《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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総裁のサヨク=護憲思想≠フ洗脳から信徒を解き放つ、良書をご紹介します! (7482)
日時:2017年08月30日 (水) 09時38分
名前:破邪顕正


一つは、ケント・ギルバート著『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』です。

アメリカ人でも、ここまで日本の素晴らしさがわかるのに、総裁はどうしてそれが分からないのでしょうかね…。

でも、残念ながら、そういう人っているんですよね。

この本にも紹介されていますが、中韓の走狗となって「反日活動」に余念がなかったマイク・ホンダ氏もその一人ではないでしょうか。

しかし、その一方、ホンダ氏が主導した慰安婦関連決議に真っ向から反対した日系議員もいました。

それがダニエル・イノウエ氏です。

ホノルルの国際空港が、今、「ダニエル・k・イノウエ国際空港」と改称されていますが、これだけを見ても、どちらがアメリカにおいて尊敬されているか、一目瞭然でありましょう。

祖国を貶め、祖国を売り渡すような輩は、いずれ、歴史によって裁かれるということです。

もう一つ、ご紹介したいのが、江崎道朗著『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』です。

いずれもPHP新書です。

この本の帯びには、こうあります。

《日米英を戦わせて、世界共産革命を起こせ−。

なぜ、日本が第二次世界大戦に追い込まれたかを、これほど明確に描いた本はない》

これを読めば、共産党には絶対に騙されてはならないということが嫌と言うほど分かります。

例えば、なぜ、レーニンが頭角を表したのか。

47頁以降に「反戦プロパガンダ」で一躍注目される≠ノ記されていますので、関心のある方はぜひお読みください。

要約すると、彼らの言う「反戦平和」とは、あくまでも体制を弱体化させるための方便、戦術としてあるのであって、何も本気で「反戦」を目指しているのではないということなのです。

最終的には、プロレタリア独裁政権のために、武力行使は厭わない。

「革命は銃口から生まれる」

有名な言葉です。

つまり、「共産党」と名乗る以上は、共産革命を目指す政党ということでしかないということです。

なぜ、共産党が今なお、破防法に基づく調査対象団体であるのか、そういう事情があるからなのです。

それは言いがかりだ、もはや共産革命、暴力革命は目指してはいないというのであれば、共産党≠ニいう看板を下ろせばいいだけの話です。

そう言えば、維新の足立康史議員がこんなことを語っていました。

《日英議連で議員同士の昼食会があった。

大平さんていう共産党の人が憲法改正反対だとぶつ。

英国の議員が『いや〜今日は良いものを見た、生きてる共産党を初めて見た、歩いてる共産党は初めて見た』と。

しかも憲法改正反対って、何で共産党が保守なの?って言われてた》

とにかく、総裁なんかがいうサヨク=護憲思想≠ェ如何にいかがわしいものであるか、その正体をしっかりと見抜いてほしいと思います。

そうすれば、今の教団が谷口雅春先生の創始せられた「生長の家」とは全く違うということが、どなたにもしっかりとご理解いただけるものと確信する次第です。


特信メールが届きました (7486)
日時:2017年08月30日 (水) 23時24分
名前:童子



   『洗脳を知らない子供たち』


 ♪ 戦争が終って誰かが仕組んだ

   洗脳と知らずに僕等は学んだ

   日教組(おとな)に言われてかつぎ出された

   「平和」と言う名の反日デモさ

   僕等の名前を憶えて欲しい

   洗脳を知らない子供たちさ


 ♪♪この国が好きだと許されないなら

   日の丸が好きだと軍国主義なら

   今の私に出来ることは

   ネットを飛び出し叫び出すことさ

   僕等の名前を憶えて欲しい

   洗脳を知らない子供たちさ


♪♪♪ 軍靴の靴音 いつか来た道

    戦争法案 平和憲法

    言葉の遊びは楽しいけど

    世界中お花が咲いているわけじゃないし

    僕等の名前を憶えてほしい

    洗脳から目覚めた子供たちさ

    

   

  

『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』より (7491)
日時:2017年08月31日 (木) 21時25分
名前:伝統

掲示板の閲覧者にとっては、常識的な情報ですが、
折角の大切なスレッドでもったいないので、少しお邪魔させていただきます。


『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』PHP新書からの一節です。

        ・・・

100%の確信をもって断言しますが、現代の日本人は
「愛国心」という言葉に対して、何かしらの抵抗感を持っています。

読者の中に、子供時代から現在に至るまで、
「私は愛国心を持っています」と言い続けた日本人が何人いるでしょう。

戦後生まれであれば、よほど愛国心の強い両親に育てられ、
学校の教師や友人など、環境にも恵まれた人でないかぎり難しいと思います。

ほとんど全滅に近いのではないでしょうか。


ちなみに一般的な家庭で健全に育った米国人であれば、
「あなたは米国に愛国心を持っていますか?」という質問に対して、
ほぼ全員が、「はい。私は子供時代からずっと、米国に愛国心を持っています」
と即答するはずです。

幸い私も、そのような極めて一般的な考えを持つ米国人の一人です。

だから日本人の愛国心への抵抗感を見ると、とても奇異に映るのです。


「愛国心」という言葉を使うのは後ろめたく、カッコ悪いことだと思っている
日本人は、世界に出かけた場合には、逆にバカにされたり、大恥をかいたりして
しまうかもしれません。

世界のほとんどの国では、
自然に愛国心を表明することが、ごく当たり前だからです。

むしろ、「愛国心はありません」などと平気で答える人のほうが、
多くの場合、世界中で奇異な目で見られて、信頼を失ってしまうことを、
日本の皆さんは知っておくべきです。


そういわれても、日本の皆さんはピンとこないかもしれません。

なにしろ、「愛国心」という言葉に日本人が知らず知らずのうちに
抱かされてしまった拒否感について、あまりにも無自覚なうえに、
その原因が根深いものですから…。


では、次のような例に置き換えてみたらどうでしょうか。

返ってきた答えが「いやー、うちは先祖代々、酷(ひど)い歴史を
歩んできた一族でしてね。とても誇れるようなものではないですし、
そんな暗い過去を持つ家族を愛しているだなんて、口が裂けてもいえませんよ」
というものだったら、皆さんはどう思うでしょうか。

「自分の家族やご先祖様について悪しざまにいうなんて、
本当にこの人は大丈夫なのかな? 信用していいのかな? 」と、
心のどこかで思いませんか?


