我々には情けない事に違いは有りません。 (8586) |
- 日時:2017年12月29日 (金) 22時22分
名前:中仙堂
郵便局sさん ご投稿有り難うございます。
鼓腹撃壌メタボリックシンドロームなりと解する者 これ無知無恥の公表也。
全くその通りです。
太平の世の形容。太平で安楽な生活を喜び楽しむさま。善政が行われ、人々が平和な生活を送るさま。満腹で腹つづみをうち、足で地面をたたいて拍子をとる意から。▽「鼓腹」は腹つづみをうつこと。「壌」は土・地面。「撃壌」は地面をたたいて拍子をとること。
.古代中国伝説上の聖天子である尭ぎょうが、世の中が治まっているのかどうかを確かめるために、ひそかに市井しせいに出たとき、老人が腹つづみをうち、地面をたたいてリズムをとりながら、太平の世を謳歌おうかする歌をうたっていたという故事から。
我が国でも 仁徳天皇の四年、天皇が難波高津宮から遠くをご覧になられて、「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と仰せられ「向こう三年、税を免ず」と詔(みことのり)されました。 それからというものは、天皇は衣を新調されず、宮垣が崩れ、茅葦屋根が破れても修理も遊ばされず、星の光が破れた隙間から見えるという有様にも堪え忍び給いました。
三年がたって、天皇が高台に出られて、炊煙が盛んに立つのをご覧になり、かたわらの皇后に申されました。 「朕はすでに富んだ。嬉ばしいことだ」 「変なことを仰言いますね。宮垣が崩れ、屋根が破れているのに、どうして富んだ、といえるのですか」 「よく聞けよ。政事は民を本としなければならない。その民が富んでいるのだから、朕も富んだことになるのだ」 天皇は、ニッコリされて、こう申されました。
此の様なお話が歴史の中に残って居る事を知ってか、知らずか。 知らないとすれば(自称と云えど)生長の家の総裁としては、全く情けない事。 知っての上だとすれば、信徒の気品、ご皇室を敬う気風を裏切る、質が悪い。 どちらにしても、我々には情けない事に違いは有りません。
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