お互い 思いやる 心持ちで 居たい ものであります。 (7258) |
- 日時:2017年08月02日 (水) 23時20分
名前:中仙堂
直実は不覚にも溢れ出る涙を堪える事は出来なかった。
独り泣いて居ると、
「直実殿、直実殿。」
と身を揺り動かす者が居て、
直実は眼を醒ました。
「嗚呼…。」
思わず物思いに耽る直実であった。
ここは京の都の外れにある、
黒谷の上人のお側であった。
坂東武者次郎 その五
暗たんたる直実の心をいつも照らしてくれるのは、
上人の語る御仏の話しであった。
今日も弟子ら数名が、
火桶を囲んで世間話しに夢中になって居た。
その一人は過去に野盗の一味であった。
「はっはっは。直実どの、
お武家は良い。そして人を殺めるにも、
主命によるのなら、
み仏の前でも言い訳が立つ。
儂等盗賊の類いは、
何と更に罪深いものやら。」
すると隣室に控えて居る師が、
そっと現れて慰めてくれるのであった。
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人類光明化と云う 偉大な霊的救済運動の 同門
いま、生長の家光明化運動の過渡期であります。 まして、吾こそは三代目(自称)と仰るお方 それも、大聖師の DNA を受けついで居られる 事だけは 万人が 心得ている
信徒としては 何とも遣る瀬無い 毎日ではあります。 隣を観れば アレコレ気に触る事も多いかも知れません。
人の世に 生まれ出るという事は 実に様々な荷物を 背負って、 脛に傷持つ … 方も居られるやも 知れません。
しかし、一旦 祖師のみ教えに還ろうと心に誓った 仲間達の 大切な場は 温かく有って欲しい。
然し、 此の様な場で、 甲論 乙論戦わし、 筋道を立てねば、
尊師の光明化運動を 正常な道に戻せない。
ま お互い 思いやる 心持ちで 居たい ものであります。
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