正直にいえば、日本人が「自分たちには愛国心がありません」と
発言するのを聞いた外国人の多くは、今、述べた家族の例と同じような
「この人たちは本当に信用できるのかな? 」という違和感を抱くと思います。

そのくらい非常識な発言なのです。

日本以外の多くの国の人々にとって、「愛国心」は
「家族を愛する心」と同じくらい、ごく自然なものです。

だから、「私には愛国心がない」「国のことなんかどうでもいい」
などといわれると、むしろ眉をひそめたくなるのです。


そういう風にいうと、
「いや、もちろん私だって日本のことは好きなのですが…」と
おっしゃる日本人は多いと思います。

そうおっしゃる方には、重ねて聞きたい。

では、「日本を好き」なのと「祖国を愛している」の違いは何ですか?


それに対する一つの答えは「マインドコントロール」です。

いきなり結論めいた話になりますが、戦後の日本では、
日本人が愛国心を持つことに抵抗感や罪悪感を抱かせるような学校教育と、
マスコミによる報道や放送が、意図的に行われてきました。

そして、それは現在進行形で、今、この瞬間にも行われています。

はっきりいえば、皆さんは一種の洗脳を受け続けているのです。


戦後、この洗脳を教育機関やマスコミを操(あや)って行わせた陰の主犯は、
GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)でした。

米国政府が仕組んだといっても構いません。

要するに私の祖国であるアメリカ合衆国の占領政策によるものであり、謀略です。


この謀略は「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」
と名づけられています。

簡単にいえば、先の戦争についての罪悪感や嫌悪感を日本人の心に植えつけて、
日本を二度と軍事的に立ち上がれない国にしようというものでした。

米国政府がそこまでのことを行った原因は、
日本や日本人のことを米国が極端に恐れたせいなのです。


日本を「好き」であっても「愛国心」という言葉をなかなかいえない原因の
もう一つは、「日本人が日本のことを知らない」ことにあります。

誰も「知らないもの」を愛することはできません。

その点でいうと、明らかに日本人は日本のことを
「十分には」知らないように思えてなりません。


これも世界での話で恐縮ですが、何か国の人々が集まるパーティのような席では、
まずはたいてい、各々(おのおの)の国の「お国自慢」になるものです。

皆が、それぞれ自国の文化や伝統、歴史について語ったり、
相手の国のことについて質問したりするのですが、
その場で自国の歴史や文化を語れない人は「無教養な人」と思われてしまいます。


その点、日本人はどうでしょう。

海外で盛んに活躍している有能な人ほど、
「もっと日本のことを知らなければ」おっしゃることが多いようですから、
きっと普通に大学を卒業した程度では、知識が足りていないのでしょう。

そして、その知識不足の大きな原因も、やはりGHQの
「WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)」にあります。


日本の歴史や文化、さらに日本の本質について語る際に絶対に外せないのは、
「天皇」の存在です。

逆にいえば、天皇とはいかなるものかに関する知識なしに日本のことを語るのは、
たとえるなら「ユダヤ教にいっさい触れずにイスラエルを語りなさい」とか
「キリスト教への言及なしに西洋文化について論考しなさい」とか
いっているようなものです。

まともな知性を持っていれば、そんなことができるわけもないことがわかるはずです。

しかし戦後日本では、
天皇についての歴史や文化伝統を学ぶことは、一種のタブーでした。

日本の人々がつくりあげた公式の歴史書である
『古事記』や『日本書紀』に書かれた「神話」を
学校で教えることさえできませんでした。

八世紀に編纂(へんさん)されたこれらの書物にすら「神代(かみよ)」、
つまり神話の時代の話として書かれているのですから、
「神話」として教えればいいはずですが、それさえ行われなくなったと聞いて、
私はとても驚きました。


その民族が、どんな「神話」を持っているかということ自体が、
比較文化研究の視点から見ても、とても興味深いことであるはずです。

日本人も、自分たちの国の神話を知ったうえで、
他の国々の神話を知ると、似ている点や、違う点などが色々分析できて、
とても面白いだろうにと思えてなりません。

神話の時代から現代に至るまで、ずっと天皇と共に続いてきた国だからこそ、
世界の人々は日本という国に憧れ、敬意を抱くというのに、
どうも天皇について多くの日本の方々は、その存在に対してあえて無関心でいるか、
少し斜に構えつつ、敬しながらも遠ざけるべきものであるかのように
考えているように思えます。


しかも、「天皇」と「愛国心」の両者を合体させて論じることは、
戦後の日本では、ある意味では非常に危険なことだったようです。

戦争が終わって七〇年以上もたった今日でさえ、
天皇を想起しながら愛国心を語ることは、
すなわち軍国主義的であると考えられているのです。

それこそが、「WGIP」がめざした世界観でした。


しかし、世界に誇るべき「天皇」を忌避(きひ)し、封印するなんて、
「もったいない」にもほどがあります。

冷静になれば、これがいかにバカらしいことであるかがわかるでしょう。

            <感謝合掌 平成29年8月31日 頓首再拝>

出版社(PHP)からの紹介 (7493)
日時:2017年09月01日 (金) 17時29分
名前:伝統


        *Web:産経ニュース(2017.8.12)より

「あなたは愛国心を持っていますか?」

一般的な米国家庭で育ったケントさんは何の疑問も感じずに「はい」と答えてきたが、
日本人に聞いてみると「愛国心ですか…」とためらってばかり。

しかも不思議なのは、日本人は日本のことは大好きなのに
「愛国心」といわれると尻込みしてしまうこと。

世界的には「私は愛国心がない」と広言するのはとてもヘンなことだが、
日本人はなぜ「愛国心」を「危なく」感じるのか。

その疑問をきっかけに書かれたのが本書だ。

ケントさんは、日本人のタブー感覚の原因は、
戦後、GHQが行った日本人に罪悪感を植えつける洗脳工作
「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」にあると喝破。

その結果、日本人が自国の歴史と文化の神髄を
知らない状態に置かれたことが大きいと説く。

 
では、ケントさんが見つけた日本の神髄とは?

