今に生きる (5911) |
- 日時:2017年04月19日 (水) 08時28分
名前:中仙堂
それに真宗の開山親鸞聖人のお作りになった『現世利益和讃』には、阿弥陀仏を念じたら諸天善神に祈らなくても、阿弥陀仏と同体の自分であるといういう信が心の中にできてきましたら、その心の反影として諸天善神がおのずから守護して下さって現世の利益がおのずから備わるということになるのです。阿弥陀仏のお力が現世までも及ばないと思っているのは阿弥陀仏のお力をあまり小さく見すぎているのです。 (頭注版 『生命の実相第17巻158頁 引用)
この生命の実相のお話とは関係ないですが、
明日あると思う心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは この和歌は、
親鸞聖人の歌です。
親鸞聖人は、九歳で出家します。
出家のため訪れた寺、青蓮院に着いたのは夕方でした。
「今日はもう遅いから式は明日にしよう」と言われたとき、
この歌を歌った、と言われています。
9歳で!? すごいですね。
明日まで待てない、夜半に何事か起こるかも分かりませんから、
これから得度(入門)の式を願いたいと頼んだそうです。
尊師谷口雅春先生のお言葉に 『生長の家の御教えで何が一番大事かと言いますと:今に生きる:と云うことです。 それは、現象的な一時の時間である「今」を云うのでは無く「久遠に流れる今」を生きると云う事であります』明日有ると思って毎日を過ごす、緊張感の無い生活ではなく、無限生長の神の子としての毎日の生活が大切と云う事でしょう。
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