《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

本流宣言掲示板」「光明掲示板・第一」「光明掲示板・第二」「光明掲示板・第三

谷口雅春先生に帰りましょう・伝統板・第二
この掲示板の目的
この掲示板のルール
本掲示板への書込法
必ずお読みください
管理人への連絡
重要リンク
TOP PAGE

Página de Português/ポル語ページ
 

 

6/19放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」  / 世論調査を信頼するな  「数の力を背景に」 ってクーデターか?  (6708)
日時:2017年06月20日 (火) 05時22分
名前:童子

■6/19放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
 今週も青山繁晴さんの主な発言(要旨)をご紹介。
 

 
____________________________

(1)内閣支持率急落44.9% 共同通信世論調査


 逆に内閣支持率が急上昇したとしても、たとえばこの結果であっても、同じことが言えるのは、世論調査というのは、少なくとも全面的に信頼しては駄目です。 ネットのおかげである程度皆さんお分かりいただけると思う。


 僕は内部にいて、世論調査を担当したことがある。 地方支局にいた時、本社からの指示で、当時は電話だけでなく一戸一戸訪ねて、やってた。 ここの人口はたぬきの方が多いんじゃないかという所まで行って、時間かけて調査したりした。 それ、今やってるとこはまずないと思う。 最近は電話のみ。


 それだったらネットを活用したらどうか。 そしたらもう少し信頼度が上がる。 今、やっぱりサンプル数が少なすぎると思う。 高齢者もネットを活用しやすくなってる。 大きいスマホもあり、小さい文字も見やすくなってる。


 今までの世論調査のやり方に、読者や有権者の側が、今までのやり方を認めていいのかと言うべき。
 

 もうひとつ、ある意味もっと根深い問題は、簡単な話で、訊き方によって全く変わる。


 たとえば今回だと、

「安倍内閣は加計学園問題、あるいは森友学園事件で、少数派の意見を聞かない内閣だと言われていますが、支持しますか? 支持しませんか?」

「『共謀罪』を委員会を途中で打ち切って、本会議で強行採決しましたが、この法案をどう思いますか?あるいは内閣を支持しますか?」

(居島一平:もう問いの中に答が一部含まれてるような質問)


 これずーっとやってる。 毎日新聞の調査だと、もう内閣支持率が30%台になってて、共同だとまだ不支持率よりは少しだけど高い、毎日ではもうとっくに逆転してる。 共同通信も、今は全く厳正中立な訊き方はしてない。僕がいた時と違う。


 けっこうプロが見ないと分からない範囲だが、でもちゃんと人の心理を分かって設問書いてるところがある。 でも毎日とか朝日とか極端。もう内閣支持してるとか答えにくい設問になってる。
 

 それはたとえば政府の内閣府が世論調査やる時もあるが、それも含めて、世論調査というものは厳正中立ではあり得ない。


 紙面に設問内容を載せると言うが、一面トップに、毎日だったら 「安倍内閣の支持率わずか30%台」 みたいな見出しがバーンと来て、みんな忙しいから見出しだけしか見ない人も多い。

 一面トップの中身見る人も決して多数派じゃないけど、中の方にいわば資料、データみたいにして世論調査は以下の通りと、設問書いてあるけど、そこまで読む人はあまりいない。 さらに全部の新聞を読み比べる、世論調査を比べるのはできない。
 

 でもネットなら、最初に設問があって、「安倍内閣は一強に溺れていますが」 と書いてあったら、何だこりゃとなる。 世論調査そのものを見直した方がいい。


 なぜ支持率が落ちたか。

 たとえば朝日新聞なんかは、今日の紙面すごかった。 明らかに赤旗超え。 もう全面、安倍内閣倒閣新聞。


 2面に有識者の対談が載ってるが、普通は、安倍内閣は仕事してると言う人と、すぐ倒せと言う人が、拮抗して意見言うはず。 政党の機関紙じゃなくて、不偏不党だと今も言ってるわけですから。


 ところが両方とも、例によって早稲田大学の長谷川恭男さんという憲法学者、とにかくずっと安倍内閣批判で生きてる人と、もう一人の方と、「安倍内閣は悪い」 ということで全部つぶしてある。