豊かな日本語、
人々の中に脈々と息づく「美の精神」「武の精神」「草莽の精神」、
そして長い歴史を通して天皇が示してきた「理想」…。

「天皇を知らずに日本を語るのは、キリスト教に触れずに西洋文化を語るのと同じ」
というケントさん。長年、日本を深く理解したいと努力してきたケントさんが
「いちばん書きたいと思っていた」というこの一冊は、
温かなまなざしでアメリカと日本を対比させつつ、
現代の日本人が自覚していない日本の特長に光を当てていく。

  (http://www.sankei.com/life/news/170812/lif1708120015-n1.html

            <感謝合掌 平成29年9月1日 頓首再拝>

「目次」と「あとがき」 (7502)
日時:2017年09月02日 (土) 20時27分
名前:伝統


         *Web:aoiwasi-k135のブログ(2017-08-26)より

目次です。

はじめにーー愛国心と日本人

第1章 君が代日の丸と星条旗

「星条旗を汚したら神聖さが損なわれる
 国旗に敬意を払わないことだけは許せない
 しくまれた洗脳謀略「WGIP]
 マインドコントロールをとく有効な手段
 成長せずに「動物」のまま亡くなる人
「愛国心」が引き起こす様々な問題
 不健全で身勝手なナショナリズム?
 アメリカ人と日本人のどちらが「健康的」か
 アメリカは「夫婦愛」、日本は「親子愛」
 日本人の愛国心とは「母国愛」
 「日本は戦前回避」の本当のところ
 「マザコン」とバカにされただけで母親否定?
 打ち破られつつある「WGIP}

第2章 愛国心を支えるのは「豊かな言葉」

 英文契約書からわかる日本語の奥深さ
 『吾輩は猫である』と『I am a cat 』
 「やまと言葉」という宝石箱
 美しい日本の自然と一体化する感覚
 もの悲しい「防人歌」の美しさ
 芸術の前には身分も階級差別もない
 驚くべき「百人一首」のレベルの高さ
 日本の女性は本当に凄い
 昔話に込められたメッセージ
 識字率の高さが「日本語破壊」を食い止めた

第3章 「草莽= Grass Roots Patoriots」と武の精神 

 アメリカ建国と日本の明治維新の共通点
 天皇と合衆国憲法の役割は似ている?
 スピード違反した弟に警官がいったこと
 草奔(そうもう)の意識は今の日本に残っているか  
 信じられない日本兵の強靭さ、気高さ
 日本の国民的一体感をGHQは恐れた
 圧倒的な「美の精神」「武の精神」「草○の精神}

第4章 「天皇陛下のおことば」はありがたい

 なぜ天皇に深い神聖さを感じるか
 ヨーロッパの王侯貴族と天皇はまったく違う
 東日本大震災の折の「天皇陛下のおことば」    
 「驚きと悲しみと共に、無念さを覚えます」
 「五箇条の御誓文」が示した理想
 これが大戦争に負けた国の君主が書く文章か
 GHQは昭和天皇に逆に1本取られた
 日本の民主主義は決して輸入のものではない
 日本人の美質が現われた「17条憲法」
 そこには民主主義の精神がすでにある
 「昔から日本人は変わっていないんだなあ」
 天皇が理想を示してきた日本に嫉妬する中韓

第5章 日本の「国体」とはいったい何か

 「聖戦」と「現人神」を文字どおりに信じた欧米人
 「国体護持」なんていわれても
 もし欧米の社会がキリスト経教を否定されたら
 ヘレン・ミアーズが理解した日本
 日本の誇りを守ろうとした勇気あるアメリカ人
 国民一人ひとりで「国体」を支える

第6章 本物の愛国者は他国の愛国者を尊敬する

  情報操作にやられっぱなしの日本人
 やってもいない罪を認める必要はない
  日本のメディアと教育は本当に罪深い
 二度と立ち上がれない腑抜けの民族にする
 東京裁判は「後だしジャンケン」
 東京裁判の判事ですら東京裁判を非難した
 アメリカでも進む「腑抜け化」工作
 「自立精神」を破壊する恥知らずなリベラリズム
 「半日活動」で墓穴を掘る中韓勢力
 「本当の愛国心」を持とう
 日本人は「潔癖症的傾向」に気をつけたら?
 「オール・オア・ナッシング」はやめよう
 『シン・ゴジラ』の屈析を克服せよ
 真に尊敬すべき日系人の英雄
 いつまでも紡がれ続ける日本人の美しさと強さ

おわりに



「おわりに」の文章

中国の故事成句に「敗軍の将は兵を語らず」があります。
戦いに敗れた者は、戦いの経緯や武勇について語る立場でないという意味ですが、
潔さを重んじる日本人は、大東亜戦争の敗戦後、この故事成句を文字どおり実行しました。

多くの軍将校が自決し、人々は負けた戦争のことについて
ほとんど語らなくなってしまいました。

このような日本人の古き美徳が、20世紀まで残りえたのは、
歴史や文化、言語、領域といった国民国家を形成する要素が
基本的には土着のままあり続けた、極めて特異な環境に、日本があったからでしょう。

 
しかし、そんな日本の美徳は、GHQのみならず、
中国と韓国に徹底的に利用されてしまいました。

その結果が。現在の日本人の精神構造をつくりあげたのです。

中国や韓国のみならず、職業的反日活動家にまで媚を売って
日本を貶めようとする政治家や学者、弁護士、運動家、メデァイア人には、
もはや何を言っても無駄ですから、あきらめましょう。

彼らに「愛国心」を語りかけても無駄だと思います。
私たちは粛々と、彼らの嘘や欺瞞を暴きつづければいいだけです。

 
それよりも、私たちがやらなくてはいけないのは、
青少年に対する正しい教育を再構築することです。

そしてそのためには、心ある日本人の一人ひとりが、
まず、まともでバランスの取れた、それでいて情緒的な側面も兼ね備えた、
健全な愛国心をベースとした価値基準を取り戻すことが第一の課題です。 

最近、私が気づいたのは、日本で左派思想に惹かれる人々の中にも、
実は驚くほど「伝統的な価値観」なるものを持った人がいることです。

彼らは、安部総理が「美しい国、ニッポン」というと猛反発するのですが、
その一方で、日本という国や郷土に対しては、何の嫌悪感をも持たず、
むしろ絶対的な信頼と愛着を持っているのです。

