《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「谷口雅春先生を学ぶ」誌6月号の特集は「日本国実相顕現のための憲法改正」です!ぜひお読みください! (9393)
日時:2018年05月15日 (火) 10時00分
名前:破邪顕正


ご存じのように、生長の家教団は、今や「護憲一色」となって、信徒をその色に染め上げようと、必死の画策を展開しています。

それに対して、「谷口雅春先生を学ぶ」誌は6月号で表題に掲げた特集を組みました。

中でも、出色なのが、勝岡寛次氏の明治憲法復元改正か、現憲法改正か≠ナす。

全文はご紹介できかねますので、重要と思える箇所を引かせていただきます。

《谷口雅春先生は、憲法改正(改定)のお立場だつた!

(略)

「山積せる国家の重大問題のうちでも憲法改正の問題は、国家及び国民生活のあり方を根本的に変革是正する問題でありますので、……国を愛する人々の(ママ)是非この問題に参画して、日本が現在陥つている泥沼のような状態から、日本を救い出さねばならないのであります」

(谷口雅春「年頭に際して」、『聖使命』紙、昭和三十一年一月一日付)

 同年四月一日付と七月一日付の『聖使命』紙も、同様である。

「この際〔国会が〕憲法調査会を設けて〔憲法を〕再(さい)吟(ぎん)味(み)すべきは当然のことであり、吾(われ)らも憲法改定に際しては古く選出された代議士の代りに吾らの発言権の代表として、吾らの信ずる人々を議会に送るべきは当然といわなければならないのである。

敢(あ)えて日本宗教政治連盟を結成する所以(ゆえん)である」

(谷口雅春「果してマックアーサー憲法か」)

「憲法改定が必要なのは、再軍備だけではなく日本の国のあり方の根本問題にかかわるものであり、……現憲法は日本国を弱体化するための連合軍の意向の下(もと)に制定せられたので、建国の根本が明かになっていないで国民が主権者になっております。

この点を改定憲法では明かにすべきものだと私は考えます」

(谷口雅春「私は斯う考えます」)

 いずれも「憲法改定」「改定憲法」について述べてをり、「明治憲法復元」の立場ではなく、「憲法改正」を主張してゐる。

これは、当時鳩山一郎内閣の下(もと)で憲法改正運動が空前の高まりを見せてをり、参議院で憲法改正発議に必要な三分の二を取れるかどうかが、大きな政治的争点となつてゐたことがその背景にある。》

ところが、残念なことに、自民党の憲法改正は挫折します。

社会党によって、3分の2の議席をとることを阻止せられたからです。

これによって、3分の2の議席をとって憲法改正の発議を行うという方途は、完全に閉ざされてしまうということになりました。

しかし、尊師・谷口雅春先生は、何としてでも「占領憲法」を改めなくてはならない。

如何にして、それを行うか。

その観点から、尊師はこういう道を提起されるのです。

《谷口雅春先生は何(な)故(ぜ)、「明治憲法復元」運動に立たれたのか

(略)

昭和三十一年七月の参議院選挙で、自民党は社会党に阻(はば)まれて、三分の二議席の獲得に至らず、日本人が自主的に憲法を改正する、唯一にして最大のチャンスを逸(いっ)してしまふのである。

 このことが、谷口雅春先生をして「明治憲法復元」へと向(むか)はしめた最大の原因である。

直後の『聖使命』紙で、谷口雅春先生は鳩山首相に向つて、かう建言する。

「こうして憲法改定が三年後でないとどうにもならない事になった以上、……憲法復原の方向にこれをもって行くことによってのみ道が開けるということを私は指摘したいのであります」

「占領憲法の無効宣言を行い、そして明治憲法の復原宣言をなすことは、改憲よりも余程手数が省け、しかも内乱的争闘の起る危険がないのであります。私は決して明治憲法の各条が必ずしも全部よいというものではありません。

(中略)明治憲法の復原を宣言した後、……もっとよい憲法を制定することにすればよいのであります」

(谷口雅春「鳩山首相に建言す」、『聖使命』紙、昭和三十一年八月一日付)

