《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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帝国憲法復元改正ではない、「占領憲法」改正は谷口雅春先生の御心に非ず、という決め付け≠ヘ至当でしょうか? (5848)
日時:2017年04月13日 (木) 18時26分
名前:破邪顕正

「日本会議」が推進している憲法改正運動に「谷口雅春先生を学ぶ会」が参画していることについて非難する声がしばしば散見せられます。

それを現教団が言うのならばまだしも、所謂「本流」と言われる人から発せられているのを耳にすると、正直、失望を禁じ得ません。

「谷口雅春先生を学ぶ会」を難ずるヒマがあれば、どうして背教総裁∞背教教団≠ノ、その矛先を向けようとはしないのか。

相手を間違えているのではありませんか、と思わずにはいられません。

だって、今や、生長の家教団は「反安倍=護憲派」となり果て、そのために機関誌、普及誌等まで使って、その洗脳に躍起となっているのですから…。

そういうことには頬被りして、ただ私どもが行っている憲法改正運動にだけ茶々を入れてくる…。

誠に、理解に苦しむ次第であります。

はっきり言って、「谷口雅春先生を学ぶ会」の足を引っ張りたいだけのことなのかなと思わないでもないのですが、折角の機会ですから、ここは気持ちを入れ替えて、「帝国憲法復元改正と憲法改正」について、私なりの見解を述べることにいたします。

尊師・谷口雅春先生は、一貫して、現行憲法は「占領憲法」であり、日本弱体化政策の根幹であるとして、今の憲法前文や第一章の「天皇」条項、或いは「第9条」、更には「第24条」所謂、「婚姻は両性の合意のみに基いて成立」の問題等々、様々な点にわたって鋭い批判を展開してこられました。

現行憲法は、それほどの欠陥憲法≠ナあるが故にこそ、即時廃棄、帝国憲法に一旦、戻し、その上で、時代にそぐわなくなった条文は改正するという帝国憲法復元改正論を提唱せられたのでした。

尊師のこの論は、私が思いますに、二つの意味合いがあったのではないのか。

一つは、理念としての帝国憲法復元論であり、今一つは戦略としてのそれ、ということであります。

前者は、言うまでもなく国体論に由来します。

谷口雅春先生にとって憲法とは即、国柄(くにがら)「天皇国日本」を顕すものでなければならず、その意味で帝国憲法第一条「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」こそは決して変更してはならないものでありました。

しかし、その復元論が決して国民の多数の支持を得られるものではないということもまた尊師は充分に認識しておられました。

尊師の、この理念は理念として、その一方で、冷厳な現実は現実として、決してそれを軽視なされないご姿勢こそは、極めて重要であると私は思っています。

それを端的に示して余りあるのが『国のいのち 人のいのち』にある、次のご文章であります。

《…帝国憲法を「戦争憲法」であるとアタマから信じ込んでいる。

これら多くの国民に、何の啓蒙もせずに、直下に「明治憲法復元」などと称えたのでは、われわれの憲法復元運動について来る人は極めて少なく、何の力にもならないから、先ず占領憲法を不満に思っている改正勢力≠味方につけて結集することが必要であり、これらの人々がかく憲法改正の必要を切実に求めていても、現行憲法が生きているとして、その憲法改正条項で改正しようとするならば、現在及びちかき将来の情勢では所定の国会の議席三分の二以上の改正賛成を得ることが不可能である。

この壁につき当りたる時、「改正勢力」を一転して、「国会の審議無用」の現憲法無効・帝国憲法復宣言にまで転向させる−−その地均しとして「改正勢力を結集し」ておき、その人数を増加しておき、帝国憲法復元宣言が出たときに、国民の大多数がそれに対して抵抗的騒擾を起さないで、平和裡に復元が出来るように基礎固めを着々なさねばならぬ》

(『前掲書』168頁)

つまり、尊師は、「国会の議席三分の二以上の改正賛成を得ることが不可能である」という前提に立って、ならば『「国会の審議無用」の現憲法無効・帝国憲法復宣言にまで転向させる』という戦略論から、復元改正論を採用せられたと考えられるのです。

ところが、今、ご存じのように、尊師が「不可能である」と言われた「国会の議席三分の二以上の改正賛成を得る」事態が招来しているわけです。

であれば、尊師の仰ったこの路線、即ち「先ず占領憲法を不満に思っている改正勢力≠味方につけて結集する」ということにこそ、今ほど心血を注ぐべきときはないのではないかと思うのです。