つまり彼らは日本政府や自民党などという、いわば「父性的な権力」に対して、
いちばん多感な中学2年生の少年少女のように反抗しているだけなのです。
 
そう考えると、彼らの多くもまた、
つまるところはやはり、純粋すぎる日本人なのでしょう。

 
かつての日本では、恋する人のことを「わが君」といったそうですが、
この最もたるものが「大君(おおきみ)」というもので、
つまおりは愛する人や家族、土地、山河すべてを包み込む郷土の
象徴的存在たる天皇、ということです。

しかし、戦後日本人は、そんな感覚をと思考のあいだに、
わざわざ思想的で人工的は切れ込みを入れて分断させてしまいました。

 
日本は、日本人の皆さんが生まれ育った土地です。
どんなに近代化し、都会化して高層ビルが建ち並ぼうが、
足元に広がる土壌こそが母なる大地であり、
それが皆さんの存在を生み出し、これまで育んだことに間違いはありません。

 
また、日本は世界の中でも類い希な、興味深い歴史を築き上げてきました。
それに対して愛着を抱き、恋心を抱くということは、誰がなんといおうと、
一人ひとりの日本人の心に湧き上がって当然の、自然な感情なのです。

 
実は私は、大学生とときに、
ドナルド・キーン氏が英訳した三島由紀夫を愛読し、
(原文はまだ難しすぎました)、彼についての論文も書いているのですが、
三島由紀夫は、1969年5月に東京大学で行われた革命派の学生(東大全共闘)
との討論会で、こう言い放っています。

 
「天皇を天皇と諸君が一言いってくれれば、私は喜んで諸君と手をつなぐのに、
言ってくれないからいつまでたっても殺す殺すと言っているだけのことさ」
(三島由紀夫・東大全共闘『美と共同体と東大闘争』角川文庫)

 
当時の若い左翼学生らには、天皇はすなわち軍国主義やブルジョワジーの象徴
であるという、単純な思い込みが最初になり、それに難解な専門用語を付着
させて多くの言葉を発したのです。

「朕はたらふく喰っているぞ。御名御璽(ぎょうめいぎょじ)・・・・」
というヤジを飛ばした学生もいましたが、それに対し、三島はこういっています。

「ところが、天皇というものはそれほど堂々たるブルジョアではないんだ。
もし、天皇がたらふく喰っているような堂々たるブルジョアであったら、
革命というものはもっと容易であった。

それでないからこそ、革命はむずかしいんじゃないか。
そして、そのむずかしさの中でだね、諸君は戦い、僕だって戦っているんだ。
それは日本の民衆の底辺にあるものなんだよ」(同書)

彼独特の面白くて激しい表現ですが、この言葉の中に、
日本の長い歴史の中で誰一人として天皇と皇室の廃止に実際に手をつけなかった、
あるいはつけられなかった理由の一つが隠されている気がします。

天皇は自らの奢侈(しゃし)な生活のために、
国民を犠牲にするような存在ではなかったのです。

本書で挙げた仁徳天皇のような例は特別かもしれませんが、
しかし、長い歴史を通じて、ヨーロッパの王侯貴族のような例は
特別かもしれませんが、

しかし、長い歴史を通じて、ヨーロッパの王侯貴族のような贅沢(ぜいたく)な
生活を送っていた方が、どれほどいらっしゃったでしょうか。


むしろ天皇は、質朴ともいえる生活の中で、日本国民のために祈る存在でした。
そのことを日本もよく知っていたからこそ、
天皇を打倒するような革命は起きえなかったのです。

1969年当時の全共闘の学生たちは、まさに戦後すぐ生まれ、
GHQによる占領下で成長してきた人たちです。

彼らが天皇を拒絶しようといったのは、まさにGHQの望んだ洗脳の成果でしょう。
あるいは、ソ連やコミンテルン(共産主義インターナショナル)が長年進めてきた、
日本革命に向けた運動の帰結かもしれません。

しかし、そのような環境でつくりあげらられてきた
「愛国心」や「天皇」についての誤解とタブーから、
ついに日本人が解き放たれるときがきているようです。
いや、それはもう多くの日本人にとっては、現実に起きていることかもしれません。

 
誰がなんといおうと、天皇陛下は平和をお望みです。
日露戦争前夜の明治天皇も、真珠湾攻撃前夜の昭和天皇も、
そして被災地や対東亜戦争の激戦地に足繁く通われる天皇皇后陛下も、
そのお心では常に、国民の平和と安全を祈願してこられました。

天皇皇后陛下は、戦没者や災害で亡くなった人たちへの鎮魂と、明日の復興、
そして未来への希望のために全身全霊を捧げておられます。
そして、そのことを熟知する人が、確実に増えています。

 
これまで、日本人が追ってきた「理想」は何だったのか。
日本人が生命に代えても護ろうとしたものは何だったのか。
このようなときこそ、それをもう一度、日本人は振り返るべきでは
ないでしょうか。

もちろん、GHQのWGIPなどの結果、日本の中で極限まで澱み、
腐りきってしまって、ひどい腐敗臭を放っている勢力や利権構造も
厳然として存在します。

しかし、本書を手に取っているあなた自身はどうでしょうか。
あなたの魂は、澱みきり、腐臭を放つドブの中にあって
朽ち果ててしまったのでしょうか。

あるいは今もなお、昔と変わらぬ強い光をはなっているのでしょうか。

もしそれがまだ、かつてと変わらぬくらいの純粋で明るい光を放っているのだ
としたら、偽善的で欺瞞に満ちた戦後日本の薄暗い社会の中で、
知らず識(し)らずのうちにそれに被せてしまった黒い布を、
そっと外してあげてください。

そして、じりじりと強く輝く自分の魂のあり方を決して恥じることなく、
その光を次の世代の人々に分けてあげてください。
光り輝く魂は、皆さんがその人生を終えた後も、さらに次の世代へと受け継がれ、
永らく続いてきた、この日本という国の素晴らしいかたちを護っていくに
違いありません。