 産経以外は、加計の件や森友事件、「共謀罪」、いわば政策について支持が落ちたと書いてあるが、違うと思う。 これは明らかに文書の扱い。


 いったん、そんな文書はないと、松野文科大臣も菅官房長官もおっしゃって、菅官房長官は怪文書とまで言われてて、それが国会の終わるギリギリになって急に再調査することになって、再調査しないと言ってた期間は長いのに、再調査した時間は短くて、ああ、ありましたと。
 

 菅さんも「怪文書」発言は撤回しないが、文書は確かにあったと。 これが批判を受けてると思うし、批判受けるのは当然だと思う。

 出てきた文書、ちゃんと調査しなかったのは問題だと思うし、おかしいと皆さんが思うのも当然。 但し、そのうえで、出てきた文書は、大きな意味で公文書と言えると言ってる人多いけど、理屈はそうだけど、実際はメモですから。


 だから手書きで書き加えてあったり、逆にフォントが違うから偽文書だと自分で調べて僕のブログに書き込んで下さった方もいるが、それもあわせて本当は、役所のメモというのは、違う人のパソコンでそこに入れて完成させることもよくあるし、手書きで入れることもあるし、その時に、官邸はこう言ってたよとか、あるいは今回の加計の件だったら、獣医師扱う農水省はほんとはこう言ってるんだとか、逆に文教族の議員はこう言ってきたとか、あるいは農水族の議員はこう言ってきたとか、あるいは獣医学部は国公立は少なくて私立は多いから、力の強い私立はこう言ってるんだとか、何やかんや入れて、メモはどんどん変わる。


 表に出ていく公文書は、それらが出ないようになってる。 でもメモは文字どおり、前は手で書いたやつを渡したりしてたのを、今はパソコンになったということであって。
 

 だから、これを公文書の隠蔽と言うのは、はっきり言って言いすぎ。 さしたる中身でもないのに、世論を気にして、ちゃんと調べなかったというところに問題があって、この支持率はそういうことだと思います。


 要は、50年間も、獣医師の需要があるのに、それを作らせなかった文科省の方に問題がある。


 それは違法な天下りを、前川前次官も中心になって、あるいは前の次官たちも、つまり旧文部省系の次官が中心になって、癒着の構造になってた。  その中の一環ですよね。


 しかもこの獣医師というのは、東京だと大きな需要だから、東京とか横浜のあたりも含めて獣医師の学校いっぱいあって。 でも西日本には極端に少なくて、鳥インフルエンザとか口蹄疫はむしろ九州を含め西日本に多いわけです。


 そこに獣医師が決定的に足りなくて、だから愛媛県知事だった加戸さんという方が、これは我々が一生懸命誘致してたんであって、加計学園の理事長が安倍総理と友達なんてことも、もともと知らないと。


 実は民主党の鳩山内閣がむしろ一生懸命やってくれてた、自民党は冷たかったと証言されてるのに、これは産経一紙にしか出ない。



※参考記事

 加戸守行前愛媛県知事 「東が82%で、西は18%。こんな規制があったら暴動が起きる」  インタビュー詳報まとめ (産経 2017.6.17 06:00)


 そういうこと考えると、実は既得権益の打破ってことはみんな言ってきたはずなのに、急に安倍さんがやってたら何でも悪いというふうになるのは、明らかにおかしいということを、普通の国民が気がついてないかというと、かなり気がついてらっしゃる。


 産経新聞しか載らなくても、ネットを通じて、産経を購読してない方も、読んでる方もずいぶんいるから、これをもって、政策が誤ってたんだというふうに、勝手な分析をするのは、勝手な設問を置いてるのと同時に、メディアの驕り。



(2)政府の新規法95%成立 国会が事実上閉会


【共同通信によりますと、事実上きのう閉会した通常国会では、政府が提出した新規法案66本のうち、天皇陛下の退位を実現する特例法など63本が成立して、成立率はおよそ95%となり、去年の通常国会のおよそ89%を上回りました。 今の国会で最大の焦点となった 「共謀罪」 の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法は、与党が数の力を背景に委員会採決を省略して、本会議採決に持ち込む 「中間報告」 という異例の手続きで成立を図りました。 このほか、性犯罪を厳罰化する改正刑法や、衆議院のいわゆる 「1票の格差」 を是正するため、小選挙区の定数を6つの県で1つずつ減らし、6県を含む19の都道府県の97の選挙区で、区割りを改定する改正公職選挙法などが成立しました】

 (一平ちゃんにニュースの本文を)あえて全部読んでもらった。




 全体を映していただけますか。 ラジオ・テレビ用に書き直してあるので、本当はもっと長いが、いちおうこれだけの長さ。 ちょうど真ん中あたりに、さりげなく、「数の力を背景に」と。 数の力って何ですか?


