《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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『生命の實相』等の著作権を「生長の家社会事業団」に譲渡された背景にあったものとは? (6748)
日時:2017年06月22日 (木) 19時40分
名前:破邪顕正


ご存じのように、『生命の實相』等の著作権については、教団との裁判訴訟となり、最高裁まで争われ、「生長の家社会事業団」にあるという判決で終了いたしました。

今にして思えば、教団はその著作権を「生長の家社会事業団」から奪い取って、絶版扱いにしたかったというのが総裁のホンネであったというのがよくわかります。

著作権を護ることで、『生命の實相』「聖経」等が護られ、今日、光明思想社から発刊されているわけですが、そうできたのは、一にかかって、尊師・谷口雅春先生がその著作権を社会事業団に譲渡せられたからこそであります。

尊師は、どうして、その著作権を谷口家のものとなされず、社会事業団に譲渡なされたのでしょうか。

『理想世界』誌・昭和38年10月号を拝読していて、ふと、それもまた“人生は芸術を模倣する”ということに深く係わっているのではないのか。

そう思ったのは、そこに、こういうご文章があったからです。

《後年、トルストイは自分の死ぬ時に全部の財産を抛棄した。

そして著作権なんかも公に寄附して、印税を貰う権利も遺族に残さないことにした。》

これは、「ネフリュードフの理想に自己同一する」という箇所にある言葉ですが、それに前後して、尊師はこうも書いておられるのです。

《それ(筆者註:トルストイの小説『復活』)を読んだ時、私は非常に心を打たれたというのは、一つに、ネフリュードフ公爵は大地主であってあらゆる快楽を貪れるところの豊かなる条件がそなわっているのに、それを捨てて、自分の理想…のため、一種の倫理的理想のために、突進して行くというところに、何か、こう素晴らしい高邁な精神が感じられたからです。…

青年であった私はそういう理想のひたむきな追求を読むと非常に感動したのです。…

感動して自己同一した結果、将来の私の生活が、それを模倣するようになって来たのです。》

物欲に捉われない、それに執着しないで、倫理的理想をめがけて突進して行く。

このような尊師のご精神が、著作権の社会事業団への譲渡という形で表れたのではないのか。

そう思うと、単に著作権がどうのこうのという次元を遙かに超えて、尊師の託された、その理想実現に向けて、それこそ「突進して行く」。

そのような熱い思いで、真理の伝道に邁進しなければならないと改めて思ったことであります。




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