それが未来の若者に引き継がれていくさまを、
私はもう少しだけこの国にいながら見つめていきたいと思っています。  
                    

2017年7月18日
 
                          ケント・ギルバード

   (https://ameblo.jp/aoiwasi-k135/entry-12304863706.html

            <感謝合掌 平成29年9月2日 頓首再拝>

昔の生長の家は、言いたい事を言えたなあ (7503)
日時:2017年09月02日 (土) 22時02分
名前:中仙堂

http://dainihon.sakura.ne.jp/yuukoku/sp/

生長の家講演会宮城県スポーツセンターにて、行われた「井澤甲子麿先生」のお話しです。

国旗と愛国心 (7516)
日時:2017年09月04日 (月) 21時23分
名前:伝統


      *『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』第1章 より

現在の日本では想像できないかもしれませんが、
アメリカでは、星条旗に対する忠誠心を早い時期から子供たちに教え込みます。
私も幼稚園に入った時から毎朝、以下のような「忠誠の誓い」を暗誦させられたものです。

「私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する、万民のための自由と正義を備えた、
神の下にある分割すべからざる一国家である共和国に忠誠を誓います」

この誓いを立てる時、子供たちはみな起立し、星条旗に対して顔を向け、
右手を左胸の上に置かなければなりません。
これは「国旗規則」によって定められたやり方です。

私は高校を卒業する18歳まで、毎朝欠かさずこれをやったので、
星条旗とはまさしく「神聖」なものだという思いが心に刻まれています。

子供のころに参加していたボーイスカウトでは、
国旗の正式なたたみ方を学びました。
2人が1組になって行なう独特なたたみ方で、
最後に国旗をきれいな三角形にします。

この時、途中で地面に触れたら大変だと、
とても緊張したことを覚えています。
国旗が汚れると、神聖さが損なわれると教えられていたからです。

日本人の繊細さと比べたら、アメリカ人はあまり細かいことは
気にしないイメージかもしれませんが、こと国旗に対しては
このように鋭敏な感覚を持っています。

愛国心、つまり祖国を愛する気持ちは、
日本のような恵まれた暮らしができる国民であれば、
普通は自然と湧き出るもののはずです。

たとえ内戦が続くひどい環境にあり、親や社会を恨み、
祖国を怨んでも当然のような環境にあってもなお、
それでも「私はこの国を愛しています」という人が数多くいるものです。

戦後生まれの日本人で、
そのような酷い環境に育った人はそんなにいないはずです。

にもかかわらず、日本人の多くが「愛国心」という言葉に対し、
なぜか過敏に反応し、無意識に抵抗しているのです。

では日本人は日本のことが本当に嫌いなのか――? 
ここがヘンなところで、私は長く日本で暮らしていますが、
日本人の大半は「日本が大好き」と思っているように感じます。

日本人は自分が日本人であることに誇りを持っているとも感じます。
しかし、それにもかかわらず「愛国心」を表明することに
罪悪感や嫌悪感などの抵抗感を持っています。

日本人はいったい何を恐れているのでしょうか?

            <感謝合掌 平成29年9月4日 頓首再拝>

愛国心を持たせない「自虐史観」を教育されてきた日本人 (7538)
日時:2017年09月06日 (水) 19時20分
名前:伝統


      *『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』第1章 より

実は、前述のアメリカ国旗に対する忠誠心と、
まったく正反対のことが日本の教育現場でこれまで行われていたことを聞いて、
私は大いに驚きました。

日本では(朝鮮共産党が浸透した)日教組(日本教職員組合)の教員が率先して、
それこそ親や保護者の了解も得ることなく、日の丸と君が代に対する
マイナスのイメージを学校で子供たちに植え付けるという愚行が、
長い年月にわたって行われてきたのです。

それだけでなく、戦前の国家主義につながるからという一方的で
デタラメな理屈で、道徳教育までもが否定されてきたのです。

そして、この原因を作ったのがアメリカでした。

1945年、日本は第二次世界大戦で敗れ、
アメリカを中心とした連合軍が日本を占領しました。

その総司令部であるGHQ(連合国最高司令官司令部)が、
教育機関やマスコミを通じて日本人の洗脳を行なったのです。
(このとき、白人であるアメリカ人に代わり、日本人と似た風貌の
多くの朝鮮人が、成りすまし日本人としてその施行に利用された) 

その目的は、先の戦争について罪悪感や自虐感を日本人に植え付け、
日本が決して軍事大国にならないように、
日本人の精神を改造することにありました。

当時のアメリカはそれほど日本と日本人を恐れていたのです。

GHQは1945年12月8日から日本の新聞社に、「太平洋戦争史」を連載させました。
その内容は、日本軍の残虐行為をこれでもかと強調したものでした。

それまで(欧米の植民地となっていたアジアを開放する)、
大義ある戦争を戦ってきたと思っていた多くの日本人にとって、
それは衝撃的な内容でした。

しかもGHQは日本の新聞社にそれをさせるために、
当時不足していた新聞用紙を特別配給までしたのです。

さらに新聞連載が始まった翌日の12月9日からは、
NHKラジオ放送で「真相はかうだ」という番組が始まった。

これは一種のラジオ劇で、戦時中の日本軍の罪を暴いていくというう番組で、
その目的は新聞連載の「太平洋戦争史」と同じものでした。

GHQはこれらの連載や放送を、自分たちがやったとは決して言わず、
いかにも日本の新聞社やNHKがやっているように装いました。

当然、新聞社やNHKには抗議が殺到しましたが、
GHQはそうして集まった抗議内容すら分析し、
より効果的なプロパガンダ(喧伝・扇動)を行なっていったのです。

同年12月15日に、GHQは神道指令を出しています。
これは教育や政府行事などの公的な活動において、
神道的な内容を徹底的に禁じるものでした。

このようなプロパガンダとともに徹底的な検閲も行ないました。
私の拙著『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)でも
書きましたが、終戦直後の昭和20年(1945年」)9月には、
GHQは30項目に及ぶ報道規制を定めています。

それが正式名称「日本に与うる新聞遵則(じゅんそく)」で、
これが通称「プレス・コード」です。

その内容を『日本を狂わせた洗脳工作――いまなお続く占領軍の心理作戦』
(関野道夫著 自由社)から引用したものが、次の通りです。

《GHQが禁じたもの》

@SCAP(連合国軍最高司令官もしくは総司令部)に対する批判
A極東国際軍事裁判批判
BGHQが日本国憲法を起草したことに対する批判
C検閲制度への言及

Dアメリカ合衆国への批判
Eロシア(ソ連邦)への批判
Fイギリスへの批判
G朝鮮人への批判
H中国への批判
Iその他連合国への批判
J連合国一般への批判(国を特定しなくても)