 この記事のニュアンスを、外国人が英語に翻訳して、読んだとすると、日本はクーデターがあったのかと。
 

 たぶんこの書き方だと、自由民主党というのはクーデターをやったのかと。 戦車がいるのかと。 無茶苦茶なんですよね。


 数の力というのは、いろんな意見はあるけどその時の選挙で、他に選択肢がなかったり、あるいはこの候補者は信頼できると思って投票したりで、どんな議席、1議席であっても、それは全部、民意を反映してる。 当たり前じゃないですか。 


 じゃあ 「数の力」 というのは、「与党が大きな支持を背景に」 ってことでしょ。 でもこれ明らかに、「暴力を背景に」 って書いてるのと同じじゃないですか。


 全国に記事を配信してる立場の通信社が、公明正大な選挙の結果としての議席の数を、暴力のように書くってことはあり得ない。 どれだけ歪んでるのか。


 そのうえで、95%成立と書いてあるでしょ。 これが10%とかなら別ですよ? 95%成立して、去年の通常国会は89%だから、いちおういい成績だみたいに書いてあるが、どんな意味があるんですか? 日本の受験社会の反映でもある。 わずかな得点差を争うという。

 一番大事なのは、どんな重要法案がちゃんと通ったのかということ。
 
 改正組織犯罪処罰法が通って、これでようやくTOC条約に加盟できる。


 ところが国会審議で、野党が、「国際組織犯罪」 と書いてあって 「テロ」 って書いてないじゃないかと。 書いてないのに、安倍さんのずるいやり方だと、これからもずっとそう言うでしょう。 全く現場を知らない話。


 「テロ」 と一言言ったら、この条約はできなくなる。


 ウイグル人の独立運動を、ウイグル人はテロとは当然言わないが、中国政府はテロと弾圧する。 テロ対策でやりますと言ったら、世界中が加盟するような条約はできない。 

 そんなことも国会議員は分からないのかと。


※「テロ等準備罪」とTOC条約について、詳細は5月22日放送分(1)(2)を参照。


 TOC条約は資金源に着目してるのが画期的だが、日本でこの法律は15年間できなかった。 条約に加盟してないのは、南スーダンとかソマリアとか、ほとんど政府が機能を失ってる国。


 日本のような先進国で加盟してないというのはなかった。 それが15年かかってようやく成立できたっていうのは、この終わったばかりの通常国会の本当に大きな成果なんですよ。

 
 それから性犯罪を厳罰化する改正刑法。 どれほど女性の悲願だったか。 (親告罪規定が削除された。性犯罪について、記者時代の具体的な話も交えながら … 以下略)



(3)安倍首相が内閣改造を検討 夏以降


 9月下旬以降から秋の臨時国会が始まるから、その直前、9月に改造が普通だが、それを早めるんじゃないかという話。

 このニュースは大した話じゃないが、人は得意分野で失敗する。 自戒も込めて。 車の運転や英語の勘違い、僕には十分あり得るので。


 安倍総理の得意分野は人事と外交だが、両方とも僕は危ないと思ってる。 法務大臣の金田さんは、人柄、識見の高さが僕はよく分かった。
 が、ご病気なさってから、少なくとも喋るのが非常に不得手になっておられる。
 

 喋るのが得意な人だったら、どれだけ審議で野党は困ったか。 野党を困らせるということじゃなくて、法案の本質論がもっとできたかもしれない。

 大臣が答弁へただと思ったら、刑事局長とか出席させないとか、大臣の問責決議案を出したり。 終盤国会で、維新の議員が質問してる時に、民進党が問責の動議を出して、審議が吹っ飛んだ。 それなのに本会議で民進党は、審議時間が少ないと言ってる。