 谷口雅春先生のこの「明治憲法復元(復原)」論は、明治憲法絶対論ではない。

もつと正確に言へば、明治憲法を一度「復元」してから「改正」するといふ、憲法改正二段階論なのである。

現状では国会の三分の二議席を取るのは不可能だから、いつそ現憲法の無効を首相が宣言して明治憲法に戻し、それを改正しようといふ、二段階憲法改正論なのである。

谷口雅春先生は「明治憲法復元」を仰(おっしゃ)つた。

従つて「憲法改正」には反対だつたと誤解してゐる向きが多いのだが、さうではない。

谷口雅春先生は確かに「明治憲法復元」を高唱されたが、それは明治憲法復元が正統憲法実現のために必要不可欠と判断されたためであつて、明治憲法復元自体が最終目標だつたわけではない。

 その意味では谷口雅春先生のお立場は、正確に言へば「明治憲法復元」ではなく、「明治憲法復元改正」のお立場なのである。》

つまり、3分の2の議席がとれなかったということが、「明治憲法復元改正論」の背景にはあったということなのです。

もし、あのとき3分の2の議席をとっていれば、尊師は「占領憲法」の改正に邁進せられたのではないでしょうか。

何を申し挙げたいか。

今や、不本意ということは重々、理解しつつも、憲法改正に前向きな議員が3分の2の議席を有しているのです。

であれば、この好機を逃す手はないと考えてもいいのではないでしょうか。

それは、尊師の仰ったことと違うと反対するばかりでは、結局は、何も物事は進まない。

敢えて苦言を呈するならば、それは現状を黙認するだけの、護憲派に与することと同じではないかと私は憂えているのです。

やっぱり「谷口雅春先生を学ぶ会」は素晴らしい。 (9394)
日時:2018年05月15日 (火) 16時53分
名前:そーれ!!

私は「学ぶ会」の幹部という訳でもないのですが、私のところにも、

憲法改正とは何事だ、復元だ、それこそが谷口雅春先生の み心だ、
言い寄ってくる人がいらっしゃいます。

でも、残念なことに、具体的な施作もなく、私は残念に思います。

二二六事件にダブって見えてしまうのです。

「谷口雅春先生を学ぶ会」に噛みついて、まあ、それは良しとしても、

私から見れば、クーデターを起こしてでも憲法を復元するという様に
見えてしまうのです。でもその矛先が「学ぶ会」とは何事でしょう。

谷口雅春先生の思いを、我が思いとして生きていきたい。

谷口雅春先生なら、今の日本の現状を、どう思い、どう行動されるだろうか。

その事を念頭に置き、皆様、行動されませんか。

谷口雅春先生も、憲法改正(復元では無く)を望んでおられたのですね。

私が「谷口雅春先生を学ぶ会」に籍を置き、微力ながらも「学ぶ会」の皆さんと
行動を共にするのは、「谷口雅春先生を学ぶ会」が、谷口雅春先生のみ教えを
きちんと正しく継承していると思うからです。

そう言う現状も踏まえ、色々と具体的行動を起こしている「谷口雅春先生を学ぶ会」
を、私は素晴らしいと思いますが、皆様、いかがでしょうか。

「意見具申」さんへ…だったら「谷口雅春先生を学ぶ」誌6月号をぜひお読みください! (9396)
日時:2018年05月16日 (水) 08時42分
名前:破邪顕正


<愛国本流掲示板>にこういう投稿がありました。

私の拙稿に関心を払っていただいたことに、まずは感謝申し上げます。

《勝岡氏の書かれている事は正しいがそれを解釈する人が・・ (21536)
日時:2018年05月15日 (火) 21時26分
名前:意見具申

>>谷口雅春先生は確かに「明治憲法復元」を高唱されたが、それは明治憲法復元が正統憲法実現のために必要不可欠と判断されたためであつて、明治憲法復元自体が最終目標だつたわけではない。