かつて、生長の家が総力を傾注して成し遂げた「元号法制化」という運動があります。

現行憲法では、昭和の次の元号の法的根拠がない。

だから、現行憲法はダメだ、明治憲法に復元しなければならない、そういう論法がずっと罷り通っていました。

しかし、それに拘っていては、いつまでたっても昭和の次の元号が定まらない。

このまま推移すれば、必然的に「昭和」が最後の元号となってしまう。

帝国憲法復元に拘って、結果として日本の伝統である元号を失っていいのか。

この切羽詰まった状況、危機意識から導き出されたのが、現行憲法のその法的欠陥、不備を埋めるという元号法制化運動でありました。

もとより、法制化を目指すということは、立法府、国会を動かさなければなりません。

そのために、まずは草の根の国民運動を巻き起こす。

そして地方議会を動かし、その力で国会を動かす。

それが見事に結実したのが「元号法制化」であり、今日の「日本会議」の結成へとつながっていったわけです。

ですから、今、取り組まれている憲法改正運動もまた元号法制化運動と同じように、草の根の国民運動がその生命線であると私は思っています。

だって、「憲法改正」というものは、首相の一存で決まるような筋合いの問題ではない、最終的には国民投票において過半数を得なければならない問題であるからです。

言うまでもなく、運動とはムーブメント、うねりです。

「憲法改正」に向けて、地方から中央へ、下から上へ。

どのようにして、その気運を盛り上げていくか。

全ては、そこにかかっていると言って決して過言ではありません。

「谷口雅春先生を学ぶ会」が「日本会議」が進める憲法改正運動に参画している所以もまた、そこにあります。

それは決して谷口雅春先生の教えに反するものではない、それどころか「改正勢力≠味方につけて結集する」という尊師のお言葉に見事に応えんとする運動であるということを、ぜひ、ご理解いただきたいと思う次第です。


「破邪顕正」さまへ (5850)
日時:2017年04月13日 (木) 21時21分
名前:しろうさぎ

いつも、このようにご指導いただきまして感謝申し上げます。

とても勉強になります。ありがとうございます。


警部さんが、このご投稿を「素晴らしい!!」と絶賛されています。

警部さんも「これは勉強になります。現教団の左翼ぶりが、信徒さんたちは、まだわからないのだろうか?わかってて退会しないのって、どうなんだ?理解に苦しむ…」
と、おっしゃっていましたので、お伝えさせていただきます。

おいそがしい折、ここまで教えてくださいましたこと、心より感謝申し上げます。

「改正勢力≠味方につけて結集する」 (5853)
日時:2017年04月14日 (金) 01時45分
名前:全く同感

破邪顕正様の

>今、取り組まれている憲法改正運動もまた元号法制化運動と同じように、草の根の国民運動がその生命線であると私は思っています。

だって、「憲法改正」というものは、首相の一存で決まるような筋合いの問題ではない、最終的には国民投票において過半数を得なければならない問題であるからです。

言うまでもなく、運動とはムーブメント、うねりです。

「憲法改正」に向けて、地方から中央へ、下から上へ。

どのようにして、その気運を盛り上げていくか。

全ては、そこにかかっていると言って決して過言ではありません。

「谷口雅春先生を学ぶ会」が「日本会議」が進める憲法改正運動に参画している所以もまた、そこにあります。

それは決して谷口雅春先生の教えに反するものではない、それどころか「改正勢力≠味方につけて結集する」という尊師のお言葉に見事に応えんとする運動であるということを、ぜひ、ご理解いただきたいと思う次第です。<

に全く同感です。

島よ還れ! (5858)
日時:2017年04月14日 (金) 15時20分
名前:童子


 譬えば、『北方領土返還』 は日本国民の願いです

 生長の家信徒は 聖経『甘露の法雨』 を写経して北海道へ送り

 根室沖で写経を海に流し 船上から岸壁から 慰霊と島よ還れ! と一斉に 『甘露の法雨』 を読誦しました


 そうした運動を経て、総理府に対し 『北方領土の日制定』 を働きかけました


 その結果 2月に 『北方領土の日』 が制定されました。


 しかし!