 そういうこと起きるのは、野党だけじゃなくて与党も含めて国会運営そのものがおかしいというのもあるが、それ以前に、なぜわざわざ話すのがちょっと辛い方を、一番話す機会が多いと分かる大臣にしたのか。
 
 安倍総理の責任はやはりあると思う。もう一度謙虚な気持ちになって、人事をやり直そうという意味の内閣改造であるべき。

 さっきの、内閣府や文科省があるないで騒いでたただのメモみたいに、いや、とにかくやられる人は全部出しちゃうみたいな内閣改造やったら、逆に墓穴掘ると思います。



(4)北欧・エストニア訪問検討 安倍首相


 (ギャラリーに)このニュース聞いて、安倍さん暇なのかと思った人? 普通の人は、暇なのかと思うかも。


 朝鮮半島情勢、中国との関係も今、実は分岐点に差し掛かっていて、習近平さん日本に来て下さいと言ったりしてる。
 

 その中でたとえばベトナムとか行かずに、何で遠い北欧や、バルト三国のエストニアなんだと、思う人いるかもしれないが、僕はこれは良い外交センスだと思う。

 まず北欧。 日本から行こうとしたら、特に船だとすごく遠かった。ところが激変した。 北極海の氷が大きく溶けて、ここを通れるようになった。 しかも資源があって、つばぜり合いになってる。 北欧諸国はどんどん入っていこうとして、中国やアメリカとぶつかり合いになってる。


 日本と連携したくて、前から安倍さんに招きがあった。


 4月に、朝鮮半島危機が盛り上がってきた時に、安倍総理の外国出張は、ロシア、イギリス、北欧だった。 後半の北欧が中止になった。 外交官もびっくりしてた。
 

 日本のような大国の総理が来るとなると、向こうは当たり前だが、元首が必ず合わなきゃいけない。 前後の日程を全部日本と合わせないといけない。 それをドタキャン。
 

 明らかに総理官邸は、アメリカが非常に初期に攻撃に踏み切るんじゃないかと感じ取っていた。 半島情勢は基本的に変わってないが、この夏に攻撃するという状況じゃないから、もうすぐに北欧に行っておかなきゃならないと。 外交儀礼的にも正しい判断。
 

 それと北欧は北朝鮮と一定の(付き合いがある)。 ストックホルム合意というのもあった。 利害関係があまりなくて、人的付き合いがあるという珍しいゾーン。 だから北欧に行かれるのは非常に意味がある。


 エストニアに行くのは何かというと、EU議長国が持ち回りで、7月からエストニアが議長国になるので。  EUと日本は経済連携協定の話し合いをしてるので、このタイミングで話し合うのは非常に意味がある。



(6)天皇の退位等に関する皇室典範特例法 公布


 このニュースに付帯決議が一言も出てこない。 「女性宮家」隠し ではないか。


 法律は本体だけで、付帯決議は 「もう1コ言いたいことがあんねん」で、法的拘束力はゼロ。 あり得ない日本語が盛り込まれた。
 

 要求したのは民進党の野田元総理だが、自民党が妥協した。 僕はこの妥協に反対。

 前にサザエさんの例を出したが…
※詳細は6月5日放送分、「トラ撮り!」を参照。


 今日は具体的な例として、眞子内親王殿下がご婚約されるという話をすると、眞子内親王殿下は今、皇室の一員。
 

 今の皇室典範によると、眞子内親王殿下は結婚されたら、しかも相手が民間人だったら、即、皇室から出られる。 眞子内親王殿下にだけ着目すれば、今、世間が言ってるように、もったいない、わざわざ皇室から出すことないのにと。


 佳子内親王殿下もそのうち出られて、悠仁親王殿下だけになってしまうと。


 ところがこの現状を、野田総理や自民党の一部や、マスコミの言ってるようにすると、今回の眞子内親王殿下は関係ないが、仮に中国人と御成婚されても、皇室の中に留まる、つまり 「女性宮家」 を作るんだったら、配偶者も、やがて産まれるかもしれないお子様たちも皇室の中に入る。 やすやすと中国人が入ることができますね。