 その意味では谷口雅春先生のお立場は、正確に言へば「明治憲法復元」ではなく、「明治憲法復元改正」のお立場なのである。》

ところが破邪氏は憶測でこのように言う⇓⇓⇓

「つまり、3分の2の議席がとれなかったということが、「明治憲法復元改正論」の背景にはあったということなのです。

もし、あのとき3分の2の議席をとっていれば、尊師は「占領憲法」の改正に邁進せられたのではないでしょうか。」

と、「明治憲法復元改正論」は尊師が次善の策としてやむを得ず提唱されていると印象付けようとしている。

 尊師が現憲法を前文から完全否定されていたことを考えると現憲法をベースにして改正をすることを本当に望んでおられたのかは甚だ疑わしいと言わざるを得ない。

 安倍改憲を無理やり谷口雅春先生と結びつけることに苦心されているようだが、それは正当なやり方ではないと思う。》

「意見具申」さんは、私が「憶測でこのように言う」として、恰も私が勝岡氏の主張をねじ曲げているかのような言い方をされていますが、決してそうではありません。

勝岡氏の主張を私なりに言わせていただいただけです。

その証拠として、勝岡氏の結論部分を引くことにいたします。

《谷口雅春先生がご存命なら、憲法改正運動の先頭に立つて旗振りをされてゐる!

 仮定の話になるが、もし昭和三十一年の時点で、総選挙の結果として三分の二議席が取れてゐれば、谷口雅春先生は憲法改正へと邁進されてゐただらう、と私は思ふ。

何故、さう言へるのか。

「自民党が自主憲法制定と云うことを看板に掲げておりますけれども、(中略)幾ら自主憲法を作ると言っても現憲法が生きているのではどうしても議員の数の上から不可能と云うことになるのでありまして、……そこでどうしても、今の憲法はおしつけ憲法であってこれは本来無効の憲法であると云う事実を闡(せん)明(めい)して、その無効を宣言する必要がある。

……これは議会の決議も協賛も何も、いらないのである……そうしなければ仕方がないと私は思うのであります」

(谷口雅春「日本国憲法の背景となる哲学」、『白鳩』昭和四十二年四月号)

 このやうに、谷口雅春先生の「明治憲法復元改正」の論の立て方を見ると、現憲法が生きてゐる限りは「三分の二」議席の壁があつて、憲法改正はどう考へても不可能だから、現憲法の「無効」を宣言して、明治憲法を復元するより「仕方がない」、他に方(ほう)途(と)はないといふ論理なのである。

 その自民党をはじめとする改憲勢力が、今や安倍首相の下で、衆参両院で三分の二の議席を確保してゐる。谷口雅春先生ですら、当時は夢想だにしなかつた憲法改正の一大好機が、今や到来してゐるのである。

もし谷口雅春先生ご存命なりせば、とつくに「明治憲法復元」の旗幟は降して、憲法改正運動の先頭に立つて天下に号令されてゐるに違ひない、と私は思ふのである。

 何故なら、憲法改正は「明治憲法復元」を高唱される以前の谷口雅春先生のお立場でもあつたからだ。

また憲法改正による、日本国の実相顕現としての正統憲法の実現こそが、谷口雅春先生の終生変らぬ悲願≠セつたからである。

この点を見誤つてはならない。》

如何でしょうか。

私の表現の仕方は、勝岡氏の主張とは違っているでしょうか。

「意見具申」さんには、ぜひ、「谷口雅春先生を学ぶ」誌6月号をお読みいただければと思います。

そうすれば、私の言いたいことをご理解いただけるものと思う次第です。



本流≠ニ言われる方々で、「日本会議」の進める憲法改正に反対という方に申し上げたきこと (9405)
日時:2018年05月17日 (木) 17時13分
名前:破邪顕正


本流≠ニ言われる方々ならば、「日本会議」の前身を辿れば尊師・谷口雅春先生に行き着くことは当然、ご存じのことだろうと思います。

であれば、「日本会議」が推し進めている改憲運動に、どうして反対なさるのか、私は理解できないでいます。

こういうと、「その改憲の中身が問題なのだ」という反論が聞こえてきそうですが、それならそれで結構ですから、せめて「日本会議」がやっていることを、今はそのまま静観、見守ってはもらえないでしょうか。

何も「反対、反対」と声高に、改憲運動の足を引っ張る必要はないのではないか。

折角、ここまで改憲運動が盛り上がってきているのに、それに敢えて水を差す必要はないのではないかと私は思うのです。

今、ご存じのように、国会は相も変わらず、所謂モリカケ*竭閧ノ終始しています。

この背景には、意図的な安倍首相おろし≠ェあることは火を見るよりも明らかです。

なぜ、ここまで安倍首相おろし≠ノ躍起となっているのでしょうか。

一も二もなく、それは改憲をツブシたいからに他なりません。

安倍首相をおろしさえすれば、改憲は頓挫すると思っているからなのです。

それはその通りだろうと私も思います。

安倍首相が退陣したとして、その後継首相が果たして改憲を言うでしょうか。

ここまで改憲運動が盛り上がったのは、一にかかって、安倍首相が昨年の5月3日、自衛隊を憲法に明記する改憲案を発表したからこそです。

安倍首相のこのリーダーシップなかりせば、改憲は決して政治日程に上りはしなかったと言っても決して過言ではないと私は思います。

だからこそ、左翼は安倍首相オロシに血眼になっているのです!

