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患者に優しい医療の掲示板

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[493] 投稿者:某旧邸外科医

投稿日:2006年02月22日 (水) 00時54分

管理者権限で消去されるのは、まあ、正当な権利行使なので構いませんが、「米国の医療費の半分」(実際はそれどころじゃあ済みませんが、
手術でもしようものなら)というのは重要な論点だと思いますがね。

日本の医療が「患者に優し」いのは、安価さに在りでしょう?

以上で意見の開陳を終えます。消去して下さい>管理人さん

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[494]投稿者:ベル(あかいふうせん)
投稿日:2006年02月22日 (水) 00時58分
正直申し上げて、このサイトの趣旨をご覧になってから投稿を考えていただきたいです。このサイトはこうした議論をする場所ではないのです。

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[497]投稿者:某旧邸外科医
投稿日:2006年02月22日 (水) 01時09分
これは失礼致しました。

「色々なテーマでお話しください」(トップベージ)
「医療に関する掲示板です。お医者様の書き込みもこちらへどうぞ。」(リンクを辿った先)
「もう少し専門的なお話しをしたい方やお医者様はこちらへ書き込みお願い致します。」(本ページ)

と記述されておりますので、談論風発を奨励されておられるものとばかり。小生の認知障害のようですね。
では。

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[523]投稿者:そろそろ開業を考えている内視鏡屋
投稿日:2006年02月23日 (木) 00時37分
中には逆手にとってあくどい勢力がいることは否定しないが,
それまでは身分が保証されていたのに突然独立して放り出される…開業というリスクを背負う開業医だって苦労がないわけではない。
さらには,日本の勤務医の平均的な努力ほど,患者に優しいものはないと思う。
「全ての患者が納得行くまで何時間でも説明を受ける権利があって当然」というならば,それこそ診療報酬に20%くらい上乗せしてもいいと思う。だって、3時間待ちの3分診療と非難されがちな物が,説明のせいで「5時間待ちの3分診療」になりかねないんですもの。

[482]私も… 投稿者:はじめまして

投稿日:2006年02月21日 (火) 23時31分

はじめまして、福島県の事件について色々調べているうちにここにたどりつきました。
私も、今回の一件で将来、産科にすすむ意志を全くなくした医学生の一人です。
今の気持を一言で表すなら「絶望」としか言いようがありません。

私は再受験生で、一度入った都会にあるそれなりの私立大学を中退した上で、
地方国立大学(かなり田舎)の医学部を受けなおしました。
当時、「将来は医師過剰の時代がきて医者は儲かる職業ではなくなる」と
言われておりましたが、「儲からなくても人のためになる、人を助ける人生を歩みたい」
と考えたのです(こうやって言葉にするとモニター越しでも赤面しゃいますが)
もともと田舎の生れでもあり、僻地にも特に抵抗はありません。それに性格的に
地位とか名誉には一生縁がなさそうだと自分でも思うし、僻地医療に従事するのも
それはそれで遣り甲斐があっていい人生かな…などと呑気に考えていました。

加藤先生には直接お目にかかったことはありません。しかし、もしお会いしてたら
あるいは人生の師と仰いでいたかもしれないと思います。産科医の現状は、既に下で
多くの先輩方がおっしゃっている通り。加藤先生の出身がどちらかは存じませんが、
他にもっと労働条件のよい勤め先はいくらもあったでしょう。それにこれは想像ですが、
今回この様なことになる以前、何度も危ない場面はあったはずです。間一髪で
死神が連れ去ろうとする母親を、赤ん坊を奪い返し、額の汗を拭う。今日は
生き延びた。でも明日は判らない。私はせいぜい表面をポリクリで知ってるだけ
ですが、産科の医師はほとんど戦場の最前線に立つ兵士のようなものでしょう。
しかも敵は際限なく押し寄せてくる。一度の敗北だって許されない。十中九、
負ける戦いに勝ったとしても英雄と讃えられることはない。彼らは常勝を求められているから。
…いや違う。彼らが守る者達は知らないから。自分たちが、守られていることを。
大事な人と愛し合ってその結晶が生れ、育ってゆく。そんな当り前の、幸せな家族の営み
を守る為にぼろぼろになりながら踏ん張っている彼らのことを。

余りに兵士(産科医)達がよく戦って敵を遠くへ追いやったものだから、若い者達は安全を
当然そこにあるものと受け取るようになってしまった。(長くなってきたので後半分けます)

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[484]衣食足りて…投稿者:某旧邸外科医
投稿日:2006年02月22日 (水) 00時10分
衣食足りて礼節を知る、とはいかないようですね。少なくとも最近の本邦の国民は、医療に関する限り。
 投稿者の学生さんの言うとおり、幾多の先人の文字通り血と脂にまみれての闘いにより、そして、いまこの瞬間も最前線で一歩も引かじと踏ん張っている幾千万の同志医療従事者の獅子奮迅の働きにより、日本国の医療水準は世界最高であるとWHOに認定されるまでに到りました。
 どこの社会主義国家よりも(Cubaには負けるかも)平等に医療が受けられ、生活保護者でも米国一流施設に留学していた術者にオペしてもらえる国は、日本以外には地球上のどこにも存在しません。
 …我々の闘いはなんだったのでしょうか?自分たちの頚を絞めただけなのでしょうか?感謝して貰える・賞賛して貰えるとは思わないまでも、まさか石もて逐われる立場になろうとは、誰が想像したでしょうか。
 外科も産科と同様、入局者は激減です。当科は悪性腫瘍(癌)を扱うことが多いのですが、昔は「手術して貰えただけで満足です」というぐらい成績は惨憺たるものでした。がんセンターや癌研究会を始め、医療・医学会挙げての征圧努力の結果、徐々に”治る”ことが期待出来るようになってきました。その結果が、どうでしょうか?これ以上は述べなくても賢明な貴方なら認識してますよね。
 これが現実です。医療従事者と患者は共闘すべき戦友だと長年思ってきましたが、最近は後ろから撃たれることが多くなりました。悲しいことです。

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[496]ほんとうは国VS医師、国民なんですよ投稿者:中間管理職
投稿日:2006年02月22日 (水) 01時08分
マスコミに踊らされているようですが、国が道路などの公共事業を進め、医療を押さえるからこのようになっているのです。先進国では日本は、
公共事業 ぶっちぎりの1位 6カ国の合計と同じ
医療費  最低 あまりに低くて1.5倍にすると言ったイギリスより低い

つまり、国民は「道路を作りまくって世界一の水準でお金を掛ける、医療は最下位(トルコやメキシコより低い)でもいーや」といっているのです。マスコミがそう言うデータを報道しないのも悪いのですが。

医師は負け組みです。ほんとうは国VS医師、国民なんですよ。でも情報操作で国民VS医師になってしまって、いまは医師が悪者なんです。これは信じられません。医師は政府の決められた安い医療費でかなり頑張っていると思います。「日本医療は世界一の効率(高くないのに成果が上がっている)」といわれているのに、これも国民は知らないのです。

学生さんでしたら下記URL見てみてください。産婦人科の訴訟率はもっと上がっています。生涯訴訟率は40%以上です。やってられませんよね。

日本人の大好きな、精神論で医師が最前線に行くように大合唱が始まってます。医師の本分とか、自己犠牲とか、奉仕の精神とか、言われなくてもそんなの持っていますよ。限界を超えた奴隷生活が待っています。第2次世界大戦から国民のレヴェルは全く上がっていないのです。問題の構図を分かってください。

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[498]投稿者:はじめまして
投稿日:2006年02月22日 (水) 01時18分
…どなたかがおっしゃってましたね、「医師には病気とたたかう人であって欲しい」と。正直、腹に据えかねるものがありましたので、これだけは言わせてください。加藤先生は、そしてまた、全国の多くの先輩方は、

戦っていますよ! 必死に! 今この瞬間も!!