K満州における日本人の取り扱いについての批判
L連合国の戦前の政策に対する批判
M第三次世界大戦への言及
N冷戦に関する言及
O戦争擁護の宣伝

P神国日本の宣伝
Q軍国主義の宣伝
Rナショナリズムの宣伝
S大東亜共栄圏の宣伝
21その他の宣伝

22戦争犯罪人の正当化および擁護
23占領軍兵士と日本女性との交渉
24闇市の状況
25占領軍軍隊に対する批判
26飢餓の誇張

27暴力と不穏な行動の扇動
28虚偽の報道
29GHQまたは地方軍政部に対する不適切な言及
30解禁されていない報道の公表


日本人一般国民には、このような検閲が行われていることなど
まったく知らされることはありませんでした。

そしてこの報道規制に違反した当時の朝日新聞や
同盟通信(現・共同通信と時事通信の前身)、
ニッポンタイムス(現ジャパンタイムス)は業務停止処分を受けました。

これにより以後、日本のすべてのメディアは委縮しました。

            <感謝合掌 平成29年9月6日 頓首再拝>

メディアと日教組の企み (7577)
日時:2017年09月11日 (月) 19時46分
名前:伝統

テレビ・ラジオ・新聞などのメディアと日教組の企み

      *『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』第1章 より

日本が独立を回復した後、心ある日本の知識人たちは
こうしたアメリカ政府の所業について告発と批判を行ないましたが、
日本のメディアや教育界は、GHQのプロパガンダや報道規制、検閲が
密かに行われていたことを報じることはなかったのです。

近年になってやっと、このような歴史的真実を知る日本人が増えてきたのは、
何といってもインターネットの普及のおかげです。

ですが一方でネット情報には嘘や曲解、誇張が多いのも事実です。
匿名のネット情報の場合は、9割の真実に1割の嘘が
意図的に混在されている危険性があります。

ですから「情報をうのみにしない」ことが大切です。


1951年、日本はサンフランシスコ講和条約に調印し、
翌年には占領軍が日本から撤退しました。

しかしそれにもかかわらず、なぜか日本人は依然として
WGIPの基本方針を守り続けたのです。

それを行なったのは教育現場の日教組やマスコミであり、
政治家もそれを問題視することなくなぜか長年放置してきました。

つまり、NHKや朝日新聞などをはじめ、大手のマスコミは
国民をマインドコントロールするために、反対にそれを利用したのです。


2015年4月、安倍総理大臣は米議会上下両院合同会議において、
素晴らしい演説を行ないました。

この時安倍総理は自ら、アメリカの第二次世界大戦メモリアルを訪れて
哀悼をささげたことを述べた後、この日の米議会に臨席していた
ローレンス・スノーデン元海兵隊中将と、新藤義孝衆議院議員を紹介しました。

スノーデン中将は硫黄島の戦いで、23歳の海兵隊大尉として隊を率いた人です。
一方、新藤議員のお祖父さんは、日本軍の硫黄島守備隊長だった栗林忠道大将です。

安倍総理は列席するアメリカの議員に向かい、
「これを歴史の奇跡と言わずして、何をそう言うべきでしょうか。
熾烈に戦い合ったかつての敵は、心の紐帯が結ぶ友となりました」と語ると、
会議場からは一段と大きなスタンディングオベーションが贈られました。

続けて安倍総理は、「…米国が世界に与える最良の資産は昔も今も、
そして将来も希望でなくてはなりません。アメリカと日本は力を合わせ、
世界をもっとはるかに良い場所にしていきましょう。私たちの同盟は『希望の同盟』です。
一緒にやれば必ずできるはずです」と述べました。


私はこの演説を生中継で聴き、1人のアメリカ人として感動しました。
  
ですが自分の祖国のリーダーが海外で評価されることを、
素直に喜べない多くの日本人がいたのです。

私が「あれはいい演説でしたね」と言っても、
「いや、全然ダメですよ」などと言う人がかなりいたのです。

この演説を生中継したNHKの解説者からして、
この歴史的な演説に否定的な発言ばかりしていました。

そうした人は他の日本人や外国人に対し、
「日本を好きになってはいけない」「愛国心という言葉は使うべきでない」などと
説得しようとするのです。

(略)

実際には多くの日本人は祖国を愛しています。
ですが、わざわざそれを言葉にして再確認する必要性を感じていないだけであり、
こうした点がアメリカや他の国々と日本の異なるところです。

ですがそのように国を愛する自然な感情を、
日本では「右翼的」「プチ・ナショナリズム」などといって揶揄したり、
批判されたりする土壌があるのです。

大音量の軍歌を流しながら、真っ黒に塗られた街宣車が街中を走るのを見ますが、
このようにいかにも右翼を装い、一般市民を威嚇するような人々は必ずしも日本人
というわけでもないようです。

こうした人たちは暴力団から街宣右翼へと「転職」しているという。
警察はこの事実を十分把握しており、
日本のマスコミや外国人特派員だってみな知っています。

つまり日本は軍国主義化しているわけではないのに、
彼らはあえてそうした街宣右翼だとする怖そうな写真を掲載しては、
「日本は戦前回帰している」という報道を意図的に行なっているのです。

            <感謝合掌 平成29年9月11日 頓首再拝>

日本は欧米の植民地となっていたアジアの解放のために戦った (7610)
日時:2017年09月16日 (土) 17時21分
名前:伝統


     *『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』第1章 より

こうした現実が、温和で冷静、かつ優秀な日本人の
愛国的言論空間を奪ってしまうのです。
そのことを私は非常に悔しく感じています。

愛国心とは、自国だけが優れていてナンバーワンであると外に向かって言ったり、
他国を貶(おとし)めることではありません。

政府が国民や国の利益を第一に考えることは当然ですが、
本当の愛国とはただひたすら、自分が属する国に対して純粋な愛着を感じることです。

その感覚は本来、美しいものであるはずです。

ですが今の日本では、そうした健全な愛国心を表現する言葉でさえが、
極端なイデオロギーとして断罪されるほどです。
その結果、多くの日本人は国を愛する情をほとんど示さなくなっています。

それが(実際はそうではないのに、日本はアジアに対して侵略戦争を仕掛けた
という誤った自虐史観と)連鎖反応を引き起こしたのです。

だからひたすら日本政府は、外国に対して戦争の謝罪をしまくり、
諸外国に金をばら撒き、国益よりも国連やアメリカの顔色をうかがい、
中国や韓国に奇妙な遠慮をするという、
だらしない外交を展開する国になってしまったのです。

