《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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朝日新聞  正しいフェイクニュースの作り方 (6675)
日時:2017年06月14日 (水) 16時42分
名前:童子

WEB 『農と島のありんくりん』 より



特定秘密法の時に、朝日は大キャンペーンを張ったのですが、こういうかんじです。

もはや世界記憶遺産に登録申請したいような殿堂入りモノです。



「防衛産業で働くB男がA子と大学の同窓会で再会した。 酔ったB男は 『あまり知られていない話だけど』 といって、数年前に北朝鮮が発射したミサイルが途中で失速して海に落ちたが、『もし失速していなかったらこの辺に落ちていたかも』 という情報を暴露。

A子がブログで書き込み、ある防衛マニアかミサイルの飛ぶコースを推測してネットで拡散した。 翌月、捜査機関が二人を訪ねて来た。 B男は業務で知った秘密を漏らした疑い、A子は漏洩をそそのかした疑いだった」  (2013年12月6日)



この記事のキモはむしろイラストにあって、そこには思わせぶりに 「有罪!」 という字がデカデカと踊っているのですから、さぁお立ち会い!



もちろん、本文には 「逮捕される」 も、ましてや 「有罪」 もありません。 これが味噌です。 ただ 「捜査機関が訪れた」 と記してあって、そこで寸止めです。 逮捕まで書くとまるっきりの誤報だもんね (苦笑)。


そもそも、特定秘密法は、防衛省や製造に携わった関係者に対しての秘密保全義務に罰則規定を設けただけのもので、世界中どこの国にもあるものです。


たかだかミサイルの弾道を予測したらパクられるようなもんじゃありません。 それを、「同窓会」 だとか、「ネットでの拡散」 とか、市民の身近な例に引き寄せて、恐怖を煽っています。


この手法は、民主党が今回の安保法制審議で、「徴兵制が来る」 とやって、国民に身近な恐怖を煽ろうとした手口に通じます。 実に卑劣です。

「ネット」 も 「同窓会」 も、特定秘密法案にはなんの関係もありません (あたりまえだ)。



それをあたかも特定秘密法で、国が気に食わないことを言えば逮捕されて罰せられる、という恐怖を植えつける素材として持ち出します。


典型的な印象操作による歪曲報道のやり口ですが、これは <恐怖> を担保にしているだけに効くんだなぁ。


これに煽られたのか、リベラル文化人までが、「物言えぬ憲兵政治が戻って来る」 と騒いだのですから、なんともかとも。


こういう書き方は朝日のオハコで、『プロメテウスの罠』 でも使われています。


たとえば、有名な町田の主婦の子供が 「鼻血を出した」 件などは、こういう書き方をしています。 こちらも歪曲報道の殿堂入り記事です。




「有馬理恵(39)のケース。 6歳になる男の子が原発事故後、様子がおかしい。 4カ月の間に鼻血が10回以上出た。 30分近くも止まらず、シーツが真っ赤になった。 (中略)

原発事故後、子どもたちの体調に明らかな変化はありませんか」。 すると5時間後、有馬のもとに43の事例が届いた。 いずれも、鼻血や下痢、口内炎などを訴えていた。 (中略)

こうした症状が原発事故と関係があるかどうかは不明だ。 首都圏で内部被曝というのは心配しすぎではないかという声もある。 しかし、母親たちの不安感は相当に深刻だ。たとえば埼玉県東松山市のある母親グループのメンバーは、各自がそれぞれ線量計を持ち歩いている」 (朝日新聞2011年12月2日 太字引用者)



まず衝撃的な、「子供が放射能の影響で鼻血」 という事例をぶつけて、読者を<恐怖>の前にひれ伏させます。


ちなみに、この有森氏という女性はただの主婦ではなく、共産党系の女優で、集団的自衛権反対演劇などをしているプロの運動家です。


こういうタイプの人物を、なんの注釈もなく登場させ、デマの発信源とするのが、朝日です。


それはさておき、記事は 「町田という遠隔地にも子供に放射能が原因で鼻血が出た」 というショックで思考停止に追い込んだ後に、「放射能の恐怖でお母さんたちがパニックになっている、東京都下まで放射能被害が及んでいる、子供がバタバタ倒れている」 という印象を植えつけます。


もはや報道というよりアジビラですが、実に巧みです。


これと同じ手法は雁屋哲氏が、『美味しんぼ』 で使い、こちらは失敗しました。

(写真 「美味しんぼ・福島の真実」 より。 「鼻血が出た。放射能のせいだと訴える井戸川元町長。この人の鼻血は埼玉に逃げてもまだ止まらないようで、写真まで公開してバッチイ。当然のこととして、このマンガにも出てくる松岡医師のようなヘンな人しか、それを被曝とは結びつけていない。 この大阪瓦礫焼却と鼻血の関係も、デタラメであることが完全に証明されている)