先ほど、書きました。加藤先生だって何度も危険を感じていたはずだと。大体、ちょっとでも冷静になればわかった筈です。いえ、今現在、頑張っておられる産科の先生方も

と っ く の 昔 に 気 付 い て い る は ず です。

こ の ま ま つ づ け れ ば い つ か 破 滅 だ と。 

今日は運良く生き延びた。では明日は? その次は? 危険は上昇し続ける。味方はいない。援軍も来ない。ついには、もとより心もとなかった兵站までも絶たれそうになっている。それが彼らの現在の状況です。いや、それどころか――――後から銃弾が飛んできた。百中九十九防げない敵を通した責任を取れといわれて。お前たちは人殺しだ、と自分たちが必死に踏みとどまって、ぼろぼろになって守ってきたはずの者達から石を投げられ非難されて。いやもう、私が彼らの立場ならどうだろうなんて想像もつきませんね。とりあえず笑うしかないかも。

じゃあ、危険を感じながらも何故彼らは、先人たちは、退かずに戦っているのか、戦い続けてきたのか。ヒヨコにすらなっていない、卵の私にすら簡単にわかります。

後にいる者を、つまりは患者さんを、言わせて貰えば今、石もて加藤先生を非難している方々…

貴 方 た ち を 守 る 為 に 彼 ら は 戦 っ て き た ん だ!! 

そして、今も戦い続けているんです、ボロボロになって! いつ訪れるか判らない破滅に脅えながら! さんざん繰り返されたことかもしれませんが、お願いだから、できる範囲でいいから、想像してみてください。週5日の外来。年に200を超えるお産。その合間にある病棟での入院患者のケア、手術…大げさでなく、文字通り命がけです。いつ過労死しても不思議じゃない。責任感を持って? 命の重さを知れ?! 何がそこまでさせたのかわかりませんが、ほとんど宗教的な使命感なしに、患者の命をどうしても助けたいという強い想いがなくて、どうしてこんな生活ができるものか!! 産科医は引く手数多です。探そうとすれば他にいくらでも、働き口はある。金儲けに走る、あるいは産科をやめるまでしなくても、せめて、ほんのもう少し人間的な生活ができる環境でも、十分に医師としてのやりがいは充たせたし、誰も非難することはできなかったでしょう。私なら間違いなくそうしています。彼がたった一人で踏みとどまって、すべてを捧げて戦ってきたのは、今、眼の前にいる患者さんを見捨てられなかったからじゃないのか?!代わりなんていない。そんなものがいるならそもそもこんなことになっていないし、全国で産科医不足なんて起こる訳が無い。それを…それに対する、応えが、これか… (続く)

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[501]投稿者:はじめまして
投稿日:2006年02月22日 (水) 01時49分
おお、文面を推敲している間にレスが。
先輩諸兄、ありがとうございます(汗

…申し訳ありません、少々頭に血が上りすぎているようですので、続きは少し外の空気を吸ってきてから投稿します。レスへの個別の扁桃もそのときに…

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[508]投稿者:血液内科医
投稿日:2006年02月22日 (水) 11時47分
貴 方 た ち を 守 る 為 に 彼 ら は 戦 っ て き た ん だ!! 

そのとおりです。私は加藤医師を戦友だと思っています。彼を背中から撃つような人々は医師であれ患者であれ許す訳にはいかないのです。

[477]正直 投稿者:CBTに怯える学生

投稿日:2006年02月21日 (火) 22時42分

労働はMAX 給料はほどほど 訴訟あり こんな募集案件の仕事(産科、小児科)がもし一般に募集したら誰も来ないと思います 
最近の学生は試験や将来の進路の情報収集も兼ねて某ちゃんねるを巡回している学生は自分の知る限り相当な数に昇ると思います。
今回の事件も昼食時の話題としてでてきますが、これで刑事罰ならリスクの高い科には給料がよかろうが、やりがいがあろうがとてもやっていけないと思います。大体、異状死体って原疾患がこーーんなに明らかのにいちいち届けないと捕まるのでしょうか?外科の先生の意見も是非聞かせていただきたいです。最近では、後輩にも現在の情勢を考える限りでは、絶対産科、小児科、救急には行くなよ〜とアドバイスをしております。興味のある科でも現在は怖くてとても選べない科がたくさんあって残念です。
一般の方にもお聞きしたいのですが、あまりに待遇が悪い職場を避けることの何がいけないのでしょうか?一般的なことではないかと思います。医者も単なるサービス業だと思います。

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[481]投稿者:なつこぱぱ
投稿日:2006年02月21日 (火) 23時05分
私は医者とは別の仕事(一般人)ですが
次元は違ってもある程度仕事が出来る人に集中的に難易度の
高い仕事が回ってきます。
学習してスキルをアップすればするほど自分の首を絞める
結果になってしまいます。同僚にはまねできない仕事が
出来ると人よりもしんどい仕事にはめられてしまうのです。
なのに人と比べてそれほど評価が違わず、給料もかわら
ないと納得できないのは当然のことです。
でも一度その仕事にかかると責任感でやってしまうのです。
できません!!と言って人並みにレベルを下げても誰も
非難できるはずがないのに・・・
でもそのまま時間がたつから回りはそんなもんだと思う。
立派なことだとは思いますが医者が地域医療を支えるとか
で全てを背負うことに無理があるのです。人間ですから
まさか寝ないで仕事できるわけないですから。
最近の産婦人科はなぜスタッフを揃えてリスクが低いことを
売り物にせず見た目の豪華さで患者をひきつけようとするのか
と今はそう思います。正直私はそれにつられた馬鹿ですが・・
待遇の悪い職場を避けるのが悪いとは思いません。
それなりのリスクを背負うのであればそれなりの報酬があって
当然だと思います。
そのために税金が上がっても仕方ないとも思います。
患者がリスクについて正しい知識を身につけ高いコストを
見た目の豪華さにかけずリスクが比較的少ない病院に
お金が流れるといいと思います。
良質な医療を行う医師にお金が流れることを期待します。
それは私たち一般人にとっても有益なことだと思うからです。
>一般の方にもお聞きしたいのですが、あまりに待遇が悪い職場を>避けることの何がいけないのでしょうか?一般的なことではない>かと思います。医者も単なるサービス業だと思います。

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[489]投稿者:ベル(あかいふうせん)
投稿日:2006年02月22日 (水) 00時46分
私は飲食業ですが、かつては地域でも売上げ上位、更に全国に名前を売った店で開店と同時に閉店までずーっと行列が途絶えない店でした。
その時って世間からは繁盛店でうらやましがられましたが、いくら対応してもお客さんが切れることない毎日に、「もう来ないでくれ!」と思ったほどです。しかし、バブルがはじけ、更に経営者でありながら二児の育児もしなくてはならない今、自分の給料は殆ど取れません、朝は5時に市場へ向い、仕事が終わるのは0時前後。どんなに店を開けても街は飲食に出歩く人はほんのパラパラ程度で、店を休めば家賃も給料も払えなくなるので、年間休日は10日、それでも家賃給料が払えなければ借り入れを起して払うという生活をしていますから、今の産科の悲痛な叫びは私なりに具体的に共感するところがあります。

勿論、医療に限らずマスコミの影響もあり、今のお客さんは金は出さないが要求は大きい、何かにつけて「こっちは客だぞ!」と世の中で一番エライのは客だと言わんばかりの態度を取られる。

そんなの日常です。でも、それを愚痴って何が変るわけではありません。歯を食いしばって少しでも売上げを伸ばそうと必至です。
まさにあなたの言う「単なるサービス」業です。
でも、私はこの仕事にプライドを持っています。この仕事で食っていくつもりです。


医療を志す学生さんが損得で専門を選ぶことは別に悪いことではありません。やる気がない職場に行ってもいい仕事はできません。
自分がプライドを持てる道へ進むべきでしょう。

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[490]滅びるだけです投稿者:中間管理職
投稿日:2006年02月22日 (水) 00時48分
外科系医師、15年目です。
現在、加藤医師と同じような僻地医療の最前線にいます。

皆さん、今回診療報酬が下げられたのを知っていますか?
3.16%下げられたのです。さまざまな医療機関がしてきた効率化の努力が吹き飛ぶような減額です。

サービスを向上させて欲しい、と思ったら値段が上がるのが普通ではないですか?自助努力もここに来て限界が来ています。個人の努力も報われないことがわかり、私の知る限りではここ数年で医療制度は崩壊状態だと思います。

