今回の総選挙の特色は、安全保障・憲法改正が重大な争点として争われたことにあるのでは?! (7945) |
- 日時:2017年10月22日 (日) 13時58分
名前:破邪顕正
今日22日は、投票日。
8時には、各党の議席獲得数の予想が出るでしょう。
その速報を、今は固唾を呑んで(もちろん、自民党の圧勝を期待してですが…)待っている次第です。
それまでの間、私なりに、今回の総選挙がどんな意味をもっているのか、つれづれなるままに書いてみようと思います。
何より、今回の選挙で特筆すべきは、これまでの総選挙とは異なり、安全保障、そして憲法改正が大きな争点として争われたことにあります。
もし、私の期待どおり、自民党が圧勝し、憲法改正が発議できる2/3以上の議席を与党が勝ち取ることになれば、一気に憲法改正への弾みがつくことは論を俟ちません。
安倍首相には、何としても、その民意を受けて、憲法改正へとまっすぐに突き進んでいってほしいと熱願するものであります。
当然、それに対しては、左翼マスコミ等の大反発が予想されます。
憲法改正が成立してしまったら、それこそ戦後の左翼運動の終焉、死を意味する…、それほどのことになってしまいかねないからです。
それは、今回、左翼マスコミが「希望の党」の憲法改正を踏み絵にしての排除≠目の当たりにして、その瞬間、文字通り掌を返すが如く、「反小池」キャンペーンに転じたことを見ても明らかではないでしょうか。
左翼陣営にとって、「護憲」こそは錦の御旗であり、なかんずく「第九条」こそはその本丸、どんなことがあっても死守すべき最後の砦の如き存在としてあるということなのです。
安倍首相に対しての、異常なまでの「反安倍首相=安倍ヤメロ」のキャンペーン。
その背景にあるのもまたそれが本当の理由であろうと感じています。
安倍首相は本気で「第九条」の本丸を突き崩そうとしている、それに対する危機感の表れと思うのです。
もし、私が期待するような選挙結果が出れば、今後は、憲法改正、とりわけ「第九条」を巡っての左右激突、戦後を画するような大きな闘い、天王山を迎えることになるものと思われます。
もし、私の期待に反して、自民党が負け、安倍首相の退陣ともなれば、「憲法改正」は一気にしぼんでしまう、その可能性が大であると見ます。
しかし、だからと言って、最悪、そう言う結果になろうとも、決して、「占領憲法」の改正を諦めてはなりません。
何故と言って、尊師・谷口雅春先生の弟子としての、それは責務であると思うからです。
尊師の次の如き、悲しき歎きのご文章を拝読させていただけば、それは余りにも当然のことではないでしょうか。
《…憲法前文は言う。
「日本国民は…平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と。
これを意訳するならば、「日本国民は、あなたがた戦勝国はみな公正で信義に篤い国民であると信じます。いけなかったのは日本国民だけです。今後…自分の安全と生存とを自分の力で保とうとは思わないで皆さんにお委せしようと決心しました。」と言う意味になるのである。
私はこの憲法の前文を読むたびごとに悲しくなって泣きだしたくなるのである。》
(『理想世界』誌・昭和42年6月号)
この尊師のお心を思えば、最悪、今回、「占領憲法」の改正が遠のいたとしても、決して、一喜一憂してはならない。
捲土重来、必ずや、「占領憲法」の改正は、時代の声となる。
その日を信じて、力を蓄え、その日に備えなくてはならないと思っています。
すべては、今日の結果、如何です。
私の期待が神の御心に叶うよう、今は、ただ国民の良識を信ずるだけであります。
だって、北朝鮮、中国の脅威は、これまでになく高まっているのですから!
だからこそ、安全保障、憲法改正が、今回、俄に大きな争点となったのですから!
心して8時の速報を待っております。
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