このような無関係、ないしは無関係かもしれない情報を、自分の主観で強引につなげて自分の説を強調する印象操作が、いかにメディア自身にとっても毒になったかわかるでしょう。



このような印象操作に基づく印象報道を、徹底的にメディア・リテラシーしてきたのが私たちブロガーたちでした。


もし、これらの朝日の歪曲報道に対して、ネット界から発信されるカウンターがなければ、一昔のように嘘が嘘のまま歴史的事実となっていったことでしょう。



思えば、慰安婦問題が流布される1990年代初期に、いまのようにネット言論が盛んならば、慰安婦虚報はここまで世界に拡がることはなかったはずです。


私も微力ながら、このリテラシーに参加できたことを、ささやかな誇りにしています。


メディアの横並びはなぜ生れるのか? (6676)
日時:2017年06月14日 (水) 17時04分
名前:童子


ここまでメディアの質が低い先進国って、世界でも稀ではないでしょうかね。

最悪のメイドインジャパン、それがマスコミです。

ですから私は、自由度ランキングが低いことにことさら怒る気にもなれません。


メディアが慢性的に自殺している国の自由度ランキングなんぞ、低くて当然です。

「権力の統制」 とはなんの関係ありません。


産経には 「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」 という名物コラムがありますが、その中で花田氏はメディアの横並びをこう嘆いておられます。
http://www.sankei.com/premium/news/170611/prm1706110017-n1.html



「意図的に安倍内閣批判に使っている朝日や民進党はしかたないとして、週刊誌まで、いつまで “前川発言” に振り回されているのか。

『週刊文春』 (6月15日号) が 「驕るな! 安倍首相」

『週刊朝日』 (6・16) 「安倍官邸に巣くう加計学園人脈」

『サンデー毎日』 (6・18) 「加計学園問題は便宜供与疑惑だ!」


雑誌界のリーダーたるべき 『文芸春秋』 まで7月号の右柱が 「前川喜平前文科次官独占手記」 には心底、がっかりした。 “独占” でもないし」 (6月11日)



原因は、メディアがよく言いたがる 「権力の言論統制」 などにはありません。


その証拠に今の報道は、森友・昭恵夫人バッシング・加速計画・前川文書など、全部が全部、画一的な政権批判ですからね。


おまけに地上波のテレ朝、TBS、NHKまで同調するんだから、うんざりします。

まるで全体主義国家のようです。


統制しているのが権力ならば見えやすいのですが、メディア自らが自らを縛っているから始末に悪いのです。


ですから、むしろなぜメディアがこんな横並びになってしまうのか、考えたほうがいいと思います。


参考資料として、朝日のフェークニュースの作り方を書きましたので、よろしかったらご覧になって下さい。


ではなぜ朝日ばかり数々の致命的な大誤報を仕出かすのでしょうか。 それには大きな理由があります。



前回の大誤報は、リークされた 「吉田調書」 を意図的にねじ曲げて、本来 「論評」 あるいは 「社論」 であるべき、原発 = 悪、あるいは東電 = 悪を、あたかも 「報道」 であるかのようにキャンペーンしてしまったことでした。


私もこのキャンペーン開始直後から一連の批判特集を組んでいます。

朝日「吉田調書」の虚妄全4回

http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-f908.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-4637.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-ab8a.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-aaf8.html



ノンフィクション作家の門田隆将氏は、『吉田調書を読み解く』 の中でこう述べています。


「私は朝日のキャンペーン記事を読みながらある疑念が頭を離れなかった。 『この記事は現場の取材をまったくしないまま書いているのではないか』

それは、この一点に尽きた。

現場を取材していれば、これほど事実と真逆なことが書かれるはずがないからである。

朝日が書く 『命令違反の撤退』 をしたとされる人間は、おおよそ500人もいる。 たった1人か2人しか取材対象の人間がいなくても、ジャーナリズムの世界では、真実のためにできるだけその対象者に肉薄しようとする。 (略)