日本の医療費は世界でもかなり低いほうです。日本の医療は平均年齢を見ても分かるようにかなり高い水準です。WHOの国民健康度でも常に上位(1位から6位)に入っています。これは安い賃金で長時間、医療関係者が働いているからに他なりません。

24時間、世界最高級のフランス料理を希望されても、シェフが出せないのと同じです。しかし、みなさん希望されるのですよ。しかも料金を払わないで。料金踏み倒しのなんと多いことか。うちの病院だけでも累積4億です。こんなことで24時間、世界最高峰の医療を提供し続けられるでしょうか?しかも、もしも訴訟になれば億単位の賠償です。誰も助けてくれません。

産婦人科になれば、現在は計算上、生涯で訴訟される率が40%以上になります。そんなところで働く人はもういません。絶滅するのみです。国の方針ですから仕方ないです。

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[502]投稿者:CBTに怯える学生
投稿日:2006年02月22日 (水) 01時51分
確かに職業に貴賎なしでどの職も大変で様々な不満はあるのでしょうが、逮捕の危険まで通常業務に含まれるとちょっとと思います。いかに度を越しているかは先生方のコメントを見ても伝わってきます。次はわが身と恐々です。自分なんかはリスクと利益を計算するほうですが同級生には日本の医療に貢献したいとすごい理想をもって入学してきた人は数多く居ます。が回生が進むにつれてだんだんと嗚呼ということに実際なっています。さらには先輩いわく初期研修で実際に見るとさらに嗚呼・・・ということだそうです。もうちょっと医療にお金をかけて様々なことに余裕ができればいい医療ができますし患者さんの為にも良いと思うのですが・・・
かけもち3つクラブしてても産科、小児科の希望という話が聞こえてこない今日この頃です。
現場の先生方お疲れ様です

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[503]小泉さん、いじめないでください。投稿者:マイナー科医師
投稿日:2006年02月22日 (水) 10時01分
またきてしまいました。今回の改訂は痛いですね。ついにくるところまできた感じです。当方公立ですし、かなり豊かな地方都市ですが、どこまで持ちこたえられるか、わかりません。きりつめるとこを切りつめて、だめなら給与カットなんでしょうね。
不採算部門カットすることになったら、かなりの科がなくなっちゃいそう。

[475]書き込みのdrsへ 投稿者:産科医

投稿日:2006年02月21日 (火) 22時26分

このサイトのTOP
VBACの是非についての、管理人の気持ちを読んでから書き込みませんか? 

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[478]質問です投稿者:べんきー
投稿日:2006年02月21日 (火) 22時46分
荒れに荒れまくっているので、静観していようと思っていましたが、出てきてしまってすみません。

本当に、ここに書き込みをされている方は、間違いなくお医者様なのですか?
又は、医療を学ばれている学生さんなのですか?

学生さんなら少しは理解ができるかもしれません。
だって、社会的常識がまだ備わっていないのでしょうから。
勉強ばかりで、常識をご存知ないのもうなずけます。

でももし、ベテラン医師が、書き込みをしているのでしたら、少しその医者の程度を疑ってしまいます。
医者もピンキリでしょうから。


私の書き込みが不適切でしたら、削除してください。
ベルさんご迷惑をおかけして申し訳ありません。

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[479]VBACも同じこと投稿者:産婦人科
投稿日:2006年02月21日 (火) 22時51分
VBACも今回と同様に一人医長の病院でトライして
子宮破裂、大量出血となれば
産婦人科医は麻酔医もいず産婦人科医もひとりしかいない病院で
VBACの子宮破裂を経験したことないのに強行した
よって逮捕となるから同じことでは?
VBACに関しても頼まれてもしない産婦人科医が急増するのは
明らかでしょう。

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[485]産婦人科さんへ投稿者:べんきー
投稿日:2006年02月22日 (水) 00時17分
貴方は本当に産婦人科の医師なのですか?
それとも医者の名前を騙った、ただの一般人ですか?

書き込みの内容を読んで、どうにもVBACの知識が無い方のように見受けられて、貴方を含めて、他の投稿者にも少し疑問を感じてきだしました。

VBACの現状を知らず、医者の名をHNで騙るのはやめてください。
医者でもないのに、医者のフリをしないでください。

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[486]産婦人科様投稿者:ベル(あかいふうせん)
投稿日:2006年02月22日 (水) 00時21分
ちょっと確認ですが、あなたは産婦人科ではないですね!?
「VBACも今回と同様に一人医長の病院でトライして子宮破裂、大量出血となれば・・・」
って刑事責任を問われるかどうかは分りませんが、そんなことしたら間違いなく民事有罪です。
VBACのガイドラインをご存知ですか?
確かに日本にはガイドラインがないので、アメリカ婦人科産科学会のものがベースになる話しですが・・・。
このサイトにもVBACの適応は記載していますのでご覧下さい。

[473]産科は大変ですよ! 投稿者:産科なんきあやってられるか!

投稿日:2006年02月21日 (火) 22時07分

産科一人医長。年間200のお産・・・
夜中にお産があろうと緊急帝王切開があろうと翌日の外来は見なくては
ならない。年間365日間の当直・・・労働基準法違反なんてものじゃない。加藤医師はそれでも地域医療を守ろうとした。
それなのに一人医長を命じた教授も県も彼をスケープゴートにして逮捕した。それが同じ苦しみを知る産婦人科医には許せない!断じて!

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[474]投稿者:ここで言っておきますがだれも責任がないのに
投稿日:2006年02月21日 (火) 22時26分
その労働環境が問題なのではないですか?
産婦人科医の現状をしるあなただからこそ、このことが
許せない。それもあるでしょう。
しかし私たち患者は一般人なのですよ。
私にすれば誰かから聞いたことか、たとえば本当に手術の
ビデオを見てそう思ったのかも判断できません。
そんなことおまえら一般人に説明する必要なんてあるかと
言うなら、ここに書き込むのは適切でないと思うのです。
ばた専門用語で怒涛のごとく反論されてもその領域でとても
太刀打ちできません。私とあなたが医療に関しての知識が
同等なはずはないでしょう?
ただ一番言いたいのはなぜ自分の目で見てないのにそこまで
断定できるかそれを聞いてるだけなのに罵詈雑言。
売り言葉に買い言葉になってしまった私も悪いのですが・・
医者につめたい掲示板なのではなく患者に優しくない投稿者に
優しくない掲示板なのです

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[476]投稿者:すいません
投稿日:2006年02月21日 (火) 22時28分
上の投稿者が間違いです。

[471]患者に優しい_医者に冷たい掲示板! 投稿者:産科なんきあやってられるか!

投稿日:2006年02月21日 (火) 22時00分

患者に優しい_医者に冷たい掲示板!

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[472]投稿者:ここで言っておきますがだれも責任がないのに
投稿日:2006年02月21日 (火) 22時01分
訴えるなんてことは言ってませんよ。
責任があるかどうか調べてからと言うことです。
その辺ご理解よろしくです。

[455]一郎さんへ 投稿者:なつこぱぱ

投稿日:2006年02月21日 (火) 20時47分

読解力がなくてすみません。
一応質問しますが・・一郎さんはあくまで加藤医師の件に
関してだけコメントされているんでしたらこの質問に対する
回答は不必要なので無視してください。
私が聞きたいのは不可抗力だと仮定して、どうなのですかと言う
ことが聞きたいのです。もう一度ききます。
自分の妻や子供が死んでそれが不可抗力でも諦めますか?