ここまで左翼のネライがハッキリしているというのに、どうして本流≠フ人たちまでもが、「安倍改憲」に反対と言われるのか。

まさに、敵に塩を送るようなものではありませんか。

だから、私は冒頭に申し上げたように、理解できないと言っているのです。

ましてや、今の教団は完全な護憲派≠ノなってしまっているのですよ。

そのことを思えば、尊師の思いを承け継いで誕生した「日本会議」の運動に、少しでも支援、応援するというのが、本流≠フあるべき姿なのではないでしょうか。

再度、申し上げますが、あくまでも、「納得のいく改憲ではないから」と仰るのであれば、せめて、反対の声だけはあげてほしくはないと思います。

なぜ、そこまで言うのか。

所謂「安倍改憲」に反対という、ある方に伺いました。

「安倍改憲」が国民投票になった場合、あなたはそれでも、左翼と一緒になって反対する側に回るのですか?

そうしたら、何と言われたか。

ちょっと困ったような顔をして、「国民投票となったら、そのときは賛成に回ります」

最終的に賛成するのであれば、何も今から「反対」と言わなくてもいいのではないですか。

そう申し上げたいということです。


「憲法に自衛隊を明記する」改憲運動はスモール ビギニング≠アこからはじまる! (9412)
日時:2018年05月18日 (金) 18時30分
名前:破邪顕正


「改憲反対」ならば、真っ向から憲法論争を仕掛ければいいのに、なぜ、左翼は、安倍首相オロシ≠ニいう搦め手でやってきているのでしょうか。

私は、そこにこそ、今の改憲問題の本質があると思っています。

つまり、安倍首相が提示した、今の憲法をそのままにして「自衛隊を憲法に明記する」という改正案は、左翼にとって実に対応に困るそれなのです。

それはそうでしょう。

自衛隊の存在は、国民の多くが支持しているわけです。

ところが、その自衛隊が憲法にはきちんと明記されていない。

だから、それを憲法に書き込む。

それこそ、「立憲主義」そのものではないか。

こう言われては、真っ向から反対できない。

だから、左翼は、「安倍首相のもとの憲法改正は許さない」とか「モリカケ≠見たら安倍首相は信用できない、そういう人の主導する憲法改正は胡散臭い」とか言っているわけです。

法理論も何もあったものではない。

そこにあるのは、ただ安倍ニクシ≠フ感情論ばかり。

つまり、この感情に訴えるしか、改憲を阻止できないと思っているからこそ、次から次とモリカケ*竭閧探してきては、「疑惑が深まった」という世論を喚起するしかないということなのです。

何を申し上げたいか。

それほどまでに、この「自衛隊を憲法に明記する」という加憲論≠ヘ、左翼にとっては、実に厄介な改正論であるということなのです。

そして、それだからこそ、国民投票で過半数をとれる可能性も拡がっていくということであるのです。

先の5月3日に開催された「公開憲法フォーラム」に私も参加させていただきました。

この会合における昨年の安倍首相のビデオメッセージ、そこから改憲運動は一気に進展いたしました。

今年もまた安倍首相のビデオメッセージに会場、割れんばかりの拍手が渦巻きました。

安倍首相の改憲に向けた熱き思い、改めて、それこそが「日本会議」の国民運動を下支えしているのだと確信しました。

その会合で確認されたこと、それが表題に掲げたスモール ビギニング(少しずつ少しずつ近づけていく)≠ニいう精神でした。

まずは、ここから一点突破をはかる、そしてあとは全面展開!

ぜひ、安倍首相の改憲への熱き思いに応え、「日本会議」の推し進める国民運動に参画してほしいと心から願う次第です。




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