投稿日:2005年04月08日 (金) 12時05分
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ベルさん、こんにちは。海外出産・育児コンサルタントのノーラ・コーリです。 どこの掲示板に書いたらいいのかわからなかったので、 一応医療ソーシャルワーカーとしての立場で考えを述べさせてください。 ケア・ワールドで受ける相談の中には、海外で赤ちゃんが亡くなった、中絶の選択をせざるを得なかった、母親が自殺をはかったなどのケースの中に、帝王切開後の心のケアもあります。からだの傷が心の傷として残ってしまうケースもあります。とりかえしのつかない事態になることもあります。
それでも、どのように受け止めるかだと思います。起きてしまったことに対して、もう二度とその時点に戻ることはできないのなら、今、何ができるか。将来をどう見据えるか。納得するにはどうしたらいいのか。気持ちの葛藤をどう収めたらいいのか。これはひとつのプロセスだと思います。つまり、ゴールまでの道のりを一歩、一歩、段階を追っていくしかないのです。
そのようなお手伝いをする中、やはり納得がいくには、事前の情報がいかに大切かということです。 こちらのHPも、やすべーさんの「くもといっしょ」も、貴重な情報だと思います。 医療側の意見も検討し、自分でも情報をもち、本当の意味での納得こそが、 informed consent なのです。 日本でもじょじょにその意味が理解されてきたように思えます。
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とても貴重なサイトをご紹介いただきありがとうございました。 さっそくそちらのサイトをケア・ワールドにリンクさせていただきます。もしよかったらケア・ワールドもそちらにリンクしていただけたら幸いです。
ノーラ・コーリ |
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