それと一郎さんが不可抗力と断定するに一郎さんがビデオ
を確認したのですか?
それだったらそこまで断定することに納得がいきます。
そのビデオや麻酔記録などの資料で医者がみれば
不可抗力とわかるなら病院がこの医師をかばわないのも
不思議です。一般人でもそう思いますよ。
生きて当たり前だなんて全く思いません。人間のすること
ですからミスはあるものです。100%なんてありえません。
そんなこと誰でも解ってると思うのですが・・・
加藤医師の件とは関係ないことですが医療裁判において
ビデオや麻酔記録で十分わかることがなぜ法廷で
認められないのでしょうか?裁判官の理解不足ですか?
再鑑定する協力医の見解が間違っているからですか?
なにも不可抗力なのに訴えようなんて考えもして
いないですから。不可抗力とわかれば私だって諦めますよ。

医師が減ったら減ったで、対応できないなら対応できないで、
それでいいと思います。医師が大変で対応に苦慮していて
安全に生むのが難しくて危険なものだとわかったら
子供を生まないという選択肢も考えられますよね。
幸運にも近くにたまたま病院の設備や医師の数から24時間
対応できるような病院があってハイリスクの妊婦も受け入れ可能。
最大限努力しますという病院があれば子供を作るかもしれない
っていう程度です。
リスクをわかった上で病院を選択するのは個人の自由です。
24時間対応だけど医師は一人です。したがって夜間や休日
なんかは人数が揃っている病院に比べると対応が遅れること
が多くリスク高いですよって最初から言ってくれるほうが
良心的なのかもしれないですね。現にそれに気がつかなかった
ほうが馬鹿なのかもしれないです。私も含めてです。
逆に特別個室や豪華な食事は用意できないけれども
設備、スタッフは揃っていて一人で対応している病院より
はリスク低いです。一人で対応している病院よりもリスクが
低いのは過去のデータでも明らかです。その分料金も高い
ですよと言ってください。そのほうが子供や妻が少しでも
死ぬ確立が下がるってもんです。リスク低い病院選びますから。
収入が少ない割りに訴訟リスクが高くてやってられないと
産婦人科がやめていって始めて国か自治体か知らないけれど
対策に乗り出してリスクに見合った報酬にしてくれるかも
しれないですね。
設備や医療の質を上げるために医療費や税金が上がっても仕方
ないとも思います。
そんなことになったらお金がない人間は子供作るなってことかと
お叱りを受けてしまいそうですが、そこまで医者のみなさまが
考える必要もないでしょう。
その前にそんなにもリスクが高いとちゃんと説明してしまったら
みんな怖がって子供を作らなくなって仕事そのものがなくなっ
てしまうかもしれないですよね。
仕事がなくなって激務に苦しんでた医者が開放されますね。
その代わり訴訟もないのに病院がつぶれていくかもしれません
が・・・

設備やスタッフが揃ってないという理由で子供が死んだんじゃ
かまらないから、とにかく医者がそこまで言うのなら一般人に
産婦人科はリスク高いですよって啓発してください。
豪華な設備がありますよということで客を呼ぶのはやめて
リスクについてちゃんと説明してください。
ま、客を呼んでるというのは御幣があるかもしれないけれど
結果的にそうなってます。
これぐれも子供が死んでしまってからリスクが高いから死ぬ
こともありますよなんて言わないでくださいね。
色々と丁寧にご説明いただきありがとうございました。





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[458]是非そうなってほしいですね投稿者:逃散逃散
投稿日:2006年02月21日 (火) 21時18分
 一人医長できりもりする僻地公立病院が消滅すれば、どれだけの患者様と奴隷医が救われることでしょうか。
 今産科は圧倒的に需要>供給のバランスになっていて、これから先もそれは崩れないでしょうから僻地の奴隷医が都会でまともな職場に再就職するのは極めて容易です。
 と、私たちが心配するまでもなく実際そういう流れが加速しているようです。それに反対するのは「うちの近所でお産を」の署名活動をしている人だけです。
 僻地から医療そのものがなくなれば、僻地の人も医療ミスで亡くなることはなくて幸せでしょうし、医師も僻地で奴隷生活をしなくて良いから幸せです。
 不幸になるのは、きっと弁護士さんだけでしょうね(笑)

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[459]投稿者:内視鏡医
投稿日:2006年02月21日 (火) 21時26分
一郎さんではないですが

>自分の妻や子供が死んでそれが不可抗力でも諦めますか?
あきらめますよ、もちろん。
それが最善を尽くしてくれた医師への礼儀だと思うからです。
私の第二子は妊娠34週で子宮内胎児死亡となりました。
娩出した子供を見せてもらってから主治医に対して「手をつくしていただきましてありがとうございました。」と言いました。
それが普通でしょう。みなさんは、主治医に対する感謝の心が欠けているのではありませんか。

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[461]不可抗力投稿者:いぱん
投稿日:2006年02月21日 (火) 21時29分
医療現場に限らず、不可抗力を他人のせいにしようとする
発想がまったく理解できません。

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[464]内視鏡医さん投稿者:なつこぱぱ
投稿日:2006年02月21日 (火) 21時43分
書き込みで「不可抗力でなかったとしてと仮定する」と
間違ってました。すみません。
感謝の心はもちろん大切なことです。
しかしそれもケースによるでしょう。
最善を尽くしてくれた医師に対してだめだったら
すぐに訴訟という人も本当にいたとしたら不幸な
ことです。
物が壊れるのと違って人が死んだらもう戻りません。
そんなことは一般人にも普通に解ることだと思うのです。

[452]削除しました。 投稿者:ベル(あかいふうせん)

投稿日:2006年02月21日 (火) 19時54分

444番書き込みはこのサイトの趣旨に反しますので削除させていただきました。

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[468]お願い投稿者:ベル(あかいふうせん)
投稿日:2006年02月21日 (火) 21時57分
ここには身近な人の死を経験した方など、様々な心の傷を抱えた方もいらっしゃいます。このサイトの趣旨に反する書き込み、2ch的書き込みはなさらないで下さい。見つけ次第削除させていただきます。

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[492]投稿者:しがない一医師
投稿日:2006年02月22日 (水) 00時52分
身近な人の死を経験した人が心のキズを抱くことは理解できます。でも、同じようにそれに関わった医師も心にキズを負うのです。全力を尽くして、真剣に診療に当って、ミス一つ犯してなくても、その人の死に際して医師も傷つきます。
今、多くの医師が怒りを覚えているのは、患者のために最大限に努力した何の罪も無い医師に対して、患者の家族が自分たちの怒りをぶつけている(例えば訴訟という手段で)という事実に対してなんです。しばしば、一般人は医療の知識が無いからと弁解しますが、無知を理由に何の罪も無い人間をおとしめるようなことが許されるのでしょうか。
あと、2ch的書き込みという表現をしていますが、2chの中にも多くの真実が語られています。特に福島で逮捕された産科医師については御一読されたらどうでしょうか。その上でこういったサイトを運営してください。

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[495]しがない一医師投稿者:ベル(あかいふうせん)
投稿日:2006年02月22日 (水) 01時04分
いつ私が医師の心の傷をわからないと言ったでしょうか?
私はちゃんと医師にも頭を下げています。
最善を尽くしてくださったことを理解し、感謝しています。
今でもお付合いを続けています。
毎年子供達の成長写真の挨拶状を送っています。
医師と名乗る皆さんは、何故このサイトを攻撃するのでしょう?

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[500]投稿者:しがない一医師
投稿日:2006年02月22日 (水) 01時28分
あなたとあなたの担当医の関係については全く言及していないと思います。あくまでも現在の医療を取り巻く問題について論じたはずです。今回、福島の事件を取り上げるにあたって、マスコミの情報を鵜呑みにした、あまりにも不当なコメントが見られたので、逮捕された医師の名誉のための書き込みをしたまでです。
病院で人が死んだ、それは担当した医者が悪いといった短絡的な風潮ばかりが目に付いてしまうのです。悲しいことです。無力感を感じます。

[428]防衛医療 投稿者:べんきー

投稿日:2006年02月19日 (日) 22時56分

今回の件で、色々お医者様とその学生さん達の本音を知ってしまいました。

今回の件が無くても、今産科医療は訴訟がとても多くて大変なんですね。
だから、医者は「防衛医療に走らざるを得ない」と言う結論に達したようです。
これに関してはまったく疎いので、ご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいのです。
下で書かれている一郎内科医さんでも結構です。
防衛医療とは、どういった医療を言うのでしょうか?
訴訟を起こされない為に、あらかじめ逃げ腰姿勢で、患者と向き合うと捕らえたら間違いないのでしょうか?

