陛下の政治利用≠考える前に、歌の調べに耳を傾けませんか?! (8715) |
- 日時:2018年01月12日 (金) 19時23分
名前:破邪顕正
本日12日、宮中歌会始で披露された天皇陛下の御製、皇后陛下の御歌をご紹介させていただきます。
御題は「語」。
〈天皇陛下〉
語りつつあしたの苑(その)を歩み行けば林の中にきんらんの咲く
〈皇后陛下〉
語るなく重きを負(お)ひし君が肩に早春の日差し静かにそそぐ
宮内庁によれば、陛下はある春、皇后さまとともに皇居・東御苑を散策中、二の丸庭園の雑木林で絶滅危惧種のキンランの花を見つけられた。
そのときのことを詠まれたそうで、戦後間もない学習院中等科時代に、東京・小金井で初めて、この花をご覧になった思い出もあるということです。
皇后さまは早春のある日、象徴としてのあるべき姿を求められてきた陛下の歩みを思いつつ、穏やかな日差しの中におられる陛下を見上げた際のことを歌にされたそうです。
このような歌の調べに浸っていますと、「天皇国・日本」に生まれ合わすことのできた身の光栄、幸せをしみじみと感じないではいられません。
これも、すべて、尊師・谷口雅春先生から「天皇国・日本」の国体の素晴らしさを教えられたからこそです。
尊師への報恩・感謝の誠をもって、今年も大いに精進してまいります。
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