお掛けになり、御愛用の手鏡でお顔をご覧になりながら「32歳です!!」と仰いました。…

枕を足元の方へポーンと移され、お身体の向きも変えられ、「ひっくりかえって、そーら、23歳です!!」と仰いました。

急に面白い事を仰いましたので、思わず私は大きな声で笑いました。

「笑いなさい!!笑いなさい!!笑う門には福来たるですよ」先生はやさしいお声で仰いました。…》

本当の師と出合うのが師合わせ≠ニ言われます。

この世で、谷口雅春先生と出合い、そして尊師として仰ぐことができたこと、本当に師合わせ≠セと思っています。

この師合わせ≠一人でも多くの方にお分かちしたい。

その思いが、今、私の運動する原動力になっています。





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