そういう事になると、まさしくまな板の上の鯉状態で信じきって全てを任している私達患者は、いったい何を信じて全てを委ねたら良いのでしょうか。

マイリスのいとうさんが突如サイトを閉鎖した時の事を、今更ながらに強く思い出してしまいます。
あの時のいとうさんの思いは、とても強く印象に残っています。

本当にこの先の医療は、私達にとって闇しかないのでしょうか。
今ならあの時のいとうさんが感じた闇が、私にも解る様な気がしてなりません。

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[429]お答え投稿者:一郎 内科医
投稿日:2006年02月20日 (月) 02時53分
 防衛医療にも色々あります。まず診療したら訴訟になることが必然なら医療行為をしません。自分にはできませんから、他に行って下さいと言います。他の医療機関でもできない場合、あきらめてもらうしかありません。例えば癌末期の場合など。文句苦情が多い患者はできれば来ないで貰いたいです。唯でさえ忙しいのだから、対応できません。自分が会う医療機関へ行けばいいのです。
 他の医療機関よりは自分の所の治療成績は良いはずだと考えていますので、その自尊心を傷つける様な患者も見たくありません。その様な患者はなるべく余所に行って貰いたいと考えています。しかしいやな患者でもやるべき医療はきちんとしますよ。
 今回の福島県立大野病院の加藤先生は防衛医療をする余地が全くない次元の問題です。不可抗力ですから。

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[431]投稿者:べんきー
投稿日:2006年02月20日 (月) 12時18分
一郎内科医さん、お答えくださってありがとうございました。

よく理解いたしました。

マイリスのいとうさんが闇と一言残して去られた時、私はいとうさんの悲痛な叫びが聞こえたような気がしました。
一郎内科医さんが、あの頃よくいとうさんにたいして、批判をしていた人達と重なってみえます。
あの時、いとうさんの掲示板で、沢山の医療関係者と思われる人達は、これが言いたかったのかと理解しました。

そして私達に残るのは、闇でしかないのですね。

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[432]帝王切開失敗に対して一郎内科医さんへ投稿者:べんきー
投稿日:2006年02月20日 (月) 13時34分
とても長いコメントをくださっていたので、こちらに書き込みをします。

読んだ時は、ショックを受けました。
ショックを受けて正直に感じた感想を書きます。

私は産婦人科の先生達を犯罪者だと言う思いでいるわけではありません。
産婦人科の先生は、一人の人間であると言う事は理解しています。
でも、一旦医療の現場で働くのですから、一郎内科医さんが言うような交通事故状態が起こった時に、先生が、どう最後までがんばれるか。誠意を持って最後まで戦いきってくれるかが、私達患者からみてとても重要なのではないかなと、そう感じたのですが、、、私達患者やその家族は、もしかしたら先生は右だと言ってとった処置が、実は左が正しかったのではないか?と言う思いになってしまうのです。
そういった私達患者やその家族の思いに対して、カルテの開示は正しくして欲しいと思うのです。
先生は間違った事をしていないのかもしれませんが、私達にはそれが間違っていないと言う事は解らないのです。

例えば、私の場合は医療事故にはなりませんでした。
でも、最初の診断で医師は胎児仮死と解っていながら、私に帝王切開で産みますか?それとも普通分娩しますか?と胎児仮死の説明をせず質問しました。ので、私は帝王切開では産みたくないですと答えました。だから促進剤を二日間使ってがんばりました。二日目の夕方、日曜日でした。担当の先生は夜の飲み会があるので、と言う事で、まったく陣痛がつかない私を置いて出かけられました。
これは先生サイドから見ると、当然の事でまったく動きのない妊婦につきあうよりは、飲み会でたまにはリフレッシュしたいのは、一郎内科医さんから言うところの、産婦人科医も人間と言う事で理解ができます。
そして翌日、二日促進剤使って出ませんから、切りましょう。と言われた時、「おそらく入院してきた時、胎便が汚濁していたので、最悪の事も想定しておいてくださいね」と言われたのです。そこではじめて私は自分の子供が置かれている状況を知りました。
私は「どうして?入院した時にすぐにでも切って取り出してくださらなかったのですか?」と聞きました。そうしたら医師は「帝王切開で産みますかと聞いた時、貴方は嫌だと言ったので、切りませんでした」そう私に答えてくださいました。

つまり、私の出産のこのやり取りの内容が、一郎内科医さんが仰るところの、防衛医療と言う事なのですよね。

私の気持ちとしては、もっと適材適所でキチンとした医療の説明を受けたいと思ったし、教えられても中々理解できるものではないと思いますが、まな板の上の鯉状態になっても、屈辱的な思いにはならず、帝王切開の手術を受け子供の誕生を素直に喜べたのではないかと思うのです。

そして、その時、私の子供に何か障害が残っても、その時医者が素直な気持ちで、ごめんなさいね。と一言謝罪を述べてくれれば、飲み会に行かず、一緒にがんばれば良かったのに、申し訳ないですね。と、そう言ってくれれば、気持ちが穏やかになれるのにと思うのですが・・・

でも、医者が簡単に謝ってしまうのは、医者としてよくない事も理解できます。

私達患者とお医者様には、気持ちの温度差がありすぎて、きっとこの思いを解ってもらえる事は、ないのだと理解します。


この気持ちは、感情論です。ごめんなさい。

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[438]投稿者:内科医師
投稿日:2006年02月21日 (火) 10時58分
質の高い医療を受けたいなら、米国に住むべきです。
米国では、医療事故に対して、刑事罰がないために、契約は、原則自由です。
日本では、刑事罰があるために、刑事罰を受けないために抑制的である必要があります。
そのような法体系は、正当に選挙によって選ばれた国会議員が作ったものであり、よって、国民の意思が反映されたものであると判断されます。
 その国民の意思を尊重し、萎縮医療に走ります。
 いやなら、医療の刑事罰につき、特別法を作る国会議員を選挙で選ぶべきです。

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[439]また感情論になりますが投稿者:べんきー
投稿日:2006年02月21日 (火) 11時12分
内科医師さん、お返事ありがとうございます。
感情論で申し訳ありません。が、書かせていただきます。

私の両親は、日本人です。
主人の両親も、日本人です。
それぞれの両親は、共に古くから根付いた、地元民です。
だから当然私達には、純粋な日本の血が流れています。
純粋な日本人同士の私達の子供も、当然日本人です。
私も両親も、主人も主人の両親も
そして双方のご先祖様も、日本を離れるつもりはありません。
当然、日本人の母と父を持つ娘は、そのまま地域に根付いた状態で、育つので、子供も生粋の日本人として育つでしょう。
将来、子供が勝手に日本を出て行く事は、自由です。
でも私達夫婦は、ご先祖様を守らなければならないし、両親のいるこの日本から離れる気もさらさらないのです。

そんな私達が、純粋な医療を国内で求める事は、不可能なのだという事なのですね。
よく理解いたしました。
貴重なご意見ありがとうございます。

これから先、どんな医療の崩壊が待っていたとしても、私達夫婦とその家族は、日本から出て行く事ば絶対にないと思います。
病気をしたら、死を覚悟する。
その心つもりで、がんばりたいと思います。
お医者様には、もう何も望みません。
だからご安心くださいませ。

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[440]投稿者:血液内科医
投稿日:2006年02月21日 (火) 11時37分
今回の医療事故(ミスとはまだ断定できません)がどのような状況で起こったのか考えてくださいね。
大学病院から車で2時間以上かかる僻地の病院での帝王切開です。
おそらく加藤医師は大事故につながるほどの癒着胎盤があるとは考えずに帝王切開に踏み切ったのだと思います。(私は産婦人科医ではないのではっきりしたことは言えませんが、癒着胎盤の術前診断はかなに難しいと聞いています。)都会と僻地のマンパワー・物的リソースは同じではないです。

日本の周産期死亡率は6以下(人口1000人あたり)、妊婦死亡率は6(人口10万人あたり)と非常に優秀な成績ですが、それでも妊婦や子供の死亡は必ず起こります。産婦人科医をそのたびに逮捕したり訴えたりしていくとどうなることが予想されますか。

産婦人科医が訴訟の対象になる率は年間13人/1000人と報道されました(NHK)。それを聞いてあなたは産婦人科医になりたいと思いますか。

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[441]医療の未来投稿者:芭蕉
投稿日:2006年02月21日 (火) 11時54分
>これから先、どんな医療の崩壊が待っていたとしても
>そんな私達が、純粋な医療を国内で求める事は不可能なのだという事なのですね。

医療の崩壊ギリギリのところで耐えている医者がたくさんいます。
そこへ価格あげるな質は下げるな(むしろ上げろ)、
もっと戦え、医者選ばせろ、リスクはあるらしいが死んだら許さぬでは最前線の者が逃げる、あるいは士気が低下するのは当然ではないでしょうか?