 たとえばかつて日本史に時々現れたような、皇室を政治利用して権力を握りたいという人たちが、自分の息子なりを結婚させれば、皇室の中にドッと入る。


 さらにその場合、「女性宮家」 ができた場合は、そのお子様が天皇陛下になられたら、辿れますか? お父様は天皇家ですか? お父さんは民間人か外国人ですよね? 民間人か外国人による、新しい王朝が始まる。
 
 これを母系 (女系) と言う。


[かつて小泉政権下で 「女系天皇」 容認が打ち出された時、危機感を覚えた有志の方が作成した図。画像をクリックすると大きな画像が表示されます]


 今までの宮家は、男性宮家・女性宮家の区別がない。 当主は全部、男系だから。
 

 皇位継承は男女差別と関係なく、父方で初代まで辿れるから、必ず男性。 「女性宮家」 はそれを全部破壊してもいいということで、付帯決議で盛り込んだから、2000年を超える歴史をこの国会で打ち壊した。
 
 今後は付帯決議が隠されながら進行する。

 僕は陰謀説はとらないが、今回は陰謀ありです。 ふだん陰謀論言わないのに言うのは、確証を僕なりにつかんでますから。



(★)視聴者メール

【世論調査の電話が来ました。 自動音声でした。以前は新聞社の名前を最初におっしゃる担当の方からかかってきたので、こちらもきちんとお答えできました。 今は、自動音声の世論調査が当たり前なのでしょうか。 私は回答の数字を押したらどこかへ誘導されそうで恐くなり、電話を切りました】


 ご指摘のとおりで、だから実は回答率も下がってる。 対面調査だと、共同の世論調査担当の先輩記者から、どうだった? と聞かれたり、こちらも話したりできる。 次にどういう公平な調査をするかを、参考にしてた。


 そういう人肌の部分がどんどん減ってて、それなのに世論調査の結果だけがひとり歩きして、影響力が大きくなってるんで、これおかしいですよ。

 政権も一喜一憂しないと言いながら、けっこう一喜一憂してるから。
 一喜一憂するから、またこれをやろうとするし、頻度上げようとするから、だから機械導入になる。


(★)トラ撮り! コーナー

★女性宮家反対勉強会

 また20人超え、しました。

 財務副大臣もいらっしゃる。 総理補佐官、中山恭子先生、山谷えり子先生も。 靖国神社の遊就館の前の展示課長・松本聖吾さんが参加。青山さんの左側の方。


(7)小池知事が豊洲移転表明へ 築地跡地も活用


【共同通信によりますと、東京都の小池知事は、豊洲市場に追加の安全対策を実施した上で、築地市場から移転させる考えを固めました。 これは関係者が明らかにしたもので、東京都議会議員選挙の告示が今月23日に迫るなか、小池知事は週明けにも基本方針を表明する見通しです。 築地市場の跡地は売却せず、ブランド力や立地を活かした商業施設などとして、活用策を検討するということです。 小池知事が去年8月に移転を延期すると表明して以来、注目を集めた懸案が、決着に向けて動き出します。 豊洲では、地下に土壌汚染対策の盛り土がなかったことが発覚し、地下水から環境基準を超えるベンゼンなどが検出され続けています。 これに対し、小池知事は、都の 「市場のあり方戦略本部」 が示した地下空間の床を、コンクリートで補強して、有害物質が入り込むのを防ぐという対策が、「次の方向になっていく」 と語っていました】


 この記事の構成もおかしい。

 小池知事が 「追加の安全対策を実施した上で、築地市場から移転させる考えを固めました」 と。

 つまり、豊洲に移転するなら最初から移転してれば、莫大な維持費用もかからずに済んだ。 そこが焦点ですから、追加の安全対策っていうのは、すぐ次に書くべきなのに、一番最後に書いてある。


 一番最後に書いてあるのは、要するに、「地下空間の床を、コンクリートで補強して」。 は? これで済むんだったら、何でこんなに時間がかかったのか。 それは一切記事に書いてない。


 都議会選で、小池さんの都民ファーストと自民党が対決姿勢になってることがおそらく背景にあって、明らかに小池さんに有利に書いてる。
 小池さんが批判されそうなところは一切書かない。 歪みが極言ですよね。

