『いのちの環』8月号もひどい代物です!こんなものを配るのもまた悪行≠ネり! (7340) |
- 日時:2017年08月13日 (日) 17時23分
名前:破邪顕正
表題は、34〜35頁のこの記事を読んでの実感です。
《今 憲法を考える4 民主主義に立憲主義は不要か?》
この中にこんな文章が出てきます。
《麻生太郎財務相も二〇一三年に憲法改正論に関してドイツのワイマール憲法がいつのまにかナチス憲法に変わったのだから、その手口を学んだらどうか、などと発言しました。
現政権が立憲主義をないがしろにしていることがわかります。》
『普及誌』上で、ここまで為にする論≠展開するとは、呆れ果てて、二の句が継げません。
この論法もまた、当時、安倍政権批判のために、共産党が盛んに煽ったそれであります。
発言内容の一部分を切り取って、悪しき印象操作を行うのは、共産党の常套手段!
それと同じやり口を教団がやっていることに、得も言えぬ不快感を覚えないではいられません。
麻生大臣が上記の発言をどんな文脈の中で言っているか、以下に紹介しておきましょう。
《ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。
ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。
全然違いますよ。
ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。
間違わないでください。
そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。
常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。
ここはよくよく頭に入れておかない
(略)
しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。
どこが問題なのか。
きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。
べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。
そういった思いが、我々にある。
そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。
30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。
自民党の部会で怒鳴りあいもなく。
(略)
ぜひ、そういう中で作られた。
ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。
靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。
騒ぎにするのがおかしいんだって。
静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。
静かに、きちっとお参りすればいい。
(略)
それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。
昔は静かに行っておられました。
各総理も行っておられた。
いつから騒ぎにした。
マスコミですよ。
いつのときからか、騒ぎになった。
騒がれたら、中国も騒がざるをえない。
韓国も騒ぎますよ。
だから、静かにやろうやと。
憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。
だれも気づかないで変わった。
あの手口学んだらどうかね。
わーわー騒がないで。
本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。
ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。》
如何ですか?
ここのどこに「立憲主義をないがしろにしている」という証拠があるというのでしょうか。
結局、「改憲反対」に利用できるものならば何だって利用する!
教団は、そういうスタンスなのです。
今の『普及誌』を見たら、教団が完全な護憲集団に堕していることは疑いようがありません。
こんな『普及誌』を愛行することは、日本国家のためになりはしません。
共産党が日本国家のためになっていると思いますか?
思う人のみが、『普及誌』を愛行すべきなのであって、共産党には絶対に与しないという信徒はぜひ、この『普及誌』の愛行を拒絶してほしいと思います。
悪業≠ノは手を染めない、その覚悟をぜひ教団に明示してほしいと願うものであります。
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