患者側にも出来ることがあります。
現在の医療問題が医師に責任を押しつけていれば解決する問題ではないことを理解してください。
後は経済的なものと心的バックアップで大概は解決します。
医療費を増やせば人員が増やせます。
無理のないシフトが組めます。
チェック体制も充実します。
何に税金を使うか、これを決められるのは有権者一人一人の意志です。

そして心的バックアップの方ですが、
医者がいないと医者よこせの署名する人たちは大勢います。
でも、逮捕された医師のようにギリギリのところで頑張っていた医師には
患者サイドから嘆願署名のような話を一切聞きません。

農家の長男が、俺は40だが20代の嫁が来ないと困る。
農作業も家事もばあさんの世話もしてもらわないと困る。
美人じゃないと困る。
重い物は持たせるが腰を痛めたら納得できない。
だからと言って、女が俺の嫁だけは嫌だなんて事を言って欲しいとも思いません。
でもやっぱり女は、農家に嫁に来る人であって欲しいと強く思います。
そう思うことはいけない事なのでしょうか・・・。

て言われたらあなたは娘を嫁に出せますか?

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[445]うんうん投稿者:わたしゃ小児科
投稿日:2006年02月21日 (火) 15時15分
>病気をしたら、死を覚悟する。
その心つもりで、がんばりたいと思います。
お医者様には、もう何も望みません。

どうぞご自由に。
アメリカでは病気したら全財産を投げ打ってでも生きるか、医療を受けずに死ぬか。なんて人が多くいます。
アメリカでは病気になったら死ぬ覚悟です。途上国では言わずもがなでしょう。格安の医療費で医療を受けられる日本はなんて恵まれた国でしょうか。

 ちなみにアメリカでは金持ってなかったら病院では門前払いです。「good luck. take care」でハイ、さよならです。
 日本では応招義務を盾に取って不払いの患者でも大きな顔をして医療を受けています。自分に納得がいかないと大声でわめき散らして金を払わず出て行く方もたくさんいます。コンビニで万引きしても食堂で食い逃げしても逮捕されるのにそんな輩がデカい顔してのさばっている日本はなんて素晴らしい国でしょう。ぬるま湯に浸かりきって、要求ばかり拡大し、大きな勘違いをしている国民にとって、これからの医療は云わば自らが招いた天罰でしょう。
そしてそういう政策を推し進めている政治家を選んだのですから医者を恨むのは筋違いです。


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[528]アメリカ投稿者:あび
投稿日:2006年02月23日 (木) 04時48分
アメリカでも、お金がなくても診療はしてもらえますよ。医師がボランティアで診てくれるフリークリニックは、人口5万程度の町でしたらほとんど存在すると思いますし、病院にはいろいろなファイナンシャル・プランがあり、患者の支払方法について相談にのってくれます。お金が払えないような患者でも、門前払いしたら人道にもとるということで違法です(州によるかもしれませんが)。

訴訟王国のアメリカですが、訴訟を受けないようにするために、病院側・医師側も変わりました。患者もいろいろサインするものが増え、手続きが面倒だったり、こんなことにも同意書があるのかと驚くことがありますが、そうやってお互いのゴールである「患者の病気や怪我をスムーズに治す、またはQOLを向上させる」ことに努力しているのです。もちろん完全ではありませんし、保険の問題も含めて問題は山積みです。しかし、努力はしています。アメリカにお住まいなのか、経験がおありなのかわかりませんが、現状はこんなところです。アメリカと日本を適当に比較しても仕方ないと思います。問題は日本の現状を、どうやって向上させていくかであり、患者が病院側をむやみに責めるのが問題であるように、医師が患者に全責任をなすりつけるのも全く何の役に立たないと思います。

[421]今後対策立て法律改正しないと産科医は激減します 投稿者:一郎 内科医

投稿日:2006年02月19日 (日) 03時26分

帝王切開ミスで医師逮捕 福島県立大野病院

 福島県大熊町の福島県立大野病院で2004年12月、帝王切開した20代の女性が死亡した医療ミスで、富岡署は18日、業務上過失致死と医師法違反の疑いで執刀した医師 加藤克彦容疑者(38)=大熊町=を逮捕した。
 女性は04年12月17日に帝王切開で出産したが、胎盤の一部が癒着しており執刀医が胎盤をはがした。子どもは無事だったが、女性は同日、大量出血し死亡した。
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 この記事を一般人が読めば何だ藪医者かとしか思っていないかもしれませんが、患者の異常があったのだから不可抗力です。医者は最善を尽くすものですが、医療に完璧ということはありません。
 医学生は敏感です。患者の病気が原因で患者が死亡した場合でも医者が逮捕されるのであれば、誰も産科になりません。馬鹿らしくてやってられない。福島の秘密警察によって牢屋にぶち込まれるのであれば誰も産科になりません。 福島県で産科になる医者は恐らく今後0人です。福島県の皆さん今後は自宅で自分で出産できるように勉強しておいて下さい。福島県の産科医は10年以内に激減するでしょう。 医師の基本的人権を踏みにじる福島の秘密特別警察のせいです。文句のある方はじゃんじゃん電話して抗議して下さい。
 今後予想される事態を防ぐ方法は法律制定のみです。患者が不可抗力で死亡した場合、医師側が訴訟で負けないようにすること。逮捕されて牢屋にぶち込まれるような刑事罰を与えないこと。

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[423]投稿者:Myu'smom
投稿日:2006年02月19日 (日) 11時23分
>患者に異常があったのだから、不可抗力です。医者は最善を尽くすものですが、医療に完璧ということはありません。
患者に異常があったのだから、不可抗力という一言ですまされる問題ではないと思います。
異常があれば、その時点で判断をして 対処を考えていく必要があります。
予想されることを念頭に入れて、その場合、今の自分の技量、病院の体制などで対処できるのかどうか...。
どんなにがんばってみても、知識不足や技術不足で判断を誤ってしまっていたなら、どうしようもありません。

人の命はかけがえのないものです。
物ではありません。
患者側から言わせてもらえば、もう少し自分たちが携わっている仕事がどういうものなのか、何の為なのか考え、責任の重さを考えて欲しいと思います。

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[425]下の自分のスレに〆でカキコもうかと思いましたが・・・投稿者:べんきー
投稿日:2006年02月19日 (日) 12時15分
こちらに書き込みます。

ミクシイの「ドクター(医師&医学生)」のコミュの方ですか?
まったく似たような内容で、話題になっていました。
貴方が仰るとおり、不可抗力の事故で、当時その病院では、産科医がたった一人だけだったと言う事も、そこのコミュニティで知りました。

ですが、死んで当然と思わなくてはいけないのでしょうか?

これから私達は適切な産科医療を受ける事が出来なくなるから、甘んじて死を受け入れ、泣き寝入りをしなさいとそういう事を仰っているのですよね?

酷くショックを受けました。
これ以上、どうコメントをしたらよいのか浮かびません。

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[427]投稿者:ベル(あかいふうせん)
投稿日:2006年02月19日 (日) 19時33分
書き込みありがとうございます。
荒らしっぽい書き込みかな!?と

一瞬思いましたが、内科医の先生と書かれていらっしゃるのでちゃんとした書き込みだと解釈してレスもつけさせていただきます。

訴訟を起すことそのものは白黒結論がつくわけでもないし、
被告も犯罪者となるわけでもなければ前科がつくわけでもない。

患者にしてみれば、これはミスか不可抗力かという判断
をつけるために訴訟を起し公正な判断を求める手段であって、

それすらこの医者不足問題と一緒にされて
「こんなんで訴えられたら馬鹿らしくてやってらんねぇ」

というのは少々乱暴な意見ではないかと言うのが私の感じたことです。

もし、このような不幸な出来事に見舞われても、
患者サイドが是非を問うことが許されず

「医者が減って困るならこんなことで訴訟なんて起すな!」

というのが罷り通るのであれば、それは産科医が減る前に妊娠するのも恐くて少子化が更に進んで医療の前に日本が滅びると思いました。

一郎さんは自分の家族にこのような事態が起こったらすんなり不可抗力だと認められるのでしょうか?