しかし朝日新聞の記事は、どこからも現場の息づかいが聞こえてこない。 すなわち現場取材の形跡が見えてこないのだ」



今回の 「加計疑惑」 もまったく同じ構図です。


朝日は今回もソースの周辺取材を完全に置き去って、ただ一点 「前川文書」 の下の写真にあるただ一行だけを根拠にして大キャンペーを開始しました。


それに産経と読売以外ほぼすべての新聞、週刊誌、地上波が同調したわけですから、スゴイといえばスゴイ光景です。

日本のメディアの9割は、「事実」 がなんであるかという求是をせずに、「こうあってほしい」 という情緒的気分によって支配されて 「論評」 してしまったわけです。


つまり、門田氏がいう、「現場の息づかいが聞こえない」 報道を大量に流し続けたのです。


この根底には、これまで情報を一握りのメディアが独占しているという鼻持ちならない特権意識があります。


この特権意識から生れたのが、世論は自分たちメディア・エリートが誘導できるという思い上がりです。


政治家も企業経営者もメディアにバッシングされることを望んでいません。


与党議員ですら悪く書かれると政治生命に響くので、メディアに及び腰になっていました。


たかだか私企業の一社員でしかない記者が、自分が何様であるかのような顔をして総理を呼び捨てにする愚かさはそこらじゅうにころがっています。


このメディアの歪んだ特権意識は、メディアという巨大資本による縦軸と横軸支配構造があります。




今回の加計学園問題も同じパターンを繰り返しています。 箇条書きにしてみましょう。


@ 某所 (前川氏以外ありえませんが) からリークされたスクープ材料を盲信して地道な裏取り取材を怠る。

A リーク元を 「正義の告発者」 として礼賛し、証言の信憑性の検証を怠る。 

B スクープ文書の一部を恣意的にピックアップする。

C 総理の意向=権力者が友人を優遇 = 悪、という 「絵」 を作り、反安倍キャンペーンに社運を賭ける。


つまりは朝日にとっては、初めから書きたい 「絵」 が存在して、それに事後的にスクープ文書をはめ込んでいくわけです。



こういう先入観で書く方法を朝日社内では 「角度をつける」 と称して推奨されていたと、木村社長謝罪事件を受けて作られた第三者委員会報告書は指摘しています。



このような無関係な、あるいは無関係かもしれない事象ふたつを、反アベ・イデオロギーで接着してしまい、足での裏取り取材をしないわけですから、かならずコケます。



加計に 「総理の意向」 がはたらいたと主張しているわけですから、現地の今治市や愛媛県を取材し、ついでに四国の産業系獣医師の現状も取材すればいいのです。



ところが市長、県知事といった第1級の当事者にも取材しません。


支局員も沢山いるでしょうし、大阪本社が動けばすぐにでも取材できるものを、自分の不利になる材料が出そうな所には寄りつかないというわけです。


これが 「報道」 と言う名でなさるからおかしくなります。


朝日はなにかといえば 「メディアは国家権力を監視する」 という言い方を好みますが、まずは地道に足で取材をして、その積み重ねから正しい報道をすることが大前提のはずです。



それを怠るなら、そんなものは報道の名に値せず、ただのプロパガンダにすぎません。 メディアが政府の監視役だというなら、私たちネット言論はメディアの監役です。



かつての慰安婦の虚構が瓦解するまで実に30年近い時間がかかりました。 ネットがなかったからです。


今や吉田調書は4カ月たらずで化けの皮が剥がれました。 いかにネットの 「集合知」 がメディアを厳しく 「監視」 しているのかがわかります。

今回はいかなる速度で進行するでしょうか。


まぁ、政府は今週中に文科省の調査を終えるそうですから、「前川文書」 がいかなる筋から出て、いかなる意図で書かれたのかが明白になるでしょう。

ちょうど 「吉田調書」事件 でいえば、政府が調書公開という思い切った手段で朝日の嘘を打ち砕いた直前の段階ということになります。

http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog






そうだったようだ、新聞 (6702)
日時:2017年06月19日 (月) 16時59分
名前:わんわん

字が読めるようになってから、よく新聞は見ていた。
新聞に書いてあることは、疑いもなく読んでいる状態だった。
ほんの数年前まで余り疑うこともなく読んでいたように思う。

しかし、いろいろ経験させてもらった。
トランプさんの功績は大きいね。
アメリカを代表する新聞、あれは何だったのだ。
ヒラリー絶対優勢、何だったのだ。

NHKも、日本国民も何も疑わずに聞いていた、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、あれは何だったのだ。

トランプさんの功績は大きい。

それ以後、ヤフーニュースを見ていても、内容と同時にその発信源、を見てから、読んでいくと内容がよく理解できるのである。

発信源によって、内容よりも先に、ある意思を感じるのである。

これまでは日本の大新聞の言っていることだからという気持ちがあったが、新聞に書かれていることも、
パソコンの、インターネットの誰が書いたか分からない、掲示板の書き込みと、全く変わらない、各個人が自分の好きなように書いているのと一緒と思うのであります。

そうだったようだ。

にちゃんねるが騒がれたころ、「正しいか、正しくないか、自分で判断できる人でないと参加する資格がない」
という言葉が聞こえた。
大新聞に対しても当てはまるようだ。

インターネット上でも古賀何とか何て人間の書いていることを、価値あるように載せる、マスコミ?出版社もあるのだから、そういう世の中ってことだ。

昔、「天声人語は良いことが書いてある」などと言っていた教師がいたが、この発言も、掲示板の中の一つの書き込みと何ら変わらないということだ。
っと、今頃思うのである。

そうだったようだ。



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