こんな卑屈な態度は本来、日本のような超大国が取るべき態度ではありません。

日本人の多くは決して、「日本は世界最高だ」などと叫びませんが、
アメリカ人である私から見てもある意味、日本人ほど「自分の国を好きな国民」は
そうそう見当たりません。

そして、そのような日本人の姿を見て「うらやましい」と思う外国人は多いのです。
そうした内なる愛国心を表明することを、「恥ずかしい」とか「悪いことだ」
と感じているとしたら、それは大きな間違いだと指摘しておきます。

なぜなら、それは友人から「マザコン」とバカにされただけで、
自らを生んで育ててくれた母親を否定するのと同じことで、
自分の存在の根底を否定するのは、自分の精神的安定をわざわざ蝕(むしば)む、
きわめて愚かな行為だからです。

そして日本人が持っていた力強い愛国心をズタズタに切り裂くことで、
二度と立ち上がれないようにする目的で導入された究極の大量破壊兵器こそが、
GHQが実施したWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)だったのです。

このことはどれほど強調しても強調し過ぎることはありません。


GHQが日本人の洗脳のために(朝鮮人を利用し)、
日本人が長年の歴史の中で作り上げてきた道徳教育を否定したり、
共産主義の日教組を通して子どもたちを洗脳して、
自虐的な歴史観を植え付けてきました。

こうしたことは決して許されないことで、日本人はそのことに気づき、
1日も早くそれらを改善しなければなりません。

GHQが日本人の愛国心をそれほどに恐れたのは、
大東亜戦争で日本兵士の不屈な精神が、連合軍を非常に苦しめたからでした。

兵士たちそれぞれには複雑な思いや葛藤があったはずですが、
その精神には愛国心だけでなく純粋かつ自然に湧き出る使命感、
(つまり何百年と欧米の植民地支配に苦しむアジア諸国を開放するという思い)
に支えられていたのです。

欧米人は世界中を軍事力で植民地化し、
アジアの人々を奴隷のように扱うことに慣れていました。

そんな中、たとえ戦争の最前線で補給が尽きて弾薬や食料がなくなろうとも、
死を恐れずになお突撃を続ける、日本人のような国民には
かつて遭遇したことがありませんでした。

彼らは日本兵の不屈の精神に心の底から畏怖(いふ)と恐怖を覚えたのです。
そして、この世界一長い歴史を誇る国に、歴史の浅いアメリカは
精神性で勝てるはずがないと自覚したのです。

そんな日本人の強さの秘訣はまさに「愛国心」にあると考えたからこそ、
アメリカは戦後徹底して日本人の愛国心を破壊すべく、
テレビや新聞などのメディアや教育界、法曹界などを通じて自虐史観を植え付け、
「愛国心」という言葉を否定し破壊していったのです。

それにより、(多くのアジア諸国が何百年と続いてきた欧米の植民地支配から
解放され、その後独立を果たしましたが)日本が終戦までに行なった
それらのことは一切否定され、肯定的評価は完全に消し去られていきました。

そして日本人に誇りを持たせるような報道や発言を禁じる、
「WGIPという劇薬」を日本人は飲まされたのです。

しかし、そうした邪悪な試みは70余年経った今や、次々と打ち破られつつあります。

日本は今日でもなお、天皇陛下を中心にした強い国民的連帯感で結ばれています。
そしてこれこそが、中国などとは違い、軍事力や経済力をわざわざ誇示せずとも、
日本が大国であり、私も含めて諸外国の人々から「日本が大好きだ!」という
まなざしを向けられる最大の要因なのです。


日本人はそろそろ「愛国心」についての誤解を正し、
こんな信じがたい非常識なタブー感覚から自らを開放するべきでしょう。

そうなれば日本人は、もっと魅力的になると思います。
なぜなら自分に自信がない人の言葉は、残念ながらあまり説得力を持たないからです。

それが世界に向けられた場合であれば尚更そうなのです。

これを読むあなたもぜひ、「愛国心」と正しく向き合ってみてください。

            <感謝合掌 平成29年9月16日 頓首再拝>

ご紹介 (7612)
日時:2017年09月16日 (土) 22時59分
名前:中仙堂

諸賢の皆様には、周知のものですが
 
http://dainihon.sakura.ne.jp/sp/

をご紹介いたします

識字率の高さが「日本語破壊」を食い止めた (7673)
日時:2017年09月28日 (木) 04時30分
名前:伝統

     *『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』第2章 より

GHQが日本統治を始めた時、日本語の「漢字」と「かな」による表記法を廃止して、
すべてローマ字にしてしまおうという動きがありました。

そして昭和23年(1948年)にGHQは、
日本語の破壊を本格化するための作業に着手します。
そのために最初に行なったのが、日本人はどのくらい漢字が読めるのかという調査でした。

文化庁が出した『国語施策百年史』によると、
この調査は全国270ヶ所で15歳から64歳までの1万人以上を対象に行われたといいます。

その結果ですが、テスト平均は78点以上で、
当時の日本国民の97・9パーセントが高い識字率を有していることが判明しました。
GHQはこの結果に驚愕したといいます。

この結果を受けてホール少佐は左遷され、日本語ローマ字計画は潰れました。
しかしアメリカ教育使節団は、当時の日本の教育を歪めている施策である
教育勅語の廃止、6・3制義務教育、そして後の日教組である教員組合を
組織する自由は勧告していました。

日本人はこの時の文明的な危機を、圧倒的な識字率の高さでもってはね返し、
何とか母国語の存続を守ることができたのです。

私が、こんなに美しく、かつ効率的な日本語で本書を出すことができるのも、
GHQの日本語破壊プログラムが失敗したおかげです。

無知な連中の愚かな破壊工作をはね返してくれた、
日本の知的伝統の素晴らしさに、改めて感謝したいと思います。

            <感謝合掌 平成29年9月28日 頓首再拝>

驚きです (7674)
日時:2017年09月28日 (木) 05時28分
名前:中仙堂

話には聴いて居ましたがそんな悪魔の様な徹底した
計画とは知りませんでした。

「Grass Roots Patriots」草の根の愛国者たち (7840)
日時:2017年10月12日 (木) 12時03分
名前:伝統


     *『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』第3章 より

「Grass Roots Patriots」(「草莽・そうもう」草の根の愛国者たち)とは、
「普段は在野にあって市民生活を営(いとな)んでいる」が、
「いったん国家危急の場合には、国家への忠誠心に基づいて国を守るために行動に出る人」
のことを指します。