 私たち 生長の家 生政連 が主張した日は 9月 だったのです。


 2月は 日露和親条約 で北方領土の “国境”が定められた日ですが、

 谷口雅春先生は

 日ソ中立条約を一方的に破って、終戦間際、火事場ドロボー的に領土に侵略し奪った日でなければ意味がない 

 と主張されたのでした。



 さて、現在の北方領土の日は谷口雅春先生が主張された日と違いますが

 貴殿は 2月に北方領土返還! を叫ぶことに反対しますか



 私達は 或る一派から 原理主義 と呼ばれておりますが

 決して 教条主義 に陥ってはならないと思います
 

もう一つの 『日本会議』 (5859)
日時:2017年04月14日 (金) 15時34分
名前:童子


 ハレンチ罪で訴えらている菅野某の 『日本会議の研究』 に続いて

 青木理 『日本会議の正体』 が出版されて



 さらにもう1冊 


 山崎雅弘 『日本会議 戦前回帰への情念』  

     安倍政権と日本会議はなぜ「日本国憲法」を憎むのか




 帯の推薦人は 島薗進  内田樹  とあの夫婦が大好きな二人


 昨年夏に出版されていたが、また書店に並びはじめた

 この本を参考にしてブックレットを作成するのだろうか

 また世界聖典普及協会に購入させて頒布するのだろうか

戦後思想≠ニは要するに「戦前=悪、戦後=善」、その土台にあるのが大東戦争侵略℃j観なり! (5861)
日時:2017年04月14日 (金) 17時37分
名前:破邪顕正


谷口雅春先生が、なぜ、大東亜戦争侵略℃j観を信仰上の大きな問題として捉えられていたのか、今にしてその意味がよくわかります。

帝国憲法復元論に留まらず、今、話題となっている教育勅語にしても、全ては尊師のこのお言葉に行き着くからです。

《…帝国憲法を「戦争憲法」であるとアタマから信じ込んでいる。》

つまり、「大東亜戦争=侵略戦争=悪」という前提に立って、戦前のものはすべてが悪≠ニいう刷り込みがなされている。

それが証拠に、「戦前回帰」といわれてしまえば、もうそれだけで悪いこと、マイナスというイメージがつきまとう…。

ですから、谷口雅春先生としては、とにかく、この潜在意識にまで刷り込まれた「侵略=自虐」史観を払拭しないことには、何事も始まらない。

だからこそ、大東亜戦争の歴史的な、世界史的な意義を繰り返し、繰り返し、お説きになられたのだと思うのです。

ところが、今の総裁ときたら、尊師のその御心に泥を塗るかの如く、大東戦争の意義を説いた『聖典』を片っ端から絶版にしてしまった。

そして、帝国憲法についても、戦争に繋がったという一点でマイナス評価を下してしまうわけです。

「どうしてこんな3代目が谷口家に生まれたのですか?」

何度となく聞かれる質問です。

それに対して、私は今、こう答えることにしています。

結局、総裁は、「戦後思想=日教組教育」に負けたのです!

白鳩会総裁も、折角、青年会運動に挺身し、尊師の愛国思想に触れる機会を持ちながら、総裁に感化されてしまったのか、主人に交われば赤くなる≠竄ヘり戦後思想に負けてしまった…。

誠に残念ですが、戦後思想に負けてしまった人達の、その累々たる屍の上に今の教団は成り立っているというのが私の理解です。

戦後思想を超克しなければならないとして営々として『わが憂国の戦い』を展開し続けられた尊師・谷口雅春先生。

方や、そのお心を踏みにじり、戦後思想にかぶれてしまった背教総裁夫妻=B

そう見れば、教団の今日の分裂は起こるべくして起きたこと、何らの不思議もない。

むしろ、分裂しないことの方がオカシイ。

だって、今の教団は、尊師・谷口雅春先生の否定の上に成り立っているのですから!

そんな背教教団≠ノ負けるわけにはいかない!

谷口雅春先生を心から慕う信徒の心意気を見よ!

そんな思いで、谷口雅春先生の教えを正しく伝えていく使命に邁進していきたいと念願している次第です。



破邪顕正さまへ  5848へ寄せて (5866)
日時:2017年04月15日 (土) 02時53分
名前:雪ウサギ

平素のご指導に感謝申し上げます。

日本会議に於きましては、日本会議に入会した方がよろしいという理解でよろしゅうございますか?

御多忙中とは存じますがお答えをお願い致します。

「雪ウサギ」さんへ (5870)
日時:2017年04月15日 (土) 10時59分
名前:破邪顕正

「谷口雅春先生を学ぶ会」の会員の中には、「日本会議」の会員になっている方もあります。

今、「日本会議」では、憲法改正に向けた1,000万署名を行っています。

「谷口雅春先生を学ぶ会」でも、その一翼を担うべく、「谷口雅春先生を学ぶ」誌に署名用紙を同封したりしてそれに協力させていただいております。

ぜひ、「雪ウサギ」さんにも、ご支援、ご協力をいただければ大変、有り難く思う次第です。

今後ともよろしくお願いいたします。


破邪顕正さまへ (5872)
日時:2017年04月15日 (土) 12時46分
名前:雪ウサギ

早速のご返答ありがとうございます。

承知致しました。 近所に日本会議に入っている方がおられますので、そちらの方や、学ぶ会の勉強会の方々と連携致しまして、日本会議の活動にも参加させて頂きます。


今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。




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