自分の奥さんに子供を作らせることができるのでしょうか?

医者である前に人間としてどう考えるのでしょうか?


今回の事件は患者の病気によるものと書かれていらっしゃいますが、
医師が胎盤を剥がすという処置が直接死因になってしまっていること

や、事前に医師一人など人的設備的能力を把握した状態で、更に帝王切開にこうしたリスクが伴うのは当然承知の上で実施したことは、

危機管理不足を問われてしまうのは妥当かと私は思います。
私は極端に患者や医師ヒイキになるつもりもありません、

医者も人間というように、人としてこれが本当に不可抗力なことなのか問うことも認められないのであれば、人間としての基本的人権の尊重を

踏みにじる医者の怠慢になるのではと思います。
一方で、訴訟が闇雲に増えるのも私は確かに問題であるとは思っています。


刑事は別として民事訴訟は恨みを晴らす場所ではないですし、
安易に訴えてやっつけろ!という患者の考えがあるとしたら

それは改めなくてはならないと思います。

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[430]例えて言えば、交通事故で瀕死の重傷を負った状態と考えれば良い。投稿者:一郎 内科医
投稿日:2006年02月20日 (月) 04時13分
交通事故は医者の責任ではありません。多臓器破裂、或いは心臓破裂など起こしたら亡くなることは避けられません。

周産期死亡はゼロにはできません。術前に胎盤癒着を100%診断はできません。加藤先生が未熟だから患者が死亡したのではありません。献身的に働いている医師は大勢います。日本の病院で一人医長で産婦人科をやっているところはたくさんあります。それでも頑張っているのに結果責任を問うのはおかしい。アメリカなら分娩費はべらぼうな金がかかります。ゆとりのある医療にしたいのであれば、現在の3倍は金がかかると考えて下さい。

Q死んで当然と思わなくてはいけないのでしょうか?
A答え。当然などどは主張していません。不可抗力と書いたのです。交通事故死と同様だと考えて下さい。御産に危険は付き物です。

Q これから私達は適切な産科医療を受ける事が出来なくなるから、甘んじて死を受け入れ、泣き寝入りをしなさいとそういう事を仰っているのですよね
A答え。  今回のような場合死亡はあくまで交通事故死と同様だと考えて下さい。泣き寝入りしなさいなどと主張していません。何か医者が殺人でも起こしたかのような記載ですね。こういう苦情をいうから産科のなり手が減少するのです。医者もこのような厄介な問題に関係したくありません。

Q 訴訟を起すことそのものは白黒結論がつくわけでもないし、被告も犯罪者となるわけでもなければ前科がつくわけでもない。
A答え。 民事訴訟だけでもかなりのストレス。裁判のたびに仕事を休み、睡眠時間を削って裁判の準備。生きた心地がしません。逮捕されれば手錠をかけられ、拘置所という代用監獄送りですよ。誰もそんな所に行きたくもありません。ホームレスならわざと行きたい人もいるかも知れませんが。禁固刑でも確定すれば、毎日全身丸裸にされ検査され、臭い飯を食い、便所も食事も全て同じ狭くて汚い、部屋で数年暮らさなければならないのですよ。医者の家族は収入なくなり路頭に迷うでしょう。原告はいい気味だと思っているかも知れませんが。

Q一郎さんは自分の家族にこのような事態が起こったらすんなり不可抗力だと認められるのでしょうか?
A答え。 僕も研修医時代は産科をやりましたから、産科の大変さはわかります。僕の妻が今回のように死亡したら、すんなり諦めます。訴訟もしません。何度でも書きますが、不可効力です。

Qそれは産科医が減る前に妊娠するのも恐くて少子化が更に進んで医療の前に日本が滅びると思いました。
A僕も日本の少子化は防がなければならないと思います。江沢民は少子化でその内消えてなくなる。ワハハハと笑ったそうだ。いつものごとく大陸棚の続いているから日本は支那のものだと言って日本に侵略するかも。そうならないためにも法律整備が必要です。

Q 自分の奥さんに子供を作らせることができるのでしょうか?
A答え。  交通事故が怖くても道路は歩くのです。自動車も運転するし、自転車にも乗ります。2回とも妻は軽い癒着胎盤を起こし産後少し出血しましたが、出産させました。1回目の出産後に出血しても2回目も生ませました。3回目も生ませる予定でしたが椎間板ヘルニアが痛くて断念しました。

Q医者である前に人間としてどう考えるのでしょうか?
A答え  医者も人間も同じ。

Q医師が胎盤を剥がすという処置が直接死因になってしまっていること
A答え 胎盤は出産後剥がすのが原則です。

Q 事前に医師一人など人的設備的能力を把握し,更に帝王切開にこうしたリスクが伴うのは当然承知の上で実施したことは、危機管理不足を問われてしまうのは妥当かと私は思います。
A答え 産科医医師一人の病院で帝王切開するなというのであれば、ほとんどの病院で出産はできません。それこそ正常分娩でさえもできなくなります。医師は結果責任までは負えません。

Q医者も人間というように、人としてこれが本当に不可抗力なことなのか問うことも認められないのであれば、人間としての基本的人権の尊重を踏みにじる医者の怠慢になるのではと思います。
A答え。主語述語がはっきりせず。意味不明ですが、医師は患者の基本的人権は十分尊重しています。

以下は医師の掲示板で投稿された産婦人科の先生の意見です。
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妊娠・分娩後の子宮摘出は非常に困難です。ある意味、子宮頚部癌の手術より困難かも知れません。妊娠末期の子宮には分時650-500mlの血流量があること、子宮頚部と 傍**組織の判別が困難で尿管・膀胱損傷を避ける事の難しさがわかりますか(尿管ステントを入れておく)?それを短時間でやるのです(前置胎盤の癒着胎盤ではポローでは止血 できない)。またそのときは、術野は血の海になっています。簡単に的確な判断ができれば救命できると言うべきではありません。
症例の詳細がわかりませんが、まず第1に癒着胎盤の確定診断は病理診断で行われるものであり、MRI、超音波などにより予見できたとする方法も散見できますが、確定できる ものでないことを理解させる必要があります。
基本的に子宮温存は原則です。帝王切開前に、子宮摘出の話ができあがっているのなら、古典的帝王切開後、そのまま摘出でよいと思います。しかし、そこまで話ができあがって いない場合、通常の帝王切開を行い、胎盤の剥離を確かめる必要はあります(この瞬間が魔の時間といえる)。したがって彼が剥離にいったのが、まったく軽率だとは言えません 。本当にどうしょうもないことは、時としてあるのです。

ある産科医の意見です。
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/02/post_1b76.html

産科医減少の兆候
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/shuinsen2/0815.html

http://blog.goo.ne.jp/keep-s/e/7322ce2b3ddf23011c964b5059b37175





妊娠・分娩後の子宮摘出は非常に困難です。ある意味、子宮頚部癌の手術より困難かも知れません。妊娠末期の子宮には分時650-500mlの血流量があること、子宮頚部と 傍**組織の判別が困難で尿管・膀胱損傷を避ける事の難しさがわかりますか(尿管ステントを入れておく)?それを短時間でやるのです(前置胎盤の癒着胎盤ではポローでは止血 できない)。またそのときは、術野は血の海になっています。簡単に的確な判断ができれば救命できると言うべきではありません。
症例の詳細がわかりませんが、まず第1に癒着胎盤の確定診断は病理診断で行われるものであり、MRI、超音波などにより予見できたとする方法も散見できますが、確定できる ものでないことを理解させる必要があります。
基本的に子宮温存は原則です。帝王切開前に、子宮摘出の話ができあがっているのなら、古典的帝王切開後、そのまま摘出でよいと思います。しかし、そこまで話ができあがって いない場合、通常の帝王切開を行い、胎盤の剥離を確かめる必要はあります(この瞬間が魔の時間といえる)。したがって彼が剥離にいったのが、まったく軽率だとは言えません 。本当にどうしょうもないことは、時としてあるのです。