アメリカでは建国にあたり、「Grass Roots Patriots」たる開拓民たちの活躍が
必要不可欠でした。自由を求めて新天地に移り住んだにもかかわらず、
それに対してさらに重税を課そうとしたイギリスの圧政に抗し、
自らの理想と信念にかけて独立戦争を戦った、
多くのアメリカ開拓者たちが激しい戦闘で斃(たお)れました。

開拓民たちはイギリス軍に対し、徹底的なゲリラ戦で対抗しました。
当時の戦闘は、統一された制服を着た両軍が互いに一列に並んで向かい合い、
大砲や銃を撃ち合い、最後には銃剣で突撃して殺しあうというものでした。

ですがアメリカ開拓民たちは森林の茂みに潜み、一気に一斉に攻撃しては
また森の中に消え去るような戦術を用いました。

実は、こうした独立戦争の終結から4年後に、アメリカ合衆国憲法が作られましたが、
その要因となったのが、それぞれのステイツである州が協力し合わないことが
最大の理由でした。つまりまとまりのなかった社会を一つにするという目的ために、
アメリカでは合衆国憲法を制定する必要があったのです。

それによって「Grass Roots Patriots」の草の根的な力を
一つにまとめることができました。


一方、日本の明治維新の時にも、「Grass Roots Patriots」の草の根的な力が
数多く活躍しました。日本ではそれを「草莽」(そうもう)という言葉を用いています。

幕末の日本人は、西欧列強が世界中を植民地にしていることをよく知っていました。
もちろんイギリスが、理不尽な阿片(あへん)戦争を当時の中国の清王朝に仕掛けて
勝利し、香港などを手に入れたことも熟知していました。

こうした着実に日本にも迫りくる西欧の脅威に対し、どうすればいいかを
多くの「草莽」の日本人たちは考えていたのです。

しかし当時の徳川幕府は、完全な官僚体質で組織が硬直化しており、
素早い意思決定ができず、無責任で内輪の権力争いばかりに明け暮れ、
危機感が欠如していました。

そんな腐りきった状態の中、何とかしなければという「草莽」の人々が立ち上がり、
外国勢力を打ち払わねばという意識を持ち始めたのです。

対抗策を必死で考え、それを学問的に研究し、実際に行動に移した
当時の日本人は凄かったのです。

このようにアメリカであれ日本であれ、
「草莽」の人々は自分たちの住む国や故郷が弾圧や侵略の危機にあると、
自分たちの理想を貫くために立ち上がり、その生命を賭けて勇敢に戦ったのです。


アメリカでは今日でも「Grass Roots Patriots」(草の根の愛国者たち)の精神が
根強く生きています。つまり、いざという時には国家を守るために、
アメリカ国民全員が立ち上がらなければなりません。

それは国民総動員法ではありませんが、要するに国家とその理想を守ることは
全国民の義務であり、常識なのです。

「戦争になったら外国に移住する」などと考える人間は、
アメリカ人の常識からいえば典型的な「非国民」です。

            <感謝合掌 平成29年10月12日 頓首再拝>

草奔(そうもう)の意識は今の日本に残っているか (8183)
日時:2017年11月19日 (日) 10時38分
名前:伝統

草奔(そうもう)の意識は今の日本に残っているか
〜自虐教育を受けてきた日本人の消極性

     *『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』第3章 より

2014年末、スイス・チューリヒにある「WIN―ギャラップ・インターナショナル」
という機関が、世界64ヵ国で「自国のために戦う意思」について世論調査を
実施しました。

それによると、日本人はわずか11%というスコアで世界最低でした。
これは何年かごとに実施されているアンケート調査ですが、
日本はこれまでもずっと世界最低を維持し続けています。

世界で一番高いのはモロッコやフィジーで94%、
パキスタンやベトナムが89%となっています。
ちなみに中国は71%、アメリカは44%です。

過酷な受験戦争や就職難に嫌気がさし、若者たちが自国を「ヘル(地獄)朝鮮」
と揶揄する韓国でさえ、42%が自国のために戦うと言っています。


では日本人は国のために戦いたくないのか? 
それは一概には言えません。

なぜならこのアンケートの答えは「はい」「いいえ」「わからない」の
三択になっており、日本人は「わからない」と答えた数が世界で一番多く、
42%にも上るのです。

これは大東亜戦争の敗戦後、GHQが日本を永久に武装解除するため、
日本人の精神を骨抜きにすることを目指した影響が、
未だに色濃く残っている証拠でもあります。

(左翼の)日本のメディアと教育界はこれに乗じて「平和主義教」に衣替えし、
その結果、戦争は怖い、戦争は悪だと日本人に繰り返し洗脳してきました。

そのために国家や社会のために自分を犠牲にすることの尊さは一切教えられず、
自国の危機に対してどうすればよいかといった事態を、
一切想定することなく日本人はこれまで生きてきました。

テレビでたまに真面目な番組があるかと思えば、
準備された半日的なコメンテーターや識者といわれる人たちが、
日本の戦争犯罪や過去の侵略とされるものを利用して、
日本の昔の姿を意図的に暗く描き出すのです。

これではテレビやラジオ、新聞からだけ情報を得る多くの人々が、
そんな自国のために戦うかどうかと聞かれても、半数近い日本人が
「わからない」と答えるのも当然でしょう。
しかもそんな事態など考えたこともないのですから。


ですが私は今の若者も、いざとなれば毅然と戦うに違いないと思っています。
東日本大震災の折に見せた日本人の団結力、忍耐力、不屈の精神、
そして自己犠牲の精神は感動的ともいえるものでした。

            <感謝合掌 平成29年11月19日 頓首再拝>

書を捨て、街に出でよ (8191)
日時:2017年11月21日 (火) 10時11分
名前:影法師

草莽崛起して久し。時には首相官邸前で、朝日新聞本社前やNHK代々木センター前、秋葉原駅頭での怒涛の如き安倍コールは、サヨクの輩を追い毛散らかしたではないか。



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