 これは徹底的にメディアの信頼性を落とすと思うけど、やっぱり大きな問題、というか正体が露呈してる。



 有本香さんがお書きになった小池知事を評する本 (「小池劇場」が日本を滅ぼす) がすでに大ベストセラーになってるそうで、さすがだと思いますけれども、要は、本当は何が目的なのかということを、僕はそこ評価もしてるんだけど、とにかくやっぱり権力なんですよ。

 だから 「わたしファースト」 じゃないかっていう皮肉、あまり言わない方がいいと思うけど、「都民ファースト」 も本当は仮の姿じゃないか。


 もうひとつは築地の跡地を活用って、僕は実は一番ここが引っかかる。 つまりこれ両論併記のように見せかけてる。 私にしかできない活用方法見つけたじゃないですかと。
 
 でも、そうですか? これ。 どうしても透けて見える。

 たとえば都知事選の最中にすでに、両論併記でやりましょうと公約してたら、また話は全然違うと思うが。 都知事選で公約なさった都議会の解散、僕はこの番組で、できないと言って、できないことは約束すべきじゃないという趣旨のこと申したら、嫌がらせがすごく来た。


 都議会のドンがどうだといか、時の話題については話を出して、そして、都議選前には言わないはずだったのが、それはずるいって話が出てきたら、急に戦略本部とか立ち上げて、人にやらせた上ですくい上げる形で、私の最終決断で、両方とも活きるじゃないですかと。 都民は見抜くと思うけどな、僕は。


(8)核兵器禁止条約交渉が再開 7月採択へ
(9)FRBが米追加利上げ 8年半ぶり高水準
(10)資産総額は1550億円 トランプ米大統領
(11)EUがギリシャ融資で合意 IMFも金融支援参加へ
(12)仏総選挙開票開始 マクロン新党が過半数へ
(13)「経済封鎖強化」と非難 キューバ政府
(14)ミサイル発射場近くで工事 北朝鮮
(15)自称「イスラム国」指導者殺害か 先月の空爆で
(16)コール元独首相死去 東西ドイツを再統一
(17)不明米兵7人の遺体発見 イージス艦衝突事故
(18)「今後は中身を具体的に」万博プレゼンで大阪知事
(19)JR西日本の豪華寝台列車がデビュー
(20)ヨーコさん共作と認定 レノン名曲「イマジン」
(21)トヨタ ルマン初優勝ならず ポルシェ3連覇

(以上、割愛)




 ____________________________内容紹介ここまで




 世論調査といえば、朝日新聞が2002年、住民基本台帳ネットワークが導入される半月前に行った世論調査が、設問による誘導の典型例でした。


 『あなたは住基ネットという言葉を見たり聞いたりしたことがありますか?』 という質問に対して、『ある』 と答えた人が59%、『ない』 と答えた人が40%という結果が出ました。


 住基ネットという言葉自体を知らないという方が4割いるのに、それを踏まえた別の質問がこれ。


 『住基ネットについては個人情報が漏れたり、不正に使われたりする可能性があるという指摘があります。 あなたはこのことにどの程度不安を感じていますか?』


 結果は 『大いに感じている』 は49%、『ある程度感じている』 が37%。


 これは、朝日新聞自体がこんな調査は二度とやってはいけないということで、明らかにしているものです。

 詳細はこちらを。
■09/5/2付:「アンカー」世論調査のワナ 朝日新聞による誘導の典型例




 話は変わりますが…

 愛媛県前知事の加戸さんの証言って、メディアにほとんど出てきませんよね。 伝えたのは、産経と、あとは地元紙ぐらい?


 野党4党は、前川前事務次官の証人喚問を要求し続けてますが、だったら加戸さんも一緒に呼んでほしいです。
 
 この問題の本質(なぜ50年間も新規の獣医学部が作られなかったのか)に迫る、さまざまな証言が聞けるんじゃないでしょうか。

 それに加戸さんは文科省(旧文部省)出身で、前川さんの上司でもあることだし。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2071.html#sequel




名前
メールアドレス
スレッド名
本文
文字色
ファイル
URL
削除キー 項目の保存


Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板