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[434]投稿者:なつこぱぱ
投稿日:2006年02月20日 (月) 20時30分
交通事故の全てが不可抗力ではないですよね。
それと同じように医療も全てが不可抗力では
ないと思うのです。
掲示板の投稿に関しては、一般の素人にとっては
それだけでは正しい見解なのかどうかもわかりません。
ひとつの事件に関してその時の記録やデータ、カルテ
などの資料を見た上での判断していない投稿である
以上一般論の域を出ないものと思われます。
交通事故の場合たとえば酒によって無免許で車を運転
し通学の列につっこみ何人か死亡した事故がありまし
たが、あれは運転者の過失ですよね。
歩行するとき、運転するときに可能な限り注意しても
起こる事故を不可抗力というのです。
交通事故ならまだ一般人にも理解しやすいですが
医療ような極めて専門的ことに関しては一般人には
わかりにくいのです。たとえばポローって解りますか?
だからこそ医者の側、患者の側に極端に偏らず、こう
いったデータを元に判断してくれる医者のコメントが
必要なのだと思います。
掲示板でのコメントにあるような見解に比べて
少なくとも訴訟を起こす前の段階では医療記録からの
データを元にした見解によって不可抗力であったか
どうかは判断されているはずです。
それが絶対に正しいとは言いませんが、少なくとも想像
から判断したものではなく、実際のデータから判断した
ものなのです。



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[435]一郎内科医さんへ投稿者:なつこぱぱ
投稿日:2006年02月20日 (月) 22時24分
書き込みの中で内科医さんは下のように答えてられます。
そこでもうひとつ質問です
実際にカルテなどの医療記録、その他資料を見て医者として
見たときに不可抗力でなかったらどうしますか?
それでも諦めますか?

>Q一郎さんは自分の家族にこのような事態が起こったらすんなり不可抗力だと認められるのでしょうか?
A答え。 僕も研修医時代は産科をやりましたから、産科の大変さはわかります。僕の妻が今回のように死亡したら、すんなり諦めます。訴訟もしません。何度でも書きますが、不可効力です。

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[436]現場を見れば一目瞭然。投稿者:一郎
投稿日:2006年02月20日 (月) 23時55分
 最近は手術中のビデオを撮る所が多いですから、カルテの記載以上にビデオ見れば一目瞭然。カルテは参考程度にしかなりません。帝王切開の助手もしたことありますから、帝王切開の現場は知っています。この症例の場合カルテなどはあまり役に立ちません。ビデオと麻酔記録で十分です。ビデオを撮っていない場合事実を医師に聞けば検討付きます。
 一般の方は母子共に生きて当たり前と思っていますが、今回は何度でも言いますが、不可効力です。
 それと医者仲間ではこの話題で相当議論がなされており、話題沸騰しています。加藤先生は無罪とする医師95%以上です。福島県警富岡署の渡部四郎署長による不当逮捕に対して激怒している医師がほとんどです。過労死してもおかしくない程、長時間奴隷の様にこき使い、そして加藤先生をかばわない病院長、県関係者に怒りの矛先が向いています。医学に素人の警察が、勝ってに一人で帝王切開するなと決めるのは間違い。産科医も足りないのに。
 今回加藤先生が禁固刑に処せられたり、自殺したりすれば、本当に今後産科をする医者は激減します。当然福島ではゼロあるいはそれに近い数字でしょう。全国でも今年産婦人科になる医師はたったの約120人という情報が入りましたが、今回の不当逮捕で産婦人科になるのを辞める人もいるでしょう。120人の産婦人科医全てが産科をする分けではありません。婦人科の癌を取り扱う医師になる人もいます。この人数を都道府県で割った数字が新規に産婦人科医になれば、危機的状況がわかるはず。今後増える見込みはありません。過疎地では産婆さんに取り上げて貰うしかなくなる時代は数年後に来ます。中核都市でも産科医がいなくなる時代は早ければ約10年後です。大都市だってその後はわかりません。今活躍している産科医も大勢辞めたがっています。金持ちはアメリカに行き出産も可能でしょう。台湾当たりでも出産できるかもしれません。お金がない人は自宅分娩になってしまうかも知れません、残念ながら。事実訴訟の多いアメリカの州では産科医がいなくなり、別の州で出産したり外国で出産しなければならなくなった所もあります。検察が今回不起訴にすれば、産科医減少の程度は軽くなりますが、法律改正しない限り産科医の減少は止められません。
 その減少に歯止めを掛けたいというのであれば、あなたが産婦人科医を目指して医学部に入り国家試験に合格して5年程修行すれば力になれるでしょう。

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[437]多忙なのでこれで終わりにします。投稿者:一郎
投稿日:2006年02月21日 (火) 00時00分
他にやることが山程あり投稿はこれで終了です。残業しても仕事が山程溜まっているからです。

医師の掲示板を見たいのであれば次をどうぞ。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1140303938/

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[442]絶対に産科には行かない投稿者:学生
投稿日:2006年02月21日 (火) 12時17分
>交通事故の全てが不可抗力ではないですよね。それと同じように医療も全てが不可抗力ではないと思うのです。(中略)交通事故の場合たとえば酒によって無免許で車を運転し通学の列につっこみ何人か死亡した事故がありましたが、あれは運転者の過失ですよね。

産科のリスクを交通事故のリスクに例えているのに、運転者を医師に設定するのか分かりません。日本語読解能力がないんでしょうか?
交通事故の多発外傷も産科の合併症も医師は全力を尽くすけれども、不可抗力でどうしようもない場合がある。
交通事故が酔っぱらいによっておころうが、複数回の中絶で前置胎盤になったような、どう考えたって事故を起こしたほうに原因があるケースでも医師はただ全力を尽くすだけです。

医師にほんの些細なミスも許さない人は、当然学校の試験でも100点しか取ったことがない人なんですよね?自分が到底できないことを破格に安い時給で、しかも乏しい医療リソースの中で過労死寸前まで働いている者に求めることは少なくとも私には出来ません。
何百リットルでも輸血を用意していて、患者一人に複数の経験豊かな専門医が常時ついていて、あらゆる緊急事態に365日24時間対応できるような医療施設にだったらそれを求めてもいいかもしれません。
そのかわり一日につき数百万単位のお金が必要になるでしょう。そういう意味で質はお金で買えると思います。

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[443]投稿者:血液内科医
投稿日:2006年02月21日 (火) 13時21分
>交通事故の全てが不可抗力ではないですよね。
>それと同じように医療も全てが不可抗力では
>ないと思うのです。

少なくても現時点では加藤医師は犯罪者ではありません。
飲酒運転で歩行者に突っ込んだ人物にたとえるのは妥当とは思われません。

僻地の病院の産婦人科の一人医長で、年間200件のお産・40件の帝王切開をこなすことがどれだけ過酷な労働であるかを理解することがまずあなたには必要だと思います。

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[454]削除されたので、ここに書き込んでおきます投稿者:マイナー科医師
投稿日:2006年02月21日 (火) 20時43分
二十数年前、学生時代の大学病院でも、産科、小児科はつらそうでした。当時の産科の助教授が、産科は無事で当たり前、感謝もされない。失敗したら訴訟、怖い世界だよと教えてくれました。おかげで私は、臨床系ですが、訴訟はかなり少ない科にいます。
産科・小児にいかなくてほんとによかったです。
もし加藤医師が有罪になるようなら、この国から産科が消えても当然かと思います。それだけのことをしてしまったのですよ、関係酒たちは。もうここには書き込みませんから、この文は残しておいてください。さようなら。

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[488]投稿者:内科医師
投稿日:2006年02月22日 (水) 00時38分
 交通事故で、刑事罰を受けた人は、二度と車に乗らないと考えるようです。
 同様に、医療事故にあった医師が刑事罰を受けるのをみて、二度とまじめに全力で治療しないと誓います。
 まじめに、全力で、地域のために、医療を尽くすことにより、確実に犯